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モノノフ住職のももクロ法話1「未来の不安の減らし方」(教西寺 住職・三宅教道)

2020.05.22

三宅教道みやけきょうどう

家族みんなで、アイドルのももいろクローバーZのファン(モノノフ)をしています。彼女 かのじょたちの「一生懸命 けんめい」に「笑顔えがおとどける」という姿勢しせいに、とても大きな幸せをいただいています。その歌には、素敵すてきな言葉がたくさんあります。ほんの少しだけど、ももクロのみなさんのように、まわりの人たちに幸せをとどけたいとねがっています。

教西寺 きょうさいじ寺院ページ

これから(未来みらい)のことを考えると不安ふあんになる

 わたしは、子どものころから、いろいろなことを心配して、不安ふあんになることがよくありました。その心配の中には、まだ起こっていない未来 みらいのことが沢山 たくさんありました。明日のことも来年のことも、上手うまくできるだろうかなどと、お風呂 ふろでもるときでも心配していました。

 今でも、これからのことで不安ふあんばかりです。「来週のお話は何を話そう」「コロナで世の中はどうなってしまうのだろう」ぐるぐると考えてしまって、心が安らぎません。

その不安ふあんえられる?

 ももクロの歌に次のような言葉が出てきます。

いつか 来るカナシミなら ちゃんと 来るかわからない そんなもののせいで今から グズグズしちゃダメだ ビッと覚悟かくごキメび出して行こう!

ももいろクローバーZ「DNA狂詩曲ラプソディ
(作詞:前田たかひろ・作曲:大隈知宇)

 この歌詞にあるように、自分が心配していることの中には、「ないかもしれないこと」がたくさんあると気づかせていただきました。自分ではどうしようもないことも、いっぱいあるんだって。
 「明日失敗しっぱいするかもしれない」し「失敗しっぱいしないかもしれない」
 「コロナはいつ終わるんだろう」なんて考えても、自分の力ではわかりっこありません。

 自分でえられることと、できないことがあります。
 自分でできることは、「みんなの前でちゃんと話せるか」→「話すことをわすれないように、何回も練習れんしゅうする」のようにして、不安ふあんらすことができます。
 自分でできないことは、心配しても心配しなくてもわりません。だから、考えぎない方がいいんです。

今に目を向ける

 わたしは、「心配しすぎない」ということが得意 とくいではありません。だから、こんなやり方で不安ふあんらせるのではないかと思っています。それは、未来みらいではなく「今」に目を向けることです。「なくすかもしれない」ものではなく「今あるもの」を大切にしたいと思います。
 「今」らしているココ、「今」まわりにいてくれる家族や友だち、「今」きれいにさいている花、「今」っている雨、「今」動いていてくれる心臓しんぞう・・・

 未来 みらい」の不安 ふあんに向けていた目を、「今」に向け、「今」を大切にすることで、心配をらして、心おだやかな時間をやしていきたいと思います。

お寺画像
愛知県名古屋市昭和区
教西寺きょうさいじ
笑顔がつながる 明るい朱色のお寺

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三宅 教道

三宅 教道

浄土真宗本願寺派 教西寺 住職。学生時代からサークル活動でお寺の子ども会を手伝っていました。お寺に戻ってからも、寺子屋、お寺でのお泊り会、影絵劇、小学生のまち探検&中学生の職場体験の受け入れ、PTA会長など、地域の皆さまと共に取り組んでいます。

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