広島市都心部に位置する緑多いお寺
広島市都心部に位置する緑多いお寺
当院は 1619(元和5)年に和歌山藩主・浅野家と共に広島藩に国替えし、広島城京口門近辺に境内地を与えられました。寺紋の「丸に違い鷹の羽」は浅野家と同じ紋です。開基以来400年間、この地に在ります。広島原爆でほぼ全てを焼失しましたが、御本尊と総門信徒過去帳は疎開していて無事でした。都心部に位置しながら、境内地は四季折々の花が咲き、お参りの方々には喜んでいただいております。
見どころ
御本尊(阿弥陀如来木像)
浄土真宗の教えを表現する、前傾姿勢の立像。
菩提樹
都心部では珍しい大きな菩提樹。葉がハート形です。
伝道掲示板
毎日張り替えている法語が評判です。
本堂
お参りしやすい広島市中心部に位置するお寺。
施設・設備
本堂内部
東本願寺阿弥陀堂を模した御内陣。約70畳の参詣席。
寺門・駐車場
大通りから直接入れます。駐車場は最大7台OKです。
境内墓地
個別墓・合同墓はゆったり配置しております。
ペット墓
菩提樹の周りに埋葬します。四季折々の花か咲きます。
歴史
1619(元和5)年8月8日開基
紀州和歌山藩主・浅野長晟が安芸広島藩に国替えとなった時、和歌山城下にあった長覚寺(超覚寺の旧名)も行を共にしました。広島城京口御門の近くに約600坪の土地を与えられ超覚寺は開基しました。
広島市中心部に400年
超覚寺は浅野家上級藩士の菩提寺としての役割を担っていました。寺紋の「丸に違い鷹の羽」は浅野家と同じ紋です。「武門ノ茶」上田宗箇流の宗家として知られる上田家(同時期に広島入りし代々家老として藩主に仕えた)には、江戸時代に超覚寺の住職から宛てられた手紙が幾通も残っています。
戦時中の超覚寺
太平洋戦争が始まると、超覚寺も陸軍の上級将校に宿舎を提供するようになり、毎朝、広島城にある軍司令部から迎えの馬が遣されていました。1945(昭和20)年8月6日の朝も、いつもと同様に数等の馬が超覚寺境内に繋がれていました。
原爆ドームから1キロ地点に位置する
8時15分、原子爆弾投下。地獄絵図の片隅には、黒こげになった哀れな馬の姿もありました。無論、超覚寺も灰燼に帰しましたが、本堂寄宿舎化のため郊外の門徒総代宅に疎開させていた阿弥陀如来木像&総門徒過去帳は消失を免れました。
お参りの方へ
超覚寺は門扉がありませんので、いつでもお墓参りいただけます。お寺にご用のある方は、1階玄関をお訪ねください。樒・線香は常備しております。
寺名(ふりがな) | 林鴬山 憶西院 超覚寺 |
宗派 | 真宗大谷派 |
住職名 | 和田隆恩(わだりゅうおん) |
郵便番号 | 730-0013 |
住所(地図) | 日本、広島県広島市中区八丁堀5−2 (地図) |
電話番号 |
082-221-1234 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
FAX | 082-221-1234 |
ホームページ | http://www.namuamidabutsu.com |
駐車場 | 7台 |
交通 | お車で… 広島市中区八丁堀交差点より北へ白島線電車通り沿い約400m左手。 電車で… 広島電鉄(路面電車)八丁堀電停より北へ白島線電車通り沿い約400m(徒歩4分)。 バスで… 八丁堀停留所より白島線電車通り沿い約400m(徒歩4分)。 |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
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相談時間は平日の10 - 16時になります。