地域の共生社会に貢献する、地域包括ケア寺院を目指しています
地域の共生社会に貢献する、地域包括ケア寺院を目指しています
ともに生き、縁ある方々に見守られながら最期を迎える地域でありたい。この思いを大切に、お寺の持つ様々なご縁や資源をフル活用し、地域の共生社会づくりに資する取り組みを推進しています。地域包括ケアシステムに貢献する、地域包括ケア寺院を目指しています。 様々な取り組みは、「さっとさんが」というコミュニティが中心となって運営されています。「さっとさんが」はサンスクリット語で「良いつながり」を意味し、願生寺では大阪弁で「ええご縁」という意味を込め、取り組みを通じて育まれた良きご縁がどこまでも広がっていくことを願っています。
社会貢献活動
訪問看護ステーション「さっとさんが 願生寺」
地域に住むお一人おひとりが、住み慣れた家と街で最期まで「私らしく」生きることを支援しています。
- 拠点は、沢ノ町駅西側(大阪市住吉区墨江4-4-1)にあります。(願生寺のすぐそばです)
- 株式会社ナースケアと協働で実施している事業です。詳細はお問合せください
- 訪問看護ステーションのチラシはこちら
寺子屋「さっとさんが」 & こども食堂「にじっこすみえ」
学校の宿題や分からない点について、スタッフの大学生が教えてくれます。こども食堂でおいしいご飯も食べられます。お寺でみんなで勉強し、一緒に遊んで過ごしましょう
まちの助産師
お子さまの成長のこと、ご自身の体のこと。妊娠中のお母さんから子育て中のお母さんまで。妊娠・出産・産後のスペシャリストの助産師がお話しを聞かせてもらいます。
- 毎月第1月曜日の10時半から12時半の開催です
- 予約不要、参加無料です
- チラシはこちら
遺族会てのひら
大切な人を亡くされたご遺族のためのわかちあいの会です。お寺の庭を眺めながら、思い思いの気持ちを語り合いましょう
- 毎月第4水曜日10時から開催しています。事前申込は不要です。ご遺族ならどなたでも参加できます
- 毎回5名前後の少人数グループで開催しています。グリーフケアを学んだ専門スタッフが運営しています
- 遺族会のチラシはこちら
医療的ケア児(障害者)のための防災プロジェクト
災害時に、医療的ケア児をはじめとした地域の障害者が孤立しないよう、平時からの地域参加と居場所づくりを目的に行なっています。当事者・行政・地域キーパーソンを巻き込んだ課題抽出に取り組んでいます
- (公財)浄土宗ともいき財団の助成を受けています
- プロジェクトは宗教社会学者、防災コンサルタント、災害看護、在宅看護の専門家チームで推進しています
- 本プロジェクトから抽出された課題に基づき、医療的ケア児のための防災拠点寺院ネットワーク(医ケア防災寺院ネット)を立ち上げました
お寺と教会の親なきあと相談室 願生寺支部
親が面倒を見られなくなったあと、障がいのある子や引きこもりの子はどうやって生きていくか。このような「親なきあと」の問題を、お寺としてともに考える取り組みです。様々な専門家とチームを組み、あらゆる相談にご対応いたします
- 本取り組みは一般財団法人「お寺と教会の親なきあと相談室」と連携しています。当財団は中立性を確保するため、新聞社・仏教タイムスが運営しております
- 成年後見、死後事務委任、ご供養等のご相談だけでなく、障害のある子どもを持つご家族が集まり、交流できる場もつくっています。詳細はお問合せください
- 相談室のチラシはこちら
交通事故防止プロジェクト
願生寺そばの四つ辻は、交通事故(自動車と自転車)の発生件数が住吉区最多となっています。少しでも事故件数を減らすことを願い、行動経済学の知見を活用したプロジェクトを展開しました
- 大阪大学・大竹文雄先生をはじめゼミ生と協働し、行動経済学(ナッジ理論)を活用したポスターを制作して、四つ辻に掲示しました
- 初年度のポスターは二種類のメッセージ(A案:危ない、B案:この先事故多い)を掲示しました。A案の掲示が最も効果があることが分かりました
- 二年目のポスターは「右見ろ」というメッセージと、見やすい掲示場所に変更しました
ご縁の方の声
- 菩提寺の色々な取り組みが新聞に掲載され、とてもうれしいです(檀家)
- お寺から離れている場所に住んでいるので、自分の家の近くでも願生寺のような取り組みを行なうお寺が現れてほしいです(檀家)
- お寺が地域のために様々な取り組みを行なってくれるので、地域に住む人間として安心感があります。特にコロナの中でも人が集まる場を作ってくれるのはありがたいです(地域住民)
- 地域共生や多職種連携等、お寺の未来のあり方を体現していると感じます。地域として必要な取り組みを先取りしていますね(大学研究者)
- お寺がこども食堂の活動を後方支援してくれるのはとても心強いです(こども食堂運営スタッフ)
願生寺の社会貢献について
今までのお寺は「檀家さんのためのお寺」という認識が一般的だったと思います。しかし、今の願生寺は「檀家さんと地域のためのお寺」を意識した活動を展開しています。地域に住まう様々な困難にある方々に寄り添うお寺として発展し、地域とともにある共生社会を目指していくことに貢献していくことを目指します。 様々な活動の原資として、檀家さんからいただいた大切なお布施の一部を活用させていただいています。檀家さんにとって大切な亡き人をご縁としたお布施(浄財)が、様々な困難にある人々の人生を支える清らかな(浄らかな)活動に還流し、その流れが檀家さんの喜び・満足にもつながっていくことを大切にしています。
願生寺では、当寺の活動に共感いただいた方からのご寄付を受け付けております。ご寄付は様々な社会貢献活動に大切に使わせていただきますので、ご寄付をいただく場合はご連絡をいただければ幸いです。
寺名(ふりがな) | 彼國山 称陽院 願生寺(ひこくざん しょうよういん がんしょうじ) |
宗派 | 浄土宗 |
住職名 | 大河内大博(おおこうち だいはく) |
郵便番号 | 558-0043 |
住所(地図) | 日本、大阪府大阪市住吉区墨江4丁目15−15 (地図) |
電話番号 |
06-6671-1860 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
駐車場 | 常設の駐車場はありませんが、お墓詣りや法事の際に境内に2-3台程度停められます。近所にパーキングが多数ありますのでご活用ください。 |
交通 | 南海高野線沢ノ町駅から徒歩3分 阪神高速15号堺線・住之江ICから車で約10分 |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
法要の依頼方法やお布施など、お寺に聞きにくいことをご相談ください。
相談時間は平日の10 - 16時になります。