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真言院の本尊さまに「パイの実」をお供えしている理由(真言院住職・佐藤妙尚)

2020.08.21

佐藤 妙尚(さとう みょうしょう)

1982年8月、真言院の一人娘として生まれる。都留文科大学(文学部・初等教育学科)を卒業し、学習塾に就職。26歳のときに父が死去、27歳で4代目住職に就任。三児の母となり、現在子育て奮闘中。

真言院 寺院ページ


 真言院の本堂のご本尊さまにお供えしているお菓子です。スーパーやコンビニなどでも買えるお菓子だからか、「なんだかお寺らしくない」と言われることがあります。

 実はこれ、ちょっとしたこだわりがあってのチョイスなんです。
 ご本尊さまにお供えしたあとのお菓子、いわゆる「おさがり」ですが、これはお寺の者がいただいているわけではなく、実は行き先が決まっています。
 

 真言院では、本尊さまのお供えは8月と2月の年2回交換します。買いに行くのは近くのスーパーです。 

 買ってきた新しいお菓子を古いものと入れ替えます。

 入れ替えたこちらのお菓子、いわゆる「おさがり」がこちらです。

 この「おさがり」をどうするのかというと…。
 真言院では、お盆にお寺にお参りに来てくれたちびっこたちにおすそ分けをしています。



 お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんと一緒にお寺にお参りに来たことが、少しでもいい思い出として記憶に残ってくれたらいいなと思っています。

 ちなみに2月に入れ替えたお菓子はというと、節分の豆まきで撒いています。

 というわけで、8月と2月のお供え用お菓子の選び方はちょっと違います。

 2月にお供えして8月に下げるお菓子は、お盆のお参りにきてくれたちびっこ達が帰りの車の中で食べられそうなもの。赤ちゃん用も買っておきます。

 怖い顔をした不動明王さまの隣にアンパンマンビスケットのお供え。これも少し違和感があるかもしれませんが、私が思うには、お不動さんもアンパンマンとどっちも優しくて強いよ♪
 
 8月にお供えして2月に下げるお菓子は、豆まきでばら撒けるように必ず「個包装」のもの。

 節分の法要後の豆まきでは、豆だけではなくお菓子もたくさん飛んでくるので(パンやみかんなども!)、子供も大人も世代関係なくみなさん大喜び。節分に来ると元気が出るんだと言ってもらえます♪
 
 本尊さまへのお供えが、のちにたくさんの人の笑顔に繋がっていきます。お寺がこの先もずっと笑顔を作る場所でありたいと思っています。

お寺画像
北海道虻田郡
金胎山 真言院
羊蹄山のように皆様に温かく寄り添うお寺

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佐藤 妙尚

佐藤 妙尚

1982年8月、真言院の一人娘として生まれる。都留文科大学(文学部・初等教育学科)を卒業し、学習塾に就職。26歳のときに父が死去、27歳で4代目住職に就任。三児の母となり、現在子育て奮闘中。

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