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府中で護摩祈願を受けるなら|毎月28日に心を整える普賢寺の護摩(住職・小野常寛)

投稿日:2025.12.08 | 更新日:2026.04.07

最近悪い流れを断ち切りたい。受験や仕事の節目に心を整えたい。家族の健康や厄除けを祈りたい。そんな方に向けて、東京・府中にある天台宗の普賢寺ふげんじでは毎月28日に不動明王の護摩祈願を行っています。初めての方も参加しやすい護摩の場と、その意味をご紹介します。

IT企業などの勤務を経て寺カフェを立ち上げ、また比叡山ひえいざんでの修行を重ねてきた住職・小野常寛おのじようかんさん。護摩祈願を通して、「フレンドリーなお寺」をどのように育てていこうとしているのか、語っていただきました。

普賢寺の護摩祈願には、さまざまな願いを持つ方が訪れます

・最近、悪いことが続いていて気持ちを切り替えたい
・厄除けをしたい
・受験や試験の前に心を整えたい
・仕事や人生の節目に祈りたい
・家族の健康や家内安全を願いたい
・静かな時間の中で、自分自身と向き合いたい

護摩祈願は、ただ願いごとをするだけの場ではありません。炎の前で手を合わせ、自分の願いと向き合い、心を整える時間でもあります。人生の節目や、不安や迷いを抱えるときに、月に一度のよりどころとして訪れる方もいらっしゃいます。

普賢寺の護摩祈願には、おひとりで参加される方も、ご家族やご友人と来られる方もいらっしゃいます。
初めてのお寺、初めての護摩祈願は、どうしても緊張するものです。ですが、普賢寺では、初参加の方でも自然に入っていける空気を大切にしています。「自分も参加してよいのだろうか」と迷っている方にこそ、一度足を運んでいただきたい場です。

護摩祈願の流れ

普賢寺の護摩祈願は、およそ40〜45分ほどです。僧侶が身を清め、諸尊をお迎えし、護摩壇に火を灯して供物を捧げ、真言を唱えながら修法を行います。参列された方は、護摩木に願いを書き、修法の中で自ら護摩壇に納めることができます。最後にはお加持があり、仏さまのお力をいただいてお帰りいただきます。
流れに沿ってご参加いただけますので、初めての方でも安心してご参列いただけます。

毎月28日の護摩祈願の日時や参加方法、護摩札祈願・護摩木祈願の詳細は、祈願ページでご案内しています。⇒護摩祈願の詳細を見る

護摩祈願とは|炎に願いを込める祈り

護摩祈願とは、不動明王の御前で火を焚き、供物とともに願いを捧げる真言密教の修法です。
護摩の炎は、迷いや煩悩を焼き尽くし、願いを仏さまへ届ける象徴でもあります。炎の揺らぎを前にしていると、不思議と気持ちが静まり、自分の願いが少しずつ整っていく感覚があります。

普賢寺の護摩祈願の特徴は、本格的な修法でありながら、初めての方でも安心して参加しやすいことです。
厳かな読経と真言、炎の力強さ、祈りの緊張感。その一方で、初参加でも身構えすぎずに入れる雰囲気があります。
毎月28日に継続して行われているため、人生の大きな節目だけでなく、気持ちを切り替えたいとき、心を整えたいときの習慣として訪れる方もいます。
本格的でありながら、初めてでも安心して参加できる。そこに、普賢寺の護摩祈願の大きな魅力があります。

厄除け・合格祈願・家内安全など、どんな願いを祈れる?

願い事の内容は、家内安全や病気平癒、合格祈願、商売繁盛など本当にさまざまです。誰かの不幸を願うような内容でなければ、どんな願いでも構いません。自分が元気になったり、進学や仕事がうまくいったりすることで、その力を周りの人や社会にも還元していけるような願いであってほしいと、私は思っています。

 実際に、護摩祈願に来られる方からは「心が晴れやかになる」「力をいただいて、また頑張ろうと思える」「毎月来ないと落ち着かない」といった声を多くいただきます。心をリセットしたい、静かに整えたいという思いで、毎月続けて来られる方もいらっしゃいます。護摩の場がその方にとっての心の拠り所や生活のリズムの一部になっているのであれば、住職としてこれほど嬉しいことはありません。

護摩の場に流れているのは、単なる厳かさだけではありません。炎の音、読経の響き、真言の声、堂内の静けさ。そのすべてが重なり、日常とは少し違う時間が生まれます。
護摩木を手にしたとき、自分が本当に願っていることが見えてくることがあります。祈りの時間を通して、願いが整理され、気持ちが静まり、また前を向こうと思える。護摩祈願は、願いを託す時間であると同時に、心を整え直す時間でもあります。 

なぜ普賢寺の護摩なのか

小野常寛(おのじょうかん)

都立国際高校、早稲田大学卒業、米に交換留学。一般企業を経て寺カフェの運営を行う。 2017年 北嶺回峰行初百日満行 2020年 普賢寺43世住職拝命 夢:「世界平和に貢献する国際的な僧侶になること」

普賢寺ページ

 私は2020年、父の後を継いで第43世住職を拝命しました。それまでの経歴は、僧侶としては少し変わっているかもしれません。

 大学の在学中にはアメリカに交換留学も経験し、卒業後は、人事・組織のコンサルタント会社や IT ベンチャー企業で働きました。その後、寺カフェの運営を行う「結縁企画」という会社を立ち上げました。もともと寺を継ぐつもりではありましたが、国際的な視野を持ち、社会のことをよく知っている僧侶になりたいという思いがあったので、まずは社会人としての経験を積みました。そして2007年頃から、本格的に僧侶としての修行をスタートしたのです。

 普賢寺では、「参詣される方の心が豊かになること」を一番大切にしています。寺の名前の由来である普賢菩薩さまは、お釈迦さまの慈悲の象徴だといわれます。本尊の不動明王さまも、内に深い慈悲の心を宿しながら、外側には憤怒のお姿を現される尊格です。その「慈悲」はサンスクリット語でミトラ、マイトリーと言い、もともとの意味は「友」です。

 どんな方にとっても友好的で、慈しみの心をあたためられる「フレンドリーなお寺」でありたい。それが、私の願いです。

 その一環として寺カフェの活動なども行い、お寺と人々の日常が出会う入口を広げてきました。最近では、外国の方が写経や護摩祈願などに参加される機会も増えてきています。

 今後、特に力を入れていきたいと考えているのは「場づくり」です。宿泊ができたり、勉強会や学びの場が開けたりするようなスペースを整えて、日本仏教の精神性や教えを、より深く味わっていただけるプログラムを用意したいと思っています。

 単に一度お参りして終わり、ということではなく、継続的に学び、対話し、自分自身と向き合う時間を持っていただけるような場にしていきたいのです。

 護摩祈願の炎の前で、自分の願いと静かに向き合う時間は、誰にとっても日常から一歩離れて、自分自身と深く出会い直す機会になるはずです。その体験を通して、心が少しでも豊かになり、明日からの一日一日を、少し軽やかに、生きやすく過ごしていただけたら嬉しく思います。

お寺画像
東京都府中市
普賢寺
護摩祈願は、毎月28日に行われています。日時・申込方法・アクセス・護摩札祈願の詳細は…

祈願ページをご覧ください

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