北条時頼公ゆかりのお寺 最明寺
北条時頼公ゆかりのお寺 最明寺
当山は1221年(承久3年)頃の創建、およそ800年の歴史を持つお寺です。北条時頼公をはじめとする鎌倉幕府の庇護を受けた善光寺如来を中心に、地域に根差したお寺として法灯を受け継いで参りました。境内は、桜や牡丹、蛍、秋の紅葉など五感で四季が感じられる素晴らしい環境です。娑婆の喧騒からすこしだけ離れて、お気軽にご来山ください。こころの中の仏さまが見つかったときあなた自身が仏さまです。きっと「こころが豊かになる」ことでしょう。
見どころ
御本尊 不動明王
真言宗の根本仏「大日如来」の化身です
善光寺如来(お前立)
最明寺の原点。長野の善光寺如来の分身として北条時頼公も信仰されました
弘法大師像
篤信者の志を受け、平成24年に約1年かけて修復されました。江戸前期の作
季節の花が咲き、鳥のさえずりが響く境内
桜や紅葉、蓮の花など四季の移ろいが感じられる境内
施設・設備
本堂
江戸時代にこの地で育まれた欅の柱で建てられました
善光寺堂
御開帳・護摩法要のときには参詣者で賑わいます
客殿
法要、葬儀の御斎等、多目的にご利用いただけます
鐘楼堂
関東大震災の後、昭和2年に再建されました
歴史
善光寺如来の夢告げを受けた源延上人
当山開山の浄蓮房源延は源氏の家臣の家に生まれ、深く顕密二宗に通じていたと云います。往生浄土を求めて何度も信州善光寺にお参りしていた上人は如来の夢告げを受けて善光寺如来の分身を鋳造し、松田庶子山(現在の最明寺史跡公園)に安置しました。
鎌倉幕府の庇護
五代執権北条時頼公は善光寺如来を大変信仰され、寺領を寄進して寺は大いに栄えたといいます。その後、応仁の戦乱を経て寺は荒廃し、現在の金子の地に移り、再び伽藍を整えます。
地域に根付いた「おぜんこっさん」として
江戸時代になると、辰年毎の善光寺如来の御開帳が始まり、毎回多くの方が「おぜんこっさん」とのご縁を結びにお参りされたといいます。諸々の事情により昭和51年の御開帳を最後に途絶えており、復活が待たれます。
「こころが豊かになるお寺」を使命として
近年、人々の生活は大きく様変わりしました。変化し続ける世の中に寄り添い、お寺が担ってきた使命を果たすため新たな一歩を踏み出したところです。これから皆さまと新たな足跡を刻んでいきたいと考えております。
お参りの方へ
お参りの際は庫裏にお声がけください。住職、寺族がご案内致します。御朱印をご希望の方は事前にご連絡ください。
寺名(ふりがな) | 如意山 最明寺(にょいざん さいみょうじ) |
宗派 | 東寺真言宗 |
住職名 | 加藤宥教 |
郵便番号 | 258-0019 |
住所(地図) | 神奈川県足柄上郡大井町金子3315番地 (地図) |
電話番号 |
0465-82-0815 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
FAX | 0465-82-0815 |
ホームページ | http://saimyouji.or.jp/ |
駐車場 | 15台 |
交通 | お車で 東名高速道路 大井松田ICより約5分 電車で JR御殿場線相模金子駅より徒歩15分 小田急線新松田駅よりバスまたはタクシーをご利用ください バスで 富士急バス「渥美医院前」より徒歩5分 |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
法要の依頼方法やお布施など、お寺に聞きにくいことをご相談ください。
相談時間は平日の10 - 16時になります。