先人が護 ってきた歴史・伝統を大切に。今を生きる方が心を傾 ける寺
先人が護 ってきた歴史・伝統を大切に。今を生きる方が心を傾 ける寺
大龍寺 は福島県白河市の中心部から少し山間部に入った地にあります。現在は交通の便がよく、白河の中心部に行くにも車で10分もかからない便利なところになりました。 山々と田園風景の中にある境内 の各所には、これまでの歴史にふれることができる宝物 や建造物がございます。
大龍寺 は戦争や幾度とない震災に見舞われながらも、多くのご協力により再建してきました。檀徒 ・地域住民と共に生き、苦難を乗り越えてきた寺と言えます。地域住民の心の拠り所として再建・復興の歴史を繰り返し現在に至っております。だからこそ、その歴史・場を守ると共に、今を生きる方が心傾けられる寺として、共に生きる寺としてあり続けたいです。
東谷山 大龍寺カレンダー
見どころ
ご本尊 釈迦如来 木造 坐像
明治25年、戊辰 戦争で焼失した本堂の再建にあわせて造立されました。
殿鐘
延享 元年(1744年)に鋳造 。第二次世界大戦の際に供出 されましたが、終戦をむかえて幸いにも大龍寺へ里帰りしました。
幕末 の剣豪 森要蔵 の墓
北辰一刀流 千葉周作 の門、神田 お玉ヶ池 の千葉道場四天王 の一人と称された幕末の剣豪。戊辰戦争で散り、静かに眠っています。
十一面 千手 観世音 菩薩像
行基 作・ご開基 の守り本尊 と伝えられています
施設・設備
本堂
本堂はイス席をご用意しておりますので正座が出来ない方も安心してお参りいただけます。冷暖房完備
位牌堂
江戸時代延宝 9年(1681年)造立 のご本尊・地蔵菩薩 が見守ってくれています
永代供養塔
ご本人からの生前申し込み、ご家族や関係者からの遺骨の受け入れも可能です。
客殿
法事の控室、多目的スペースとして利用できます。
歴史
平安の古 より続く、地域住民の拠り所
平安時代、覚法 という僧が当地に寺院を建立 するにあたり、白川城主の家臣・安良 勘解由使 の寄進 により開創 されました。勘解由使 とは当時の高官役職です。
400年前に曹洞宗 大龍寺として再建
安良 勘解由使 の法号 、長福寺 殿 大安 善龍 大居士 により長福寺と号しておりましたが、のちに大龍寺とあらためました。現在の場所には慶長 9年、江戸時代初期に移転されました。旧寺院跡地には寺窪 、安良田 としてその歴史が残っております。
戊辰 の勝敗をわけた白河口 の戦いの舞台
戊辰戦争の白河口の戦いの一つ、戸の内の戦いで散った剣豪 ・森要蔵 が眠るお寺としても知られています。平成30年6月には80年ぶりとなる要蔵さんを偲 ぶ戊辰150年の戦没者 慰霊法要 が行われました。
戊辰戦争からの再建。水害や大震災からの復興
戊辰戦争による寺院の焼失から、明治24年に本堂が再建。土蔵 造りの本堂には、火災で二度と消失しないようにという当時の人たちの想いが込められています。戦争や幾度とない震災に見舞われながらも、地域住民の心の拠り所として再建・復興の歴史を繰り返し現在に至っております。
ご縁の方の声
- 子どもの頃からの遊び場でした。(檀徒・70代男性)
- 境内はいつも綺麗に掃除されていて、お参りすると心が洗われます。(60代女性)
- 本堂にて法要のあとにお墓参りをして、その後に客殿で会食ができて助かりました。皆で楽しく食事ができました。(檀徒・50代女性)
お参りの方へ
住職と副住職の二人三脚で日々のお寺を運営しておりますが、お参りなどで日中は留守の場合がございます。お手数をお掛けいたしますが、事前にお電話等でご連絡いただけると幸いです。
寺名(ふりがな) | 東谷山 大龍寺(とうこくさん だいりゅうじ) |
宗派 | 曹洞宗 |
住職名 | 内藤信光(ないとうしんこう) |
郵便番号 | 961-8001 |
住所(地図) | 福島県西白河郡西郷村羽太狸屋敷164 (地図) |
電話番号 |
0248-25-3507 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
FAX | 0248-25-3526 |
ホームページ | http://dairyuji.jp/ |
駐車場 | たくさん有ります |
交通 | お車でお越しの方 ①白河I.Cから4号線に入り、「子安森交差点」を左折し北上。 ②白河中央I.Cから294号線を南下。「薄葉交差点」を右折して4号線に入り西へ。「米村道北交差点」を右折し北上。 |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
法要の依頼方法やお布施など、お寺に聞きにくいことをご相談ください。
相談時間は平日の10 - 16時になります。