「7676」車は、安全運転で行こう!(宝泉寺 住職・伊藤信道)
2020.05.03
伊藤信道(いとうしんどう)
1955年(昭和30年)津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。
ぽかぽか陽気の日に、田舎の道をクルマで走る。信号もない一本道だから、ストレスなくて気持ちいい。
前を走っているクルマが、減速を始めた。ウン、どうしたのかな。
それは、横断歩道で歩行者がいたから。歩行者は、軽く会釈をしながら、渡りました。
おお、親切な(当たり前かな)運転手さんだなって思いながら、そのクルマのナンバーを見ると「7676」。
ウインドウ越しに見えるその頭は、丸坊主。これは、同業者かも。
お寺のあるある。「7676」ナンバーは僧職の車
「7676」ナンバーは、僧職のクルマであることが多い。お寺の世界の「あるある」です。
実はうちのクルマのナンバーは、「7676」。
ご近所のお寺も「7676」。
親戚のお寺も「7676」。
あっちの寺も、こっちの寺も「7676」ナンバーにあふれています。
仏さまに帰依をするという意味の南無は76。
つまり、7676は南無南無(ナムナム)です。
横断歩道で停止した「7676」ナンバーのクルマに、ナムナム!をして私も発進。
「7676」車は、安全運転!で行こう。