まいてらの歩き方 第4回「お寺の見どころを知ろう!」
2016.08.10
『まいてら』をガイドする特集記事、『まいてらの歩き方』。第4回は、寺院ページの花形ともいえる、「見どころ」タブをみてみましょう。
お寺のイチオシ!「見どころ」タブ
タブ一覧の中から「見どころ」をクリックしてみましょう。一番上に、各寺院の「見どころ」に関する住職(または副住職)からのご紹介が出てきます。
「お寺としてのイチオシは何なのか?」ということが、お寺側の立場から語られています。古くからのお寺であれば、歴史が挙げられることが多いでしょう。新しいお寺であれば施設や設備の充実が魅力であることも。宗派や地域性が「見どころ」に影響することもあり、お寺ごとの違いに目をむけると面白いです。
4つの「見どころ」と「施設・設備」
お寺ごとに4つまでに絞り込んだ「見どころ」写真が掲載されています。「見どころ」として指定する内容にルールはありません。歴史的に価値のある仏像や山門等の有形物もあれば、お寺を取り巻く自然環境であったり、「お寺にお参りに来られる多くの方がたが見どころです」と仰る場合もあり、様々な「見どころ」が楽しめます。
「施設・設備」には、お参りに来られる方への配慮があらわれます。例えば、車いすの方でも本堂まであがれるようなスロープや、長時間の法要の時には椅子もお出しします等。それぞれのお寺の気づかいが見えてくるコーナーでもあるのです。
新旧さまざまなお寺ごとの「歴史」
古い歴史を持つお寺では、教科書に載っているようなあっと驚く人物との関係性が語られることもあります。またはそんなに有名ではなくとも、地域の人なら知っているような人物のお墓があったりと、その土地に根付くお寺ならではの由緒があります。
新しいお寺では長い歴史が語られることはありませんが、それでもお寺ができるには始めた方の「思い」があるわけですし、お寺を迎え入れた土地や人々とのつながりなど、知ればなるほどと思える沿革があるのです。
ご縁の方が語る、お寺の「見どころ」
ここでは、日頃お寺によく聞こえてくる「声」が掲載されています。お寺として思っている「見どころ」とはまた違った、受け手視点からの「見どころ」が見えてくるかもしれませんね。実際にお寺に足を運んでいる人だからこそ、その声には説得力があります。(「ご縁の方の声」を掲載していないご寺院もございます。)
お寺から、お参りの方へのメッセージ
『まいてら』寺院ページの掲載項目を検討している段階で、お寺好きの若い女性に意見を聞いてみたところ 「お寺に用事があったとしても、どこを訪ねればよいかわからない」 という声がありました。多くのお寺は、「ご用の方はインターホンでお尋ねください」というスタンスなのかと思います。お寺をよく知る檀家さんであれば気軽にピンポンできますが、そうでない場合はなかなか勇気のいるもの、、、。
逆にお寺側の立場としても、お寺でありながら居住空間でもあるわけですから最低限の常識的なルールを守った上で訪ねていただきたいという思いもあるはずです。そこで、『まいてら』にはお寺からお参りの方へのメッセージを書ける欄をご用意しました。
もし。「見どころ」を読んでみて「このお寺にお参りしたい!」と思った方は、この欄をご参照の上お参りください。
次回はお寺で行われている「お祝いごと」にスポットを当てていきます。(第5回へ続く)
★ 『見どころ』タブをまとめて読みたい方はコチラ
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