「永久鎮居」から久居と名づけられた町ができて350年
「永久鎮居」から久居と名づけられた町ができて350年
妙華寺は、寛文9年(1699)に津城下の南の野辺野に造成された「永久鎮居(えいきゅうちんきょ)」(末永くおだやかに住める場所)から「久居」と名づけられた城下町に藤堂家の姻戚寺院として寺領をいただき、真宗高田派の寺院として創建されました。
見どころ
高田本山からの拝領仏 阿弥陀如来立像
創建時、慈覚大師真作とされる阿弥陀如来立像を拝領
青巖寺からの秘仏 阿弥陀如来坐像
二代融海が、恵心僧都作の阿弥陀如来坐像を持参
高田の本寺の一光三尊仏像(模刻)
江戸時代高田の本寺の一光三尊仏を模刻した木造の像
報恩講の時にお掛けする親鸞聖人絵伝
高田派18世圓遵上人花押 絵所 藤原佐助筆
施設・設備
文久3年に再建された本堂
現在の本堂 平成16年に国の有形登録文化財に指定
戦時中の金属供出から戻った創建時の鐘楼
寛保4年に 津市の鋳物師 辻越後藤原種成が作製
創建当時からの山門
文政4年の久居の大火で、お寺で唯一残った建造物
妙華寺会館
4間×4間半の広さで葬儀や様々な行事にご利用できます
歴史
津の南の野辺野台地にできた新しい町のお寺
久居は、藤堂高虎の孫の高通が、寛文9年(1699)に津城下の南の野辺野と言われる高台に「永久鎮居」(末永くおだやかに住める場所)から「久居」と名づけた城下町を造成し、西暦2019年で350年になります。
藤堂家の姻戚寺院として寺領をいただく
新しい町造りの中で、鬼門に当たる位置に、藤堂家の菩提寺と高田本山のご法主と姻戚関係のある真宗高田派の寺院として寺領が与えられ、多くの先達のご尽力の元、この地で寺院活動を続けています。
空へ羽ばたく夢を 本堂の屋根から飛行機を
空へ羽ばたくことを夢見た人の一人として、江戸時代の久居藩に国友さんがいました。久居の郷土資料の『藤影記』の「飛行機の失敗」と言う話ですが、国友さんが飛ぼうとした場所が、妙華寺の本堂の屋根からでした。
新たな時代に向かってのお寺
350年を迎えるお寺にも幾度も困難な時期がありました。その課題を先達の方々が智慧を出し合い今のお寺があります。お寺を取り巻く課題に今を生きる皆様と一緒に智慧を出し合いお寺のあり方を探していきます。
ご縁の方の声
- 境内並びに墓地は整然としており、季節の花が美しく咲いている。
- 歴史的に古く庶民に親しまれて来たお寺である。
寺名(ふりがな) | 寂陽山(じゃくようざん) 法苑院(ほうおんいん) 妙華寺(みょうけじ) |
宗派 | 真宗高田派 |
住職名 | 中川(なかがわ) 和則(わそく) |
郵便番号 | 514-1121 |
住所(地図) | 日本、三重県津市久居二ノ町1743 (地図) |
電話番号 |
059-255-2846 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
FAX | 059-255-2846 |
ホームページ | http://www.myoke-ji.com |
駐車場 | 一般車両15台・山門西に福祉車両用駐車場3台 |
交通 | 電車で近鉄久居駅より南へ700m(津市久居中央公民館手前)(徒歩でおよそ7分)・車で久居ICから東南へ約2km(およそ5分) |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
法要の依頼方法やお布施など、お寺に聞きにくいことをご相談ください。
相談時間は平日の10 - 16時になります。