節分、寒中托鉢、法話、ハスの花仕事。2月のお寺行事・イベントまとめ。
2017.01.30
節分は「季節の分かれ目」の日。江戸時代以降は、特に立春の前日を「節分」と呼んで、寺社や家庭でさまざまな行事が行われるようになりました。「鬼は外、福は内」などと豆をまくのは、「豆には魔除けの力があり鬼を打ち払う」「豆に厄を移して落とす」などの理由からはじまった風習だそうです。いずれの時代においても、厄を祓って無事に新しい季節を迎えたい思いは同じ。不安なとき、無事を祈りたいときに、お寺や神社にふと足が向いてしまうのも、昔も今も変わらぬ人のいとなみなのかもしれませんね。
旧正月も明けて、新しい年がはじまりました。安穏な一年を祈り、静かな気持ちで今を見つめる時間をお寺で過ごしてみませんか?
安穏な一年を過ごせますように。妙昌寺で『節分星祭り』
兵庫県・尼崎市の妙昌寺では、節分の日に星をつかさどる妙見菩薩に厄除け、家内安全、身体健全などを読経祈念する「節分星祭り」を行っています。魔事魔障なく安穏な一年になりますよう加持(かじ)祈祷(きとう)していただけます。
それぞれの星(生まれ年)によって良い運気、厄の多い運気があるそう。祈祷札を頂くことで、神仏の御加護を頂戴し、気持ちを穏やかに前向きに一年を歩むことができるとよいですね。法要後には、福引と、粗供養に福豆を用意しております。どうぞご参拝ください。
妙昌寺・節分星祭り
2月3日(金)10:00~
場所:兵庫県尼崎市大島1丁目30-17 国龍山 妙昌寺
星祭り祈祷料:お一人1,000円より(※事前申込必要)
お問い合わせ:06-6416-6973
津島市の冬の風物詩『寒中托鉢行』
毎年、寒中の頃の早朝、津島市内にて寒中托鉢行を勤めています。一軒毎に、門付け(家の玄関前にてお経の言葉をお唱えすること)をしながら、回っています。 集まりました浄財は、主に国際協力活動や自然災害の緊急支援に充てています。みんなが、しあわせでありますようにと念じています。
津島市・寒中托鉢行
1月4日~2月4日 6:35~8:00頃
場所:旧津島地区各地(愛知県津島市池麩町2番地)
若手僧侶たちの法話が聴ける『西岸寺 法話会』
京都若手僧侶法話勉強会「こんぱす」の皆様をお招きして、ご法話をいただきます。ご法話の後は、お茶とお菓子を楽しんでいただける茶話会もあります。お気軽にご参加下さい。
西岸寺 法話会
2月10日(金)13:00~15:00
場所:京都市伏見区 法性寺小御堂 西岸寺本堂
定員:約40名
参加費:なし(申し込み不要)
『白隠禅師シンポジウム』テーマは「白隠さんと私」
日本臨済宗の中興の祖とされ、五百年に一人の名僧と称される白隠禅師。
一万点を超えるとも言われるユニークな禅画を描かれ、一般庶民への幅広い禅の普及につとめられただけではなく、弟子たちへ向けても漢文語録を多数残されています。
その中の代表作である『荊叢毒蘂(けいそうどくずい)』を、白隠研究の第一人者である芳澤勝弘氏に紐解いていただきます。
また、江戸時代に初めて「健康」という語句を世に打ち出した白隠禅師の仮名法語である『夜船閑話』を、横田南嶺老師にご解説いただきます。最後はお二人に対談していただき、白隠禅師が伝えたかった禅への強い思いに迫ります。
白隠禅師シンポジウム
2月18日(土)午後4時〜6時
場所:東京都千代田区 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル)
定員 600名
参加費 1,000円
お申し込み方法 Webフォームより(リンク)
お問い合わせ先 電話:東京禅センター TEL 03-5779-3800 (月~金 9:00~17:00)
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。入場料は当日、受付にてお支払いください。
蓮の花、咲かせませんか(^ ^)『お寺の花しごと~ハスの花~』
伊豆のハス寺正蓮寺では、毎年二月にハスの植え替え作業を行います。50名くらいのお檀家さんと一緒になかよくワイワイ作業してくださる方を募集しています。専用の手袋は、お寺でご用意しますので、長靴着用・汚れていい格好でご参加ください。ハスをご自宅で育ててみたい方には、作業後にレンコンと土をお分けします。(蓮料理振る舞い・お土産レンコンあり)
正蓮寺・お寺の花しごと~ハスの花~
2月26日(日)9:00~11:30頃
場所:静岡県伊豆の国市 正蓮寺境内(駐車場あり)
定員:60名程度
申し込み方法:お寺にお電話でお申込みください。
電話番号:055-948-1366
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