<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	xmlns:gnf="http://schemas.google.com/news/2008"
>

<channel>
	<title>まいてら新聞 &#8211; まいてら</title>
	<atom:link href="https://mytera.jp/paper/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://mytera.jp</link>
	<description>安心の寺院・僧侶紹介。あなたにピッタリの探し方</description>
	<lastBuildDate>Thu, 19 Mar 2026 07:00:58 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	
	<item>
		<title>「園長先生は世界一の力持ちに！」夢を追う姿を園児に見せ続ける（龍泰寺住職・宮本覚道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/ryutaiji71_20231111/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Nov 2023 02:16:43 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=35259</guid>

					<description><![CDATA[　龍泰寺りゆうたいじの宮本覚道みやもとかくどう住職（岐阜県・曹洞宗）は、幼稚園の園長先生、パワーリフティングでアジアチャンピオンと、さまざまな顔を持つだけでなく、『男梅顔天下一決定戦』や『H1法話グランプリ』など、「した [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em><ruby>龍泰寺<rt>りゆうたいじ</rt></ruby>の<ruby>宮本覚道<rt>みやもとかくどう</rt></ruby>住職（岐阜県・曹洞宗）は、幼稚園の園長先生、パワーリフティングでアジアチャンピオンと、さまざまな顔を持つだけでなく、『男梅顔天下一決定戦』や『H1法話グランプリ』など、「したい！」と思ったことに次から次へとチャレンジしています。そのモチベーションの源泉は？　話を聞いてみると、園児からのあるひと言がきっかけだったようです。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/90051658cbd76bbc56d4496dcc400ade.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">宮本 覚道（みやもと かくどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1978年生まれ。慶應大学卒業、駒澤大学大学院修了後、永平寺・總持寺の両本山で修行。龍泰寺住職。あかつき幼稚園園長。現役のパワーリフティング選手でアジアチャンピオン＆日本記録保持者にも。東海管区センター布教師。保護司。認定心理士。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>龍泰寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">園児に宣言「世界一の力持ちになる」</h2>
<p><em>　</em>こんにちは。宮本覚道です。幼稚園の園児たちからは「かくどう先生」と呼ばれています。<br />
<em>　</em>子どもたちには「はやく大人になりたい」と思ってもらいたい。そんな想いから、まずは自分から率先して、夢を掲げて、真剣に取り組んで、存分に楽しむようにしています。</p>
<p><em>　</em>もちろん、はじめからそんなことができたわけではありません。夢だったプロ野球選手になれないと分かった時も「自分はお寺を継がないといけないから…」と自分自身をごまかしていました。</p>
<p><em>　</em>幼稚園に関わりだした頃のことです。私はしきりに夢を持つことの大切さを園児たちに説いていましたが、ある園児から「夢って本当に叶うの？」と聞かれた時に、「叶うんだよ」と自信を持って答えられない自分がいました。</p>
<p><em>　</em>その時に、私は「借り物のことば」で園児に向き合っているのだなと気づかされました。</p>
<p><em>　</em>借り物ではなく、自分の中から出てきた血の通ったことばを園児たちに語りかけるには、自分自身が夢を持ち、それを叶える努力をしなくてはならない。そうして始めたのがパワーリフティングです。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-35264" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/399764941_343723104974788_7521216222978462762_n.jpg" alt="パワーリフティング" width="960" height="640" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/399764941_343723104974788_7521216222978462762_n.jpg 960w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/399764941_343723104974788_7521216222978462762_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/399764941_343723104974788_7521216222978462762_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/399764941_343723104974788_7521216222978462762_n-600x400.jpg 600w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></p>
<p><em>　</em>2009年頃から始め、園児たちに「世界一の力持ちになる」という夢を語りながら、毎日重いバーベルを持ち上げました。地道なトレーニングのおかげさまで、アジアチャンピオンを勝ち得ることができました。世界大会では惜しくも2位。いまも夢である世界チャンピオンを目指して日々バーベルを持ち上げられているのは、「夢に向かってがんばることって、楽しそう」と園児たちに感じてもらいたいとの想いからです。</p>
<figure id="attachment_35312" aria-describedby="caption-attachment-35312" style="width: 960px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" class="size-full wp-image-35312" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/371535448_312185191612531_7533712915568439674_n.jpg" alt="表彰台" width="960" height="549" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/371535448_312185191612531_7533712915568439674_n.jpg 960w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/371535448_312185191612531_7533712915568439674_n-300x172.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/371535448_312185191612531_7533712915568439674_n-768x439.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /><figcaption id="caption-attachment-35312" class="wp-caption-text">2019年世界マスターズパワーリフティング選手権大会での表彰台</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">「男梅」も「H1法話グランプリ」も真剣です！</h2>
<p><em>　</em>グミやキャンディで有名なノーベル製菓による『男梅天下一決定戦』にもエントリーして、こちらでもありがたいことにグランプリをいただきました。</p>
<p>「絶対に一番多く表を入れてもらうんだ！」と、TikTokやX（旧Twitter）などのSNSを駆使するだけでなく、お檀家さん、保護者さん、友人や知人、宗派内の方々など、たくさんの方に投票をお願いして回りました。たとえ遊びだと思われても、やるからには常に真剣に取り組みます。その方が楽しいからです。</p>
<p><em>　</em>そして、『H1法話グランプリ2023』への応募は、お坊さんとしての大きな挑戦です。予選会を通過して、2023年12月2日に『なら100年会館』で行われる本選のステージに立たせていただきます。</p>
<p><em>　</em>1500人もの聴衆を前にして、どれだけ血の通ったことばを話せるか。この貴重な機会を真剣に楽しんでこようと思います。<br />
<em>　</em></p>
<h2 class="c_header_post-b">真剣にやることで心が<ruby>調<rt>ととの</rt></ruby>っていく</h2>
<p><em>　</em>わたしは禅宗のお坊さんなので、禅の教えにからめてお話ししますと、なにごとも真剣に取り組むことで心が<ruby>調<rt>ととの</rt></ruby>うというのは、遊びも、仕事も、禅の修行も、同じです。</p>
<p><em>　</em>禅では、坐禅だけでなく、食事や、掃除や、日々しなければならない目の前のことに対して全集中することを大切にしています。好きなことも、イヤなことも、真剣に取り組むことで、やりきったあとに心がスッキリするものです。</p>
<p><em>　</em>もちろん、イヤなことよりも好きなことの方が、真剣になりやすいですよね。ですからまずは、大人も子どもも、「したい！」と思ったことにチャレンジしてもらいたいです。なぜなら、自分の中から湧き上がる想いに対して素直に生きていくことは、自己肯定そのものだからです。</p>
<p><em>　</em>もちろん、がんばってもうまくいかないこともあるでしょう。でも大丈夫です。うまくいかない時はまわりの力を借りてもいいし、新しい夢にトライしなおしてもいいんです。大事なのは、夢に向かって真剣に取り組むことそのもの。その瞬間、私たちは輝いているし、その時間を楽しく感じているはずです。</p>
<p><em>　</em>まずは私たち大人から、したいことやしなければならないことに真剣に取り組み、それを存分に楽しみましょう。そしてその姿を子どもたちに見せることが、何よりの教育ではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>私は毎朝、子どもたちに会えるのが楽しくて幼稚園に通っています。今日も存分に、子どもたちと真剣に、楽しい時間を過ごしてきます。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-35267" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/377238785_2439855459532315_3969779368483943206_n-1024x768.jpg" alt="" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/377238785_2439855459532315_3969779368483943206_n-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/377238785_2439855459532315_3969779368483943206_n-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/377238785_2439855459532315_3969779368483943206_n-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/11/377238785_2439855459532315_3969779368483943206_n.jpg 1440w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/6c6891d34c122794828082fd6d95cb73.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">岐阜県関市</div><div class="c_tera__title-a">龍泰寺</div><div class="c_tera__txt-b">龍のエナジーと天狗のパワーが棲む処</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Thu, 19 Mar 2026 07:00:58 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>布施行について（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji32_20260306/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Mar 2026 11:37:59 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=41200</guid>

					<description><![CDATA[　布施ふせとは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、無財むざいの七施しちせの教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em><ruby>布施<rt>ふせ</rt></ruby>とは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、<ruby>無財<rt>むざい</rt></ruby>の<ruby>七施<rt>しちせ</rt></ruby>の教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験とともに考えます。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">布施とは何か ― 仏教における意味</h2>
<p><em>　</em>布施は、仏教での大切な徳目の一つです。布施はダーナ(dāna)とも言います。ダーナとは「与える」とか「支援する」という意味で、ダーナを語源にする言葉は「旦那」とも言われています。つまり、パトロンのように、相手の生活を支援したり面倒を見る意味として用いられています。<br />
<em>　</em>血液・臓器などの提供者ことを英語ではドナー(donor)と呼びますが、これも寄贈者・施主と語源が一緒であると言われています。<br />
<em>　</em>布施は、実社会の中では、僧侶への<ruby>施<rt>ほどこ</rt></ruby>しのことを意味されがちですが、相手への優しい言葉も、和らいだ笑顔も、電車の座席を譲ることも、困難に直面している人に手を差し伸べるのも、相手への布施となります。ですから、非常に広範囲な行いが布施となります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">財産がなくてもできる布施</h2>
<p>「無財の七施」という布施があります。財産がなくても行える７つの布施のことです。</p>
<p>・眼施（げんせ）：優しい眼差しをもって相手に接すること。そうすると、周囲の雰囲気が明るくなっていきます。</p>
<p>・和顔悦色施（わげんえっしょくせ）：底抜けに優しい笑顔で相手に接していくこと。むすっとした顔よりは、笑顔の方が心が安らぎます。</p>
<p>・言辞施（ごんじせ）：思いやりのある言葉を相手にかけること。一番基本的な言葉は「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」なのでしょう。</p>
<p>・身施（しんせ）：身体を使って、他人や社会のために奉仕すること。困っている人の助けをしたり、ボランティア活動に参加したり、色んなことが出来そうです。</p>
<p>・心施（しんせ）：心から感謝の言葉を述べること。ここで大切なことは、相手にしてやったという心を持たずに、私がさせてもらったのだという思いにたつことです。</p>
<p>・床座施（しょうざせ）：場所や席を譲り合う親切。電車で身体の不自由な方に席を譲ったり、地位や立場などを譲ることも入りそうです。</p>
<p>・房舍施（ぼうしゃせ)：訪ねて来る人、求めて来る人があれば、一宿一飯の施しをして、その苦労をねぎらうこと。</p>
<h2 class="c_header_post-b">寺院だからできた布施の実践</h2>
<p><em>　</em>平成十二年の東海豪雨の時に、私が住職を務める宝泉寺の２階大広間を、全国から集まってくるボランティアの無料宿泊所にしました。名古屋では東海高校の講堂を開放して無料宿泊所となっていました。これには西は神戸、東は横浜から来たボランティアが宿泊してくれました。これは、お寺という設備だったから実現できたのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>布施は、仏典にしたがいますと、施す側・施される側・施すものの３つが、<ruby>清浄<rt>しようじよう</rt></ruby>でなければならないといいます。布施をする側の行いも大切になりますが、布施を受ける側も、心清らかに相手の思いを受けることが大切になってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">布施にならない行いとは何か</h2>
<p><em>　</em>布施をする側について『<ruby>倶舎論<rt>くしやろん</rt></ruby>』には、布施になるようで布施にはならない７つの行いが記されています。これがけっこう厳しい中身になっています。</p>
<p>・随至施（ずいしせ）：相手から、して欲しいです・下さい・恵んで下さいと、しつこく言われるので、仕方なくする施し</p>
<p>・怖畏施（ふいせ）：納得は出来ないけれども、それをしないと具合が悪くなることを恐れてする施し</p>
<p>・報恩施（ほうおんせ）：以前に相手から受けた恩に報いるための施し</p>
<p>・求報施（ぐほうせ）：いま、この施しをしていくと、きっといつかはお返しが来るに違いないと、お返しを期待してする施し</p>
<p>・習先施（しゅうせんせ）：以前から習慣として行われてきたり、前例に従ってする施し</p>
<p>・希天施（けてんせ）：いまこれをしておけば、いずれは天界に生まれるであろうと期待してする施し</p>
<p>・要名施（ようみょうせ）：これをすれば、自分の名声が高くなっていくことを期待してする施し</p>
<p><em>　</em>布施にならない行いは、世俗的な要素が絡むことがあるようです。怖畏施や習先施は、世間的なお付き合いとして行うことは、布施ではないとしています。確かに、お付き合いを大事にしたいと言うことで物品を提供することは、よくあります。お布施の金額を尋ねられたときに、だいたいの相場（？）を伝えることをしますが、どうもこれは、本当の布施ではなさそうです。</p>
<p><em>　</em>また、報恩施も同様です。相手の恩に報いるため行いも、布施にはならないというのです。恩に報いること自体は、大切なことには違いないのですが、恩を受けた人だからという選別をすること自体に、自分の「わがまま」があるということなのでしょう。そこには、自分の思いや考えを捨てきった清浄な布施こそが、本質であるということがわかってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">それでも布施を行じる意味</h2>
<p><em>　</em>となってきますと、自分という我がある限り、本当の布施などできないと、つくづく感じてしまいます。<br />
<em>　</em>大先輩から、「自分には本当の行はできないのだが、そのまねごとをしていくのだ」と話されたことがあります。本当の布施という行いはできない、そんな私だとしても、無財の七施のような行いを勤めていくことに意味があるように感じています。だから、何があっても笑顔の私、優しいまなざしの私で、頑張っていこう！</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/04/c9e981b9f68e4ee0db276b8951b706fa-2048x1365.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Wed, 18 Mar 2026 00:59:42 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>縁起のまなざし &#8211; 四天王寺・令和の大観音開眼法要に参列して（井出悦郎）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/shitennouji21_reiwakannon/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 28 Feb 2026 07:18:49 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=41029</guid>

					<description><![CDATA[聖徳太子の命日に、新たな祈りが始まる 　二月二十二日。旧暦では開基・聖徳太子の命日にあたるこの日、四天王寺してんのうじの境内は特別御朱印を求める人々であふれていました。春の近さを感じる空気の中で、参詣者の列は絶えることな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2 class="c_header_post-b">聖徳太子の命日に、新たな祈りが始まる</h2>
<p><em>　</em>二月二十二日。旧暦では開基・聖徳太子の命日にあたるこの日、<ruby>四天王寺<rt>してんのうじ</rt></ruby>の境内は特別御朱印を求める人々であふれていました。春の近さを感じる空気の中で、参詣者の列は絶えることなく続き、その光景は単なる記念行事というよりも、時代の節目に立ち会っているような昂揚感が伝わってきました。</p>
<figure id="attachment_41036" aria-describedby="caption-attachment-41036" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41036" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574-683x1024.jpg" alt="御朱印の行列でにぎわる四天王寺境内（撮影：浅田政志氏）" width="640" height="960" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574-683x1024.jpg 683w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574-200x300.jpg 200w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574-768x1151.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574-1025x1536.jpg 1025w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4574.jpg 1281w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41036" class="wp-caption-text">御朱印の行列でにぎわる四天王寺境内（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p><em>　</em>私はこれまで数多くの仏像に手を合わせてきましたが、仏像の「<ruby>開眼<rt>かいげん</rt></ruby>法要」に参列するのは初めてです。<br />
<em>　</em>日本には、木造・石像を問わず無数の仏像が存在しますが、その一体一体に、時代ごとに人々が願いを込め、魂を入れる儀式が行われてきたはずです。全国津々浦々の仏像の背後には、数え切れない祈りの歴史が折り重なっています。</p>
<p><em>　</em>過去から現在へと連なってきたその流れの「起点」に立ち会えることは、参列を超えて、祈りの時間軸の中に自分の一瞬が差し込まれる体験とも感じました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">琥珀の眼に宿る、慈悲の質感</h2>
<figure id="attachment_41037" aria-describedby="caption-attachment-41037" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41037" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-1024x683.jpg" alt="令和の大観音（撮影：浅田政志氏））" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5352.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41037" class="wp-caption-text">令和の大観音（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p><em>　</em>令和の大観音は<ruby>聖観音<rt>しようかんのん</rt></ruby>。<br />
<em>　</em>その姿を前にして、まず心を奪われたのは「<ruby>玉眼<rt>ぎよくがん</rt></ruby>（瞳）」です。仏像としては初めてといわれる琥珀焼の玉眼は、光を内側から含み、潤みを帯びているように見えました。まるで涙をたたえているかのようで、観音の慈悲が物質として立ち現れているように感じられました。</p>
<figure id="attachment_41038" aria-describedby="caption-attachment-41038" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41038" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-1024x683.jpg" alt="印象的な琥珀焼の玉眼（撮影：浅田政志氏））" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5701.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41038" class="wp-caption-text">印象的な琥珀の玉眼（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p><em>　</em>この観音様の眼を見ていると、「包まれている」という感覚が生まれるような気がしました。こちらが見ているのではなく、見守られている感覚。そのまなざしの前では、自分の内側のざわめきが自然と静まり、ほのかな温かさが湧いてくるようでした。まさに慈悲のまなざし。</p>
<p><em>　</em>観音は母性的徳性を象徴する存在です。そして、その開眼法要の導師を務められたのは、現代を代表する尼僧とも称される曹洞宗・<ruby>青山俊董<rt>あおやましゆんどう</rt></ruby>老師でした。女性が社会のあらゆる分野で活躍する令和という時代に、女性の導師が観音の開眼を導く。青山老師のお姿そのものに、時代の象徴性を感じました。</p>
<figure id="attachment_41039" aria-describedby="caption-attachment-41039" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41039" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-1024x683.jpg" alt="開眼法要で、令和の大観音に魂を宿す「点睛(目を描きいれる)」をされる青山俊董老師（撮影：浅田政志氏）" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A4984.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41039" class="wp-caption-text">開眼法要で、令和の大観音に魂を宿す「点睛(目を描きいれる)」をされる青山俊董老師（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p><em>　</em>四天王寺の歴史を振り返れば、<ruby>織田信長<rt>おだのぶなが</rt></ruby>公の生母・<ruby>土田御前<rt>つちだごぜん</rt></ruby>、<ruby>藤堂高虎<rt>とうどうたかとら</rt></ruby>公の妻・<ruby>久芳院<rt>くほういん</rt></ruby>など、女性の存在がお寺の歩みを支えてきました。令和の観音像は、そうした歴史の系譜とも響き合っているように思えます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">十一万の祈りと、裏方への光</h2>
<p><em>　</em>今回の建立は、インターネットを通じて全国の人々が御朱印を求め、その志を懇志とするかたちで実現しました。なんと、合計十一万枚の御朱印。祈りがデジタルの回路を通じて広がり、現実の仏像建立へと結実する。このプロセス自体が、令和らしい縁起の姿とも言えます。</p>
<p><em>　</em>法要中、観音像を優しく仰ぎ見る住職・倉島さんの横顔が印象に残りました。五年以上の歳月をかけ、この日を迎えられた喜びと充実が、静かなまなざしに<ruby>滲<rt>にじ</rt></ruby>むよう。達成の誇りというより、安堵と感謝のような柔らかさが横顔から伝わってきました。</p>
<figure id="attachment_41045" aria-describedby="caption-attachment-41045" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41045" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-1024x683.jpg" alt="開眼法要で表白(法要の趣旨・思い)を読み上げる倉島住職" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5085.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41045" class="wp-caption-text">開眼法要で表白(法要の趣旨・思い)を読み上げる倉島住職</figcaption></figure>
<p><em>　</em>法要後、倉島さんは関係者一人ひとりに感謝状を手渡されました。仏師・<ruby>冨田珠雲<rt>とみたじゆうん</rt></ruby>氏をはじめ作家陣のみなさんに渡されるのは当然ですが、五人目に名を呼ばれたのは、御朱印の発送を地道に続けてきた裏方の檀家・<ruby>亀井佳代子<rt>かめいかよこ</rt></ruby>さん。「住職！早く書いて！発送遅れてる！」と倉島さんを連日叱咤されたそうです。表舞台で目立つ人だけでなく、陰で支える人に光を当てる。その倉島さんの姿勢は、この観音像の慈悲とも重なるようにも見えました。</p>
<figure id="attachment_41042" aria-describedby="caption-attachment-41042" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41042" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-1024x683.jpg" alt="倉島住職から感謝状を贈られる亀井佳代子さん（撮影：浅田政志氏）" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5306.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41042" class="wp-caption-text">倉島住職から感謝状を贈られる亀井佳代子さん（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">縁起に気づくということ</h2>
<figure id="attachment_41043" aria-describedby="caption-attachment-41043" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41043" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-1024x683.jpg" alt="法話をされる青山老師（撮影：浅田政志氏）" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-1536x1025.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5539.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41043" class="wp-caption-text">法話をされる青山老師（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p><em>　</em>法要後の青山老師のご法話も、とても印象的な時間でした。青山老師のお話を私が語るのは大変僭越ですが、青山老師は一貫して「<ruby>縁起<rt>えんぎ</rt></ruby>」をテーマに法話をされていたと、私なりに受け止めさせていただきました。</p>
<p>「私たちは天地いっぱいの働きの中に生かされている。それに気づけるのは人間だけ。」</p>
<p><em>　</em>イタリア・アッシジの聖フランチェスコ聖堂で開かれた国際会議において、青山老師は懐中時計を落とした際、小さな軸が外れて時計が止まった体験を引き合いにして、「<ruby>一即一切<rt>いちそくいつさい</rt></ruby>、<ruby>一切即一<rt>いつさいそくいち</rt></ruby>」を語られました。小さな軸(= 一)がなければ全体(= 一切)は動かない。世界は関係性の網の目という縁起で成り立っている。時計が壊れたその一瞬に縁起を見られた青山老師の慧眼に感服しました。</p>
<p><em>　</em>九十三歳の青山老師は、病もまた人生の財産だと語られました。「下り坂には下り坂の風光がある」とも。そして道元禅師の言葉を引かれました。</p>
<p>「<ruby>人人分上<rt>にんにんぶんじよう</rt></ruby>豊かに備われりといえども修せざるにはあらわれず、証せざるには得ることなし。」</p>
<p>「慈悲は外に求めるものではない。すでに与えられている働きに気づくこと。その気づきこそが修行であり、証しである」ということでしょうか。</p>
<p><em>　</em>観音の功徳を願うよりも先に、私たちはすでに観音の慈悲の働きの中に生かされている存在であり、その縁起(つながり)に目覚めること。今回の開眼法要は、新しい仏像の誕生を祝すことを通じて、私たち自身の気づきのまなざしを開く儀式なのかもしれないと感じました。</p>
<figure id="attachment_41044" aria-describedby="caption-attachment-41044" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41044" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717-683x1024.jpg" alt="令和の大観音と青山老師（撮影：浅田政志氏）" width="640" height="960" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717-683x1024.jpg 683w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717-200x300.jpg 200w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717-768x1151.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717-1025x1536.jpg 1025w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/02/G3A5717.jpg 1281w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41044" class="wp-caption-text">令和の大観音と青山老師（撮影：浅田政志氏）</figcaption></figure>
<p>「日々の行いは、人生の見えないノミとして刻まれる。」</p>
<p><em>　</em>青山老師のこの言葉も胸に深く響きました。この世界のいたるところに遍満している慈悲の働きに気づける人間として成長できるよう、日々の一瞬を大切に生きていきたい。そう思わされる青山老師のお言葉でした。</p>
<p><em>　</em>令和の大観音は、これからの千年、数えきれない人々の祈りを受け止めていく存在として時を刻んでいきます。その始まりの日に立ち会えた喜びと気づきを、静かに心に刻みたいと思います。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/06/main_0001_2.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">三重県津市</div><div class="c_tera__title-a">四天王寺</div><div class="c_tera__txt-b">古の時をつなぐ安心のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/shitennouji21/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Sat, 28 Feb 2026 07:23:57 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>仏の教えを目の前に現す。語りの宗教芸能「絵解き」の世界</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/hasedera20_nikki-etoki/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/hasedera20_nikki-etoki/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Feb 2018 03:29:00 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">http://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=11849</guid>

					<description><![CDATA[仏教に興味を持ち、その心を知りたいと思ったとき、教えを学ぶためにはどのような手段があるでしょうか。 入門書を読む、テレビの連続講座を見る、手塚治虫の『ブッダ』を読む、お寺でお坊さんに聞く・・・仏の教えの入り口に立つアプロ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_13manabi.jpg" alt="" width="840" height="560" class="aligncenter size-full wp-image-2268" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_13manabi.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_13manabi-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_13manabi-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_13manabi-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><br />
仏教に興味を持ち、その心を知りたいと思ったとき、教えを学ぶためにはどのような手段があるでしょうか。<br />
入門書を読む、テレビの連続講座を見る、手塚治虫の『ブッダ』を読む、お寺でお坊さんに聞く・・・仏の教えの入り口に立つアプローチには様々なものがありますが、これからは「絵解き（えとき）」をその中の一つに加えてみてはいかがでしょうか。</p>
<h2 class="c_header_post-b">絵解きは民衆に親しまれてきた語りの芸能</h2>
<p>「絵解き」とは、文字通り、ある絵画に描かれていることをわかりやすく説明することをいいます。仏の教えの世界を表した絵画を前に絵解き師がその心を語り、聞く人たちとお釈迦様との出会いを育むのです。<br />
はるか昔、インドで始まった絵解きはシルクロードを通って日本に伝わり、平安時代には日本で絵解きが行われていたという記録が残っています。鎌倉時代以降に絵解きの専門職が生まれ、お寺や神社を中心に一般の民衆に向けて様々な絵解きが行われていきます。こうして絵解きという宗教的な芸能は室町時代から江戸時代にかけて日本中に広まっていきました（岡澤恭子氏「釈迦涅槃図絵解き資料」より）。</p>
<figure id="attachment_11880" aria-describedby="caption-attachment-11880" style="width: 550px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki11.jpg" alt="" width="550" height="548" class="size-full wp-image-11880" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki11.jpg 550w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki11-150x150.jpg 150w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki11-300x300.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki11-280x280.jpg 280w" sizes="auto, (max-width: 550px) 100vw, 550px" /><figcaption id="caption-attachment-11880" class="wp-caption-text">絵解きで用いられることの多い釈迦涅槃図(国宝 仏涅槃図 1086年 高野山金剛峯寺所蔵)</figcaption></figure>
<p>現在のように公教育が整備されていない時代、字の読めない人や仏教の知識がない人たちは絵解きによって仏の教えの世界を体験していました。漢字だらけの難しい本に跳ね返されている今の世の人たちも、絵解きを通して仏教の入り口に立つことができるのです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">嫁いだお寺で釈迦涅槃図が見つかり絵解きを継承。自らの使命と感じ全国を絵解きの旅へ</h2>
<p>日本の中世から近代にかけて盛んに行われてきた絵解きですが、明治時代の廃仏毀釈（はいぶつきしゃく：神道と仏教を分離するために進められた仏教排斥の動き）やテレビなどの娯楽の発展によって絵解きの文化は衰退していき、長い歴史を持つこの宗教的芸能も現代ではあまり知られていません。<br />
そんな今やお目にかかることが少なくなってしまった絵解きを継承し、全国をまわって仏の教えを広く多くの人々に伝えている一人の女性がいます。岡澤恭子さん、長野県の<a href="https://mytera.jp/tera/hasedera20/monk/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">長谷寺</a>というお寺の寺庭婦人（住職の奥様）です。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_03prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">岡澤 恭子（おかざわ きょうこ）</p><p class="c_profile__txt-a">昭和44年愛知県生まれ。平成5年立命館大学大学院日本文学研究科博士前期課程修了。平成10年に長谷寺所蔵の大涅槃図の修復を機に絵解きを復興。以来、長谷寺を中心に、全国各地で絵解きをおこなっている。</p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p>岡澤さんは愛知県出身。親戚一人いない、それまでまったくご縁のなかった長野県のお寺へ1996年に嫁ぎました。お寺の生活に入って間もなく、日常が慣れないことで溢れていたある日、ぐるぐると頑丈に巻かれた大きな絵画がお寺から発見されます。<br />
ちょうどその時、長谷寺には古文書の調査が入っていて、発見された絵が江戸時代中期に描かれた「釈迦涅槃図（しゃかねはんず）」であることがわかりました。そして、その発見は長く途絶えていた長谷寺の絵解きの歴史を示すものだったのです。地域の協力のもとボロボロだった涅槃図が修復されたことを機に、岡澤さんは絵解きの復興を担うことになりました。<br />
その当時、岡澤さんには一人目のお子さんが生まれたばかり。初めての絵解きの場に訪れたたった一人のお客さんを前に、赤ちゃんを背中におぶりながら涅槃図に描かれた世界を語り始めたのだそうです。</p>
<figure id="attachment_2262" aria-describedby="caption-attachment-2262" style="width: 840px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_06syouroumon.jpg" alt="" width="840" height="560" class="size-full wp-image-2262" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_06syouroumon.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_06syouroumon-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_06syouroumon-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_06syouroumon-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption id="caption-attachment-2262" class="wp-caption-text">長野県長野市 長谷寺</figcaption></figure>
<p>長谷寺で始まった岡澤さんの絵解きは今年で20年になります。真言宗智山派の総本山、智積院（ちしゃくいん）にて毎年絵解きを行うほか、長谷寺を中心に全国各地のあらゆる学びの場へ出張し、行う講演は毎年約40回ほどにのぼるといいます。不思議なご縁が積み重なって絵解きという芸能のバトンを受け取った岡澤さん。その語りは、長谷寺の釈迦涅槃図を目の当たりにする多くの人びとの仏縁を結びつづけています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">釈迦涅槃を「知る」のではなく「体験する」。涅槃の風景を描き出す語りの力</h2>
<p>去る1月下旬の雪の残る寒さの日、<a href="https://mytera.jp/tera/ryuunji5/monk/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">東京都世田谷区龍雲寺</a>で開かれた法話会「ダンマトーク」にて、岡澤恭子さんによる「釈迦涅槃図お絵解き〜お釈迦様最後の旅〜」が実演されました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki05-1.jpg" alt="" width="840" height="560" class="aligncenter size-full wp-image-11887" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki05-1.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki05-1-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki05-1-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki05-1-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /></p>
<p>本堂の中央に長谷寺所蔵「大涅槃図」のレプリカが安置され、100人を超える参加者がお釈迦様の涅槃の姿を囲みます。<br />
そもそも、「釈迦涅槃図」とはお釈迦様（仏教の始祖、ゴータマ・ブッダ）が人生80年の最後、涅槃（煩悩から解脱した悟りの境地、ブッダの死）の時を迎えた様子が描かれたもの。釈迦涅槃図の絵解きはその長い歴史の中で、全ての人に必ず訪れる「死」について思いを馳せ、自らの生き方を問い直すことを民衆に説いてきました。</p>
<p>岡澤恭子さんの絵解きは「釈迦」や「涅槃」という言葉を解説し、絵解きの歴史を簡単に振り返ってから始まります。はじめに涅槃図にむかって手を合わせ、一礼した後に『平家物語』冒頭の一節を暗唱します。</p>
<blockquote><p>祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり<br />
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす</p></blockquote>
<p>そして始まる語りは、釈迦涅槃の情景を目の前に現していきます。涅槃図を前にした全員がお釈迦様が永遠の眠りにつこうとしているまさにその瞬間を目のあたりにするのです。<br />
語りの抑揚や息遣いによって絵画の風景を映し出す姿はまさに芸能。涅槃図に散りばめられた情報の解説によってその全景を「知る」のではなく、涅槃の時をお釈迦様とその周りを囲む全ての生き物とともに「体験する」。涅槃図の世界に入るその舞台を岡澤さんはつくり出すのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki01.jpg" alt="" width="560" height="747" class="aligncenter size-full wp-image-11878" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki01.jpg 560w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/02/nikki-etoki01-225x300.jpg 225w" sizes="auto, (max-width: 560px) 100vw, 560px" /></p>
<p>龍雲寺の本堂に集った子どもからお年寄りまで100人を超える人びとが、お釈迦様の生き方に出会い、亡くなる様を目撃し、仏教の死生観を学ぶ。絵解きという芸能が継承する、教えを伝える知恵や技術の素晴らしさを感じました。</p>
<p>知識として頭に入れるよりも、経験としてリアリティのある学びをすることで、お釈迦様の言葉はより身近な問題として目の前に現れてくるでしょう。<br />
絵解きは、仏教の世界の入り口に立ちたいと思ったときに、最も強烈に、そして鮮明に仏の教えを示してくれる最高の案内になってくれるはずです。</p>
<p>長谷寺ではお釈迦様の命日にあたり、毎年3月15日に「大涅槃図」を公開。岡澤恭子さんによる絵解きを鑑賞することができます。<br />
2.3メートル四方と大きな涅槃図の実物を見られる貴重な機会。ぜひ足をお運びください。<br />
くわしい情報は<a href="https://mytera.jp/calendar/20180315-0020-etoki/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">まいてらカレンダー</a>をご参照ください。</p>
<h2 class="c_header_post-b">絵解きを体験したいあなたへ</h2>
<p>「釈迦涅槃図」と並んで、絵解きの二大人気といえば、「極楽地獄絵図」です。<br />
釈迦涅槃図では、仏さまの生涯の終焉を通じて死生観を伝え、地獄絵図では地獄で繰り広げられる人びとの苦しみの様子から仏教的善悪観を伝えたとされています。全国の地獄絵図を所有するお寺で絵解きが行われていますので、ぜひチェックしてみてください。</p>
<p>また、京都府の<a href="https://mytera.jp/tera/saiganji23/event/#tera_tab_block" rel="noopener noreferrer" target="_blank">西岸寺</a>では、不定期で「九相図（くそうず）」の絵解きを行っています。九相図とは、人間が死んで腐敗し、骨になるまでを描く仏教絵画 です。無残に変化してゆく人体は、人の世が無常（変わらないことはない）であることを示すものとされています。</p>
<figure id="attachment_4202" aria-describedby="caption-attachment-4202" style="width: 840px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0023_09_kusouzu.jpg" alt="" width="840" height="560" class="size-full wp-image-4202" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0023_09_kusouzu.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0023_09_kusouzu-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0023_09_kusouzu-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0023_09_kusouzu-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption id="caption-attachment-4202" class="wp-caption-text">西岸寺の九相図</figcaption></figure>
<p>明治の廃仏毀釈により、絵解きの文化は一度衰退してしまったため、絵解きを体験する機会は貴重で限られていますが、お寺を中心に全国で絵解きの復興と継承が進められています。<br />
ぜひ、絵解きを実際に鑑賞して宗教的芸能における伝え方の知恵や技術を体験し、仏教の世界を感じてみてください。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0020_01eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">長野県長野市</div><div class="c_tera__title-a">金峯山 龍福院 長谷寺</div><div class="c_tera__txt-b">日本三所　長谷観世音霊場</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/hasedera20/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/hasedera20_nikki-etoki/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Fri, 27 Feb 2026 03:10:03 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>法事の疑問に答えます &#8211; いつ行う？費用は？誰が施主？</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/houji_qa/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 27 Feb 2025 01:44:07 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=40950</guid>

					<description><![CDATA[Q.　四十九日、一周忌など、法事はいつ行うの？ 　法事は、亡くなった日を基準にあらかじめ時期が決まっています。 　 回忌 いつ？ 四十九日 亡くなって49日目 一周忌 亡くなって1年後 三回忌 亡くなって2年後 七回忌  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2 class="c_header_post-b">Q.　四十九日、一周忌など、法事はいつ行うの？</h2>
<p><em>　</em><strong>法事は、亡くなった日を基準にあらかじめ時期が決まっています。</strong><br />
<em>　</em></p>
<table class="wp-block-table aligncenter">
<thead>
<tr>
<th>回忌</th>
<th>いつ？</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>四十九日</td>
<td>亡くなって49日目</td>
</tr>
<tr>
<td>一周忌</td>
<td>亡くなって1年後</td>
</tr>
<tr>
<td>三回忌</td>
<td>亡くなって2年後</td>
</tr>
<tr>
<td>七回忌</td>
<td>亡くなって6年後（三回忌から4年後）</td>
</tr>
<tr>
<td>十三回忌</td>
<td>亡くなって12年後（七回忌から6年後）</td>
</tr>
<tr>
<td>十七回忌</td>
<td>亡くなって16年後（十三回忌から4年後）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><em>　</em><br />
<em>　</em>回忌は、故人が「亡くなった日（命日）を1日目」として数えます。四十九日忌は亡くなって49日目、一周忌は1年後の命日、三回忌は２年後の命日となり、あとは<strong>４年と６年の間隔を繰り返し</strong>、七回忌・十三回忌・十七回忌・・・三十三回忌と続いていきます。地域によっては五十回忌や百回忌をするところもあります。<br />
<em>　</em>特に、法事は目安の時期が回忌という慣習で決まっていることで、「いつやればいいのか？」という疑問を持たなくて良いことも特長と言えます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9081" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_07_hondou.jpg" alt="本堂" width="840" height="560" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_07_hondou.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_07_hondou-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_07_hondou-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_07_hondou-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事は命日までに行わないとダメ？忘れたらどうする？</h2>
<p><em>　</em><strong>必ず命日までに行わなければならない決まりはありません。</strong><br />
<em>　</em>命日は一つの基準です。命日を超えると、いつ行えば良いのかという基準があいまいになるので、一般的に「命日まで」と言われますが、命日にこだわりすぎず、故人とご縁のある人々が集まりやすい時期を調整するのが最も大切です。ただ、お寺によっては命日前をおススメしている場合もありますので、気になる時はお寺に相談してみましょう。</p>
<p><em>　</em>また、三回忌を超えると、4年もしくは6年単位で法事がめぐってくるので、時には忘れてしまうこともあるでしょう。そのような時は、法事は回忌の年ではないとダメという決まりはありませんので、<strong>気づいた時に法事を行なうことが大切</strong>です。</p>
<p><strong>※四十九日忌・一周忌等、法事を承っている寺院は<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=houji&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　親戚はどこまで呼べばいいの？</h2>
<p><em>　</em><strong>呼ぶ親戚の範囲に厳密な決まりはありません。</strong><br />
<em>　</em>一周忌や三回忌といった早めの回忌は、参列者が比較的多いです。<br />
<em>　</em>七回忌や十三回忌以降も多くの方々が参列することは素晴らしいことですが、故人と参列者の生前の関係性に応じて、参列者に判断をゆだねることも一案です。事前に連絡をせず、回忌が終わった後に報告することで親族間でトラブルになることもありますので、参加の可否にかかわらず親族には事前に伝えることは大切にしましょう。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事の施主（主催者）は誰がやるの？長男でないといけない？</h2>
<p><em>　</em><strong>法事の施主は「必ず長男でなければならない」という決まりはありません。</strong><br />
<em>　</em>かつては家督を継ぐ長男が務めることが一般的でしたが、現代では家族のかたちが多様化しています。実際には、故人と最も近い立場の方――配偶者、長女、次男、あるいは実務を担いやすい方が施主を務めるケースが増えています。</p>
<p><em>　</em>大切なことは「形式」よりも、故人を想い、法事を整える意思があることです。<br />
<em>　</em>兄弟姉妹がいる場合は、事前に一言相談しておくことで、後の誤解やトラブルを防ぐことができます。不安がある場合は、お寺に事情を相談しながら進めると安心です。<br />
<em>　</em>施主は法事に関わる様々な準備で負担が大きいので、一人だけで担わず、家族間で役割を分担することもおススメです。</p>
<p><em>　</em>近年は、子どもがいないご夫婦や、娘だけのご家庭も増えています。<br />
<em>　</em>法事は「家」のためというより、「人」と「ご縁」のための営みと考えると分かりやすいでしょう。</p>
<p><strong>※四十九日忌・一周忌等、法事を承っている寺院は<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=houji&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　喪服でないとダメ？</h2>
<p><em>　</em><strong>必ずしも喪服でなければならないわけではありません。</strong></p>
<p><em>　</em>喪服の持つ役割は、「気持ちのスイッチ」という側面があります。場に適した服装や身なりを整えることで、故人やご先祖様に向かう参列者の心も整いやすいと言えます。</p>
<p><em>　</em>ただし、最近は家族だけの法事が多く、喪服を着用しないケースも少なくありません。和田隆恩住職（<a href="https://mytera.jp/tera/48chokakuji/monk/" target="_blank" rel="noopener">超覚寺</a>・広島県）によると、「四十九日までは喪服を着用される方が多いですが、それ以降はほとんどの方が平服で、特に違和感も感じません」とのこと。宮本覚道住職（<a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" target="_blank" rel="noopener">龍泰寺</a>・岐阜県）も同様に、「形式よりもしっかりとお参りすることが大切ですよ」と指摘します。</p>
<p><em>　</em>とはいえ、法事は大切な儀式ですので、平服でも場の雰囲気を乱すことがないよう、カジュアルな服装は控え、黒や紺やグレーを基調とした落ち着いた色柄が望ましいと言えます。ご家庭や地域の慣習もありますし、お寺によっては喪服を重視している場合もありますので、迷ったらまずはお寺に相談しましょう。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　みんなでわざわざ集まる必要があるの？ 一人でも故人を偲ぶこともできるのでは？</h2>
<p><em>　</em><strong>一人で偲ぶこともできますが、故人に縁がある人たちが法事として集まることには大きな意味があります。</strong></p>
<p><em>　</em>大切な故人であるほど、日常生活の中で故人を偲ぶこともしばしばあるでしょう。亡くなった方は一人ひとりの記憶の中で生き続けますし、一人でも故人を偲ぶことはもちろんできます。実際、「法事をやらなくていいのでは」と思う人も増えています。</p>
<p><em>　</em>しかし、家族や親戚が「わざわざ」日程を合わせ、「わざわざ」一同に集い、故人を偲ぶことに法事の大きな役割があります。日常生活の中で故人を偲ぶことはできますが、30分や1時間程度の時間を取ってじっくり偲ぶことはほとんどないでしょう。<br />
<em>　</em>法事は読経・焼香等の儀礼や僧侶の法話を通じて、一定時間にわたって故人を偲ぶ場に関係者みんなで身を浸し、同じ時間を共有することになります。故人を偲ぶという点において、とても尊い営みと言えます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-32420" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-1024x576.jpg" alt="法事" width="640" height="360" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-1024x576.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-300x169.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-768x432.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-1536x864.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/08/oshiete_houji_ookubo-2-2048x1153.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　故人を偲ぶこと以外の法事の意義は？</h2>
<p><em>　</em><strong>法事は、家族のつながりを再確認する機会でもあります。</strong><br />
<em>　</em>故人とのつながりのある家族・親戚が集まることで、<strong>お互いのつながりを再確認し、関係性や絆を温め合うこと</strong>にも法事の大きな意義があります。家族・親戚の多くが集まる名目にしやすいということも、法事の大きな利点です。</p>
<p><em>　</em>そして、法事のとても重要な役割として「<strong>遺族の心の区切り・整理</strong>」も挙げられます。</p>
<p>「『七日参りをかさねて四十九日が終わって、ようやく別れを少し受け容れられた気がします』とおっしゃったご門徒さんがいらっしゃいました。法事は仏教の長い歴史の中で受け継がれてきた慣習ですが、亡くなられた大切な方のためというだけでなく、残されたご家族のためでもある…と感じます。」（西村達也住職・<a href="https://mytera.jp/tera/saihouji12/monk/" target="_blank" rel="noopener">西法寺</a>・福岡県）</p>
<p><em>　</em>大切な人を亡くした悲しみは長い時間をかけることでゆっくりと癒されます。過ぎ行く時に身を任せるのではなく、四十九日忌、一周忌、三回忌、七回忌と法事を重ねることで、そのつど立ち止まって、<strong>故人を偲ぶとともに自身の歩みを再確認</strong>し、また新たに歩みだすエネルギーを養うことが法事の大切な意義です。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事の会場はどうすればいい？</h2>
<p><em>　</em><strong>自宅だけでなく、お寺や葬儀社の会館等、柔軟に選ぶことができます。</strong><br />
<em>　</em>以前の法事は自宅が主流でしたが、近年は高齢化で自宅の片付けが大変なことや、親類が遠方に住むことも多くなることで、準備が楽で集まりやすいお寺や葬儀社の会館が法事の会場として選ばれるケースが増えています。特に、お寺は一般的に会場費がかからないことや、本堂という空間が儀式にふさわしいものとして好まれています。<br />
<em>　</em>ただ、仏壇のある自宅で故人を偲ぶことは素敵なことですので、集まりやすさや費用の観点から適した会場を検討すると良いでしょう。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39113" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1-1024x768.jpeg" alt="本堂" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1-1024x768.jpeg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1-300x225.jpeg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1-768x576.jpeg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1-1536x1152.jpeg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/11/youkouji84_facility1.jpeg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事当日はどのような流れで進むの？所要時間は？</h2>
<p><em>　</em>法事はおおよそ1時間前後で行われることが多く、その後にお墓参りや会食を行う場合もあります。<br />
<em>　</em>一般的な流れは次の通りです。</p>
<p><em>　</em>① 僧侶による読経（30〜40分程度）<br />
<em>　</em>② 焼香<br />
<em>　</em>③ 僧侶の法話（10〜15分程度）<br />
<em>　</em>④ 閉式</p>
<p><em>　</em>その後、お墓が近い場合は墓前でお参りをし、会食を行うこともあります。会食は1〜2時間程度が目安です。<br />
<em>　</em>参列者が多い場合は焼香に時間がかかることもありますが、<strong>全体としては半日程度で終わることが一般的</strong>です。<br />
<em>　</em>進行はお寺が案内してくれるため、施主や参列者が段取りを覚えておく必要はありません。不安な点があれば、事前にお寺に確認しておくと安心です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-22878" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0063_houji1.jpg" alt="" width="900" height="600" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0063_houji1.jpg 900w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0063_houji1-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0063_houji1-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0063_houji1-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　子どもも参列していいの？</h2>
<p><em>　</em><strong>最近は小さなお子さんを連れて参列されるご家族も少なくありません。</strong><br />
<em>　</em>読経中に静かにできるか不安に感じる方もいますが、途中で席を外すことも可能ですし、事前にお寺へ相談しておけば配慮してもらえることがほとんどです。無理のないかたちで参列することが大切です。</p>
<figure id="attachment_37940" aria-describedby="caption-attachment-37940" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-37940" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/memorial2-1024x768.jpg" alt="焼香" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/memorial2-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/memorial2-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/memorial2-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/memorial2.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-37940" class="wp-caption-text">子どもたちなりに焼香と合掌</figcaption></figure>
<p><em>　</em>また、遠方で参列が難しい場合には、参加者がスマートフォンでLINE通話などをつなぎ、オンラインで様子を共有するケースもあります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事に持っていくものは？お布施以外に必要なものはある？</h2>
<p><em>　</em><strong>基本的には「お布施」「数珠」「供物」を用意すれば安心です。</strong></p>
<p><em>　</em>お布施は事前にのし袋に包み、当日お寺にお渡しします。数珠は焼香の際に使用しますので、参列者も持参するとよいでしょう。供物は果物や菓子などを持参することが一般的ですが、お寺によっては依頼すれば準備してくれる場合もあります。</p>
<p><em>　</em>持ち物に不安がある場合は、事前にお寺へ確認すれば安心ですので、気軽に相談してみましょう。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　故人の好物をお供えしてもいい？</h2>
<p><em>　</em><strong>もちろんＯＫです</strong>。故人とご縁のある人たちで、どんな供物が良いかを考えるのは、立派な供養です。<br />
「供養とは、亡き人のことを思い出すこと。亡くなった方の好物が、そのままその方との思い出を蘇らせてくれる」と品田泰俊住職（<a href="https://mytera.jp/tera/fugenin55/monk/" target="_blank" rel="noopener">普賢院</a>・青森県）は話します。例えば、「おじいちゃん、どんなものが好きだったかな」とお供え物を選ぶ時から、すでに供養は始まっていることになります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事はいつまで続けるべき？　身寄りがいない場合はどうする？</h2>
<p><em>　</em>必ず三十三回忌まで続けなければならない決まりはありません。<strong>家族の事情に合わせて無理なく続けることが大事</strong>です。困った時はお寺に相談しましょう。<br />
<em>　</em>法事は古くから、多くの地域で三十三回忌まで行われる慣習が続いています。しかし最近では、法事を三十三回忌まで行わない家や、身寄りがなくなって法事そのものができないご家庭も増えています。そんな時はお寺に相談してみましょう。永代供養などの方法を提案してもらえるはずです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　お布施はどう考えればいいの？</h2>
<p><em>　</em><strong>お布施に「決まった金額」はありません。悩んだ時はまずお寺に相談しましょう。</strong></p>
<p><em>　</em>法事のお布施は、お坊さんへの謝礼であるばかりでなく、亡き人の供養や家族親戚とのご縁への感謝の気持ちを形にしたものです。お布施の金額が低すぎると「本当にこれでよかったのかな？」と不安が残りますし、高すぎるとせっかくの法事の機会そのものが負担に感じられてしまいます。お布施は、納得感を持って包むのが理想です。</p>
<p><em>　</em>相場も地域や寺院によってさまざまです。全国的には3万円程度の地域・寺院が多いと考えられますが、5万円程度という地域・寺院や、それ以上の地域・寺院もあります。<br />
<em>　</em>まいてらに登録している寺院は、それぞれのご事情を聞きながら適切に対応してくれますので、<strong>お布施の金額に悩んだときはまずお寺に相談しましょう。</strong></p>
<p><strong>※四十九日忌・一周忌等、法事を承っている寺院は<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=houji&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">Q.　法事の費用はどの程度かかるの？</h2>
<p><em>　</em>法事の費用は規模や人数によって大きく変わりますが、総費用は一般的に10万円〜20万円前後になることが多いです。<br />
<em>　</em>法事はお布施以外にも、会場費や、法事後の会食の飲食代がかかります。会場費はお寺の場合は不要なケースが多いですが、葬儀社の会館を借りる場合には業者や会場の広さによって5万円から10万円程度必要になります。<br />
<em>　</em>また、会食は仕出し弁当（3,000円から5,000円程度/名）を頼むか、料理屋・レストラン(5,000円から10,000円程度/名)にするかによって費用も変わります。法事の施主(主催者)の費用負担を抑えるために、会食は会費制にする場合もあります。<br />
<em>　</em>仮に寺院で法事を行ない(お布施5万円、塔婆料1本5,000円、供物5,000円)、10名で会食(5,000円/名)する場合、その他雑費も含めて費用総額約15万円程度になります。費用が心配な場合もお寺に相談すれば、良いアドバイスをもらえます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-22529" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0025_houji1-1024x768.jpg" alt="法事" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0025_houji1-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0025_houji1-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/06/0025_houji1-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>初めての法事でも大丈夫です。<br />
<em>　</em>法事について迷いや不安がある場合は、お気軽にお寺へご相談ください。</p>
<p><strong>※四十九日忌・一周忌等、法事を承っている寺院は<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=houji&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちら</a></strong></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Fri, 27 Feb 2026 02:10:35 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>般若心経③ 写経の灯 蛾が金粉を 打ちにくる ‐ 一向寺 住職 東 好章さん（栃木県佐野市）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/kotoba_ikkoji_0043/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/kotoba_ikkoji_0043/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら住職]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 May 2020 00:37:59 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">http://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=21804</guid>

					<description><![CDATA[　世の中に不安や災いが満ちているこんな時こそ、写経に打ち込んでみるのはいかがでしょうか。浄土宗・一向寺いつこうじ（栃木県佐野市）の東あずま好章こうしよう住職が、お祖母様の思い出とともに「般若心経はんにやしんぎようを書き記 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em>世の中に不安や災いが満ちているこんな時こそ、写経に打ち込んでみるのはいかがでしょうか。浄土宗・<ruby>一向寺<rt>いつこうじ</rt></ruby>（栃木県佐野市）の<ruby>東<rt>あずま</rt></ruby><ruby>好章<rt>こうしよう</rt></ruby>住職が、お祖母様の思い出とともに「<ruby>般若心経<rt>はんにやしんぎよう</rt></ruby>を書き記す」ことの意味を語ってくれました。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/03/0044_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">東好章（あずまこうしょう）</p><p class="c_profile__txt-a">都内にて不動産デベロッパーの管理職やファイナンシャル・プランナーとして勤務した後、父である師僧の跡を継いで一向寺第38世の住職に就任。自死・自殺に向き合う僧侶の会や、悩み相談サイト『hasunoha』回答僧侶として活動中。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/ikkoji43/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>一向寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">多忙な日々の中、写経に打ち込んだ祖母の句</h2>
<figure id="attachment_21805" aria-describedby="caption-attachment-21805" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-21805" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/599077441810c5e937e51eeab97fd366-1024x768.jpg" alt="" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/599077441810c5e937e51eeab97fd366-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/599077441810c5e937e51eeab97fd366-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/599077441810c5e937e51eeab97fd366-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/599077441810c5e937e51eeab97fd366.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-21805" class="wp-caption-text">祖母を思い出しながら金字で写経</figcaption></figure>
<p><em>　</em>私はお寺に生まれましたが、お寺で育ったのはわずか約3年程度でした。母の実家で生活し、祖母に育てられて成長しました。<br />
<em>　</em>大正生まれの祖母は、非常に我慢強い控えめな性格でした。戦争を耐え忍び、たくさんの子どもを抱えて必死に生き抜きました。そして心身ともにひ弱な私を、優しく育ててくれました。</p>
<p><em>　</em>その祖母の趣味は般若心経の写経と俳句でした。祖母は日々の忙しい合間をぬって、写経にいそしんでいました。夜の灯の中で、一生懸命に写経に打ち込む祖母の姿が今でも目に浮かびます。</p>
<p><em>　</em>祖母の作った俳句に「<strong>写経の<ruby>灯<rt>ひ</rt></ruby>　<ruby>蛾<rt>が</rt></ruby>が<ruby>金粉<rt>きんぷん</rt></ruby>を　打ちにくる</strong>」という句があります。<br />
<em>　</em>仏様の尊い教えである般若心経を書き記していると、その灯をたよりに蛾が寄ってきて飛びまわり、羽根の粉つまり<ruby>鱗粉<rt>りんぷん</rt></ruby>がひらひらと落ちて光にあたり、金粉を<ruby>撒<rt>ま</rt></ruby>くように見えるという情景を描いています。お経は仏様の教えですから尊い黄金のように価値がある、あるいは蛾の鱗粉も金粉に変えてしまうほどの<ruby>功徳<rt>くどく</rt></ruby>があるということを、祖母は心に留めて写経していたのです。</p>
<p><em>　</em>祖母がどれほど般若心経を理解していたのかは定かではありませんけれども、その書く一文字一文字を御仏の教えとして受けとめ、日々の辛く苦しい生活をなんとか生き抜いていく<ruby>糧<rt>かて</rt></ruby>としていたのだと思います。</p>
<h2 class="c_header_post-b">一文字一文字じっくり書き記し、味わう般若心経</h2>
<p><em>　</em>般若とは<ruby>智慧<rt>ちえ</rt></ruby>です。心経とは真の教えです。お釈迦様がお悟りを開かれ真理を体得なさり、真理つまりその真の智慧をもって法を説き、多くの人々をお導きになりました。<br />
<em>　</em>その後、仏様の<ruby>み<rt>・</rt></ruby>教えとして八万四千の法門が説かれ、あまたの仏弟子が生まれて仏教は広がっていきました。お釈迦様がお亡くなりになられた後も、さまざまな高僧が<ruby>研鑽<rt>けんさん</rt></ruby>を積んで、南方と北方に分かれ仏説として世界中に伝わっていきました。</p>
<p><em>　</em>いま私達は、その仏様の教えを受けとり生きています。私達が生きているさ中で、その般若である真の智慧を理解することはなかなか難しいかもしれません。日々の生活の中で「<ruby>一切皆苦<rt>いつさいかいく</rt></ruby>」「<ruby>諸行無常<rt>しよぎようむじよう</rt></ruby>」「<ruby>諸法無我<rt>しよほうむが</rt></ruby>」「<ruby>涅槃寂静<rt>ねはんじやくじよう</rt></ruby>」をありのまま受け入れることは、生身の人間である私達にはなかなかできないことですからね。私達の迷いの心が邪魔してしまいます。私達に理解できるのはもしかしたら「一切皆苦」つまり「すべては思うようにはならない」といことくらいかもしれません。</p>
<p><em>　</em>とはいえ、そのような真理に巡りあい、知りうる機会を得たのはとてもありがたいこと、かけがえのないことかと思います。私達があまた不思議なご縁に結ばれてこの世に生を享け、仏様の教えに出あえたことは本当に奇跡的なことですからね。<br />
<em>　</em>般若心経の一文字一文字をじっくりと心を込めて書き記す中で、少しずつ仏の<ruby>み<rt>・</rt></ruby>教えである真の智慧、つまり般若を受けとめていき、体得していけるのではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>私の祖母も、今はもう極楽浄土に<ruby>往生<rt>おうじよう</rt></ruby>し、仏様の<ruby>み<rt>・</rt></ruby>前で親しい方々やご先祖様方と一緒に、心おきなく安らかに写経にいそしんでいるのではないかと思います。<br />
<em>　</em>新型コロナウイルスの災いが世界中を覆い、不安や恐怖や苦しみを人々に与えているさ中ではありますが、ご自宅にて心を落ち着けてしばし写経に打ち込んでいただき、この世の災いや不安から離れ、真の智慧に向き合い仏様の<ruby>み<rt>・</rt></ruby>教えを体得なさってくださいね。<br />
<em>　</em>どうかこれからも、共に仏様の<ruby>み<rt>・</rt></ruby>教えを信じ、仏弟子として日々精進していきましょう。</p>
<p><em>　</em>至心合掌　南無阿弥陀仏</p>
<h2 class="c_header_post-b">【まいてら編集部のおススメ】ご自宅で般若心経の写経をしませんか？</h2>
<p><em>　</em>以下リンク先から台紙をダウンロードし、プリンターで印刷します。その上に写経用紙、または半紙を置き、透けて見えるお手本の文字をなぞるようにして写経しましょう。<br />
<em>　</em>外出やお参りができるようになりましたら、どこかのお寺に奉納されてはいかがでしょうか？</p>
<p><strong>※般若心経の台紙ダウンロードは<a href="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/04/sousei16th-singyo-kuro.pdf">こちら</a></strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-21258" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/04/pannya-1024x721.jpg" alt="" width="640" height="451" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/04/pannya-1024x721.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/04/pannya-300x211.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/04/pannya-768x541.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2018/03/0044_01_eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">栃木県佐野市</div><div class="c_tera__title-a">一向寺</div><div class="c_tera__txt-b">悲しみに寄り添い、ほとけさまとご縁を結ぶお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/ikkoji43/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/kotoba_ikkoji_0043/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Thu, 19 Feb 2026 06:58:48 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>受け止める大地のありて　椿落つ（西法寺住職・西村達也）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/saihouji12_20221223/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/saihouji12_20221223/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[西村達也]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Dec 2022 02:23:15 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=33175</guid>

					<description><![CDATA[掛け替えのない人生。精一杯生きた人生 　これまで多くの方々の葬儀を勤めさせていただきました。その都度故人のお顔を拝ませていただきながらいつも思うことは、「一人ひとり、掛け替えのない人生」であるということ、そして「その人な [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">西村達也（にしむらたつや）</p><p class="c_profile__txt-a">西法寺住職。1962年北九州市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科真宗学専攻を’85年卒業。自坊法務の傍ら鎮西敬愛学園宗教科の非常勤講師を勤めた。’97年第十三世住職に。社会福祉法人慈恵会（済美保育園/旭ヶ丘保育園）理事長。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/saihouji12/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>西法寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">掛け替えのない人生。精一杯生きた人生</h2>
<p><em>　</em>これまで多くの方々の葬儀を勤めさせていただきました。その都度故人のお顔を拝ませていただきながらいつも思うことは、「一人ひとり、掛け替えのない人生」であるということ、そして「その人なりに精一杯生きた人生」であったということです。</p>
<p><em>　</em>考えてみれば、私たちは気づいたらこの世に生きていました。この世とは、大宇宙という果てしない空間であり、地球という星であり、日本という島国です。この世は何が起こるかわかりません。地震、台風、疫病、更には国際関係や戦争、分からない事だらけです。そんな世界に、ポーンと投げ出された私たちは、正直なところどっちを向いて何をしたらいいのか分かりません。ただただ周りを見よう見まねで、必死に生きているのではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>周りの環境のこともそうですが、自分自身のことすら分かっていません。苦しみや悩みを避けようとしても、次から次に苦しみや悩みが襲いかかります。仏教は、苦悩の根本原因は自分自身にあると説きます。逃れられない人間の性質、つまりは自己中心の思い込みの積み重ねが、私のいのちを造り上げていく。あたかも雪だるまがどんどん大きく重くなっていくように、私たちのいのちの雪だるまは、どんなにもがいても沈む以外にないようです。<br />
<em>　</em>人は、与えられた(ある意味逃れられない)環境を、その人なりに必死で生きているのだと思います。どんな生き方であっても、その人なりに必死であることには変わりません。そしてやがて死んでいくいのち。<br />
<em>　</em>苦悩から逃れようと必死に生きるけれども、逃れられないどころか、苦悩は益々深まっていく。そのような私たちのことを、仏様はどのようにご覧になられたのでしょうか？<br />
<em>　</em>仏様の御こころを「慈悲」と言います。私たちのことを「慈しみ、悲しまれて」おられます。私たちの苦悩を我がこととして深く悲しまれ、必ず救うと慈しまれているのです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">受け止める大地のありて　椿落つ</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-33180" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-1024x683.jpg" alt="椿" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-1536x1024.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/12/25315444_m.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>「受け止める大地のありて　椿落つ」</p>
<p><em>　</em>大久保昭子さんの俳句です。私はこの句が好きです。<br />
<em>　</em>この句を見るたびに、私は大地のようなアミダさまを連想します。私がこの大宇宙の中でどんなにもがき苦しみ、落ちていこうとも、アミダさまの大きな慈悲の真っ只中であることを教えてくれる気がするのです。何の術もない私に、生きる土台が与えられたような心持ちになります。</p>
<p><em>　</em>掛け替えのない人生を、精一杯生きてまいりましょう。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/07/0012_01_eyecatch-1.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">福岡県北九州市八幡西区</div><div class="c_tera__title-a">西法寺</div><div class="c_tera__txt-b">「ご門徒さんは宝」を合言葉に─</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/saihouji12/event/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/saihouji12_20221223/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Thu, 19 Feb 2026 06:56:33 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>建築家から僧侶に衣替え。自由に語れる空間づくりを求めて － 妙慶院 住職 加用雅信さん （広島県広島市）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/oterabito_myoukeiin_0008/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/oterabito_myoukeiin_0008/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[玉川 将人]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 Mar 2019 08:57:33 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">http://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=15438</guid>

					<description><![CDATA[原爆の焼け野原から立ち直った妙慶院３代の歩み 平和大通りは、広島の人たちに「百メートル道路」の呼び名で親しまれている。 平和への願いが込められたこの道路では、毎年ゴールデンウィークに160万人もの動員数を誇るフラワーフェ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2 class="c_header_post-b">原爆の焼け野原から立ち直った妙慶院３代の歩み</h2>
<figure id="attachment_15446" aria-describedby="caption-attachment-15446" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15446" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/e897e7e7dc4f3a392d7df5027a08b8b1.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15446" class="wp-caption-text">妙慶院は1977年竣工の時代を先取りしたビル型寺院</figcaption></figure>
<p>平和大通りは、広島の人たちに「百メートル道路」の呼び名で親しまれている。<br />
平和への願いが込められたこの道路では、毎年ゴールデンウィークに160万人もの動員数を誇るフラワーフェスティバル、さらにはカープやサンフレッチェが優勝した時にはパレードが行われている。<br />
妙慶院は、そんな平和大通り沿いにある浄土宗のお寺だ。</p>
<p>「平和大通り」の名が採用されたのが昭和26年。<br />
そして昭和29年、原爆で本堂を失った妙慶院も平和大通りの南沿いにあたる現在の地に悲願の本堂再建を果たした。<br />
さらにその23年後の昭和52年。妙慶院は再度本堂を建て直す。都市型寺院の先駆け、ビル型のお寺だ。<br />
住職の加用雅信さんは、先々代による戦後復興の苦労、そして先代による新たなお寺への挑戦を受け継ぎ、21世紀のあるべきお寺の姿に果敢に取り組んでいる。</p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">先々代、私の祖父は大変な苦労の中で尽力し、終戦わずか9年で焼け野原に木造本堂の再建を成し遂げました。とは言え、良い資材もなく、丈夫な本堂とは言えなかったみたいで、23年後に鉄骨鉄筋コンクリート造で再々建しました。当時はビル型のお寺は圧倒的に少なく、全国的に見てもかなり早かったんじゃないでしょうか。</span></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<figure id="attachment_15448" aria-describedby="caption-attachment-15448" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-15448 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/677c4dc40ccd5cc2d8c2fe5886419c26.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15448" class="wp-caption-text">焼け野原からの復興。木造本堂は戦後9年で再建した。</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400;">ビル型のお寺である妙慶院がいち早く取り入れたもうひとつに、納骨堂がある。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">九州のお寺では納骨堂が多く見られますが、広島はお墓が圧倒的に多かったですし、いまも多いですよ。広島市内では、当時も今もお墓を全部やめて納骨堂だけというお寺はとても珍しいと思います。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400;"> ビル型のお寺と納骨堂。お参りのしやすさが喜ばれているという。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">ビルですから、木造のお寺と違って気密性が高く、冷暖房がよく効きます。エレベーターがあるから足腰に自信のない方がお参りされるのにも負担が少ない。さらには天気に左右されることなくお参りできる。ビル型のお寺だからこその利点ですよね。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400;">お寺の未来型のひとつかもしれないスタイルを、妙慶院は先取りしていたと言えるのかもしれない。</span></p>
<h2 class="c_header_post-b">建築の世界からお寺の世界へ　人を相手に生きていきたい</h2>
<p><span style="font-weight: 400;">加用さんは僧侶でありながら建築家でもある。高校卒業後は東京の大学に進み、海外留学も経て建築事務所に勤務した。あこがれの建築家の仕事は多忙を極め、心身ともに疲弊していったという。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">建築事務所では朝から晩までずっとパソコンの画面と向き合い、徹夜や朝帰りも当たり前。そんな日々が続くと自分が会社にとって都合のいいひとつの「歯車」でしかないように思えたんですね。それがとても苦しかったです。</span></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<figure id="attachment_15449" aria-describedby="caption-attachment-15449" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15449" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/8bb0fb9843646b379b120ae777f87749.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15449" class="wp-caption-text">中央にいるのが、設計事務所時代の加用さん。</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400;">30歳で東京を離れて広島に戻って来た。建築家と僧侶と、両立できるのか、一つの道を選ぶべきかと迷った結果、人と人とが顔を合わせる場を求めていた加用さんは僧侶の道を選ぶ。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">お坊さんは人が相手です。それは、パソコンの画面とにらめっこする仕事とは対極です。人を相手に生きていきたい。人の話を聴き、そしてお茶を飲みながらいろいろ話したい。もちろん建築の仕事も魅力的でしたが、両方を天秤にかけた時に、私はお寺に生まれたことに縁を感じたんです。きっとこれが私の歩む道なのだろうと。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400;">また、僧侶というひとつの資格が、加用さん自身のアイデンティティを確立してくれたありがたいものだという想いもあったそうだ。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">幼い頃から、自分は何もできない人間なのだとコンプレックスを持っていました。ところが大学3年の時、僧籍、いわゆる僧侶の資格を取ったことで、自然とコンプレックスが消えてなくなったんですね。周りの人の誰もが持ち得ないものを手に入れた気がして、私自身を安心させてくれたんです。ドラクエで言うところの、職業をひとつ手に入れたみたいな感じです。まさに「僧侶」ですよね（笑）</span></p></blockquote>
<figure id="attachment_15455" aria-describedby="caption-attachment-15455" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15455" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/872f1da1c9477988fda27d45a3661546.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15455" class="wp-caption-text">僧籍の取得は、悩める加用青年の大きな心の支えとなった。加用さんは前から4列目、右から3人目。周りの人よりも背の高さが目立つ。</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">街中のいたるところでお坊さん　街の声に耳を傾ける活動的な日々</h2>
<p><span style="font-weight: 400;">加用さんの日常はとても活動的なのだが、人々の中に自然にとけ込む加用さんのまわりでは、不思議と時間がゆるやかに流れている。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">お寺の住職として、もちろんお檀家さんのお参りや葬儀や法事や年中行事も執り行っていますが、他に月1回「寺カフェ」というものをやっています。お寺に自由に来ていただいて、写経、写仏、切仏というものをしながら心を安らいでいただく。そのあとはみなさんでお茶をして、「ああだこうだ」とお話しをします。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400;">かつては建築家としてハコモノを作っていた加用さんは、いまではそのハコモノの中で、人と人のつながるコミュニティの中心にいる。加用さんの取り組みはお寺の中だけにはとどまらない。広島の街に飛び出して、あちらこちらでお坊さんの格好をして人々の声に耳を傾ける。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">月1回「坊主バー」もやっています。毎回テーマを決めて参加者さんのお話を聴いたりいろんな話をさせてもらったりしています。いわゆる布教などではなく、飲み物を片手に日々の悩みや想いを参加者で語り合うんです。</span></p></blockquote>
<figure id="attachment_15450" aria-describedby="caption-attachment-15450" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15450" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/d6d60bea66e6a5a2bf3676561c6b097a.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15450" class="wp-caption-text">月に1度の「坊主バー」。参加者全員がが飲み物片手に本音で語り合うのだが、加用さん自身はお酒を飲まない。</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400;">「坊主バー」の取り組みは地元の新聞に取り上げられ、それがきっかけで広島テレビのカルチャースクール（広テレ！キャンパス）でも「坊主カフェ」を開催するようになる。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">これからのお坊さんは話すよりも聴くことが大切だと思うんです。周りに気を遣いすぎたり、空気を読みすぎたり、自分のことを自由に語ることが憚れる時代になっていますよね。「ちょっとこれ言うの重たくなるからやめようかな」とかね。でも、だれだってそれぞれストーリーを持っていて、話したいことがあるはずなんです。そこで、あえて何でも話していいですよという場所が提供できたらいいなと思うし、衣を着てお坊さんの格好していたら「お坊さんなら話しても大丈夫かな」とみなさんいろいろな悩みや、まじめな問題を語ってくださいますよ。</span></p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">お坊さんは職業ではなく生き方だ</h2>
<p><span style="font-weight: 400;">街に飛び出して、そこに集まる人々の声に耳を傾ける加用さんだが、実は自分からそのような場を作っていったのではなく、すべて向こう側からの誘いで始まったことだという。誘われてコミュニティにとけ込み、その中心に座って人々の話を聴き、求められる問いに答える。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">平和をテーマにした国際的なワークショップや、チャリティコンサートの場所としてお寺の講堂を提供することもあれば、お寺を飛び出してテレビやラジオにも出演する。内に外に積極的に駆け回るそのモチベーションはどこにあるのだろうか。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">やっぱり自分自身の存在確認がまずありますよ。いわゆる承認欲求です。色々な人の話を聴くことで、自分の存在がその人のためになるんだという実感、アイデンティティを感じられるからこそです。楽しくて面白い上に、自分が携わることで周りの人たちが喜んだり笑顔を灯したりしていただけたら、こんなに嬉しいことはないですよね。堅苦しい話はなるべく避け、求められない限り布教みたいな話もしません。一人の等身大の人間として耳を傾けるように努めています。それで充分だと思います。</span></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<figure id="attachment_15453" aria-describedby="caption-attachment-15453" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15453" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/5a07f11cbe1f76b449bf37c8e2b7a91d.jpg 1228w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15453" class="wp-caption-text">広テレ！キャンパスの「坊主カフェ」。人々の声に耳を傾ける加用さんの取り組みは自然と広がりを見せている。</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400;">さまざまな場所から誘いがかかってはイベントを通じてひとりでも多くの人に仏教に触れてもらう。加用さんの人柄からか、その取り組みは少しずつ広がりを見せている。多忙の毎日で、オンとオフとをどのように使い分けているのかと訊ねると「お坊さんは、職業ではなく生き方なんです」という答えが帰ってきた。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">お坊さんてのはね、職業ではなく生き方なんです。だから、オンもオフもない。街を歩いてても、映画観てても、お茶してても、こんな頭ですし、どこ行ってもお坊さんだと見られるんですね。サンフレッチェやカープ観戦にスタジアムに行って応援しますが、そんな時でもお坊さんです（笑）</span></p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">妙慶院の考える供養とお布施　「ちょっと多めかな」くらいが一番いい</h2>
<p><span style="font-weight: 400;">まいてらのページに来てくださっている人の多くはきっと何かの理由でお寺を探している。そんな人たちに向けて、妙慶院の仏事や供養への考え方を語ってもらった。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">まいてらさんを通じてご縁をいただいた人はすでにたくさんいます。特に多いのが水子供養ですね。広島は浄土真宗のお寺が多く、そのため水子供養をしているお寺が少ない。自坊では、水子さんのお葬式を執り行います。お母さんの胎内でたしかに生きた命です。きちんとお葬式を執り行って、ご家族と一緒にお念仏してご供養をいたします。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400;">最近の寺離れには、お金にまつわる不信感が原因となっている面も否めない。なかなか聞きづらいお金についても、供養とお布施の観点から語ってもらった。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">　お布施の額を気にする理由に、「お寺に失礼があってはいけない」という意識が働くのであるならば、どんな金額でも『失礼』にはならないと言いたいですね。ただ、お布施の定額制はよくないと思う。なぜなら、金額を提示すると「あっ、これくらい安くていいんだ」「えーっ、こんな高いんだ」という意識が働いてしまうから。だからこそ「お気持ち」なんです。その人に見合った金額で、少しくらい背伸びをして「ちょっと多いかな」「このくらいが精一杯だな」というあたりのお金を包むのが、故人様に対して精一杯のご供養になると思います。</span></p></blockquote>
<figure id="attachment_15456" aria-describedby="caption-attachment-15456" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15456" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/b4df3845df9899377a26a1ccb2ce6eb3.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15456" class="wp-caption-text">彼岸法話</figcaption></figure>
<p>妙慶院では、戒名料も受け取らないという。</p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">　お葬儀のお布施はお供えいただいていますが戒名料は一切いただきません。戒名というのは、仏弟子になる際に戒を授かった証しの名前でして、本来は生前に授かっていただきたいものです。「いくら支払ったから弟子する」という話ではないんです。戒名や葬儀なんて要らないという人の本心には、お金に対しての不満や不信感がある。戒名は要らないという人には、「お葬儀で戒を授けるので戒名をお授けします。ただし戒名料は不要です」と言います。それでも要らないという人はほぼいません。そうした不満や不信感を取っ払わないことには、亡き人を悼み弔う想いが満たされないですからね。</span></p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">お時間あったら、お茶飲みながらお話ししませんか？</h2>
<p><span style="font-weight: 400;">最後に、「まいてらをご覧の方にメッセージを」と訊ねたら、「お時間会ったらお茶しましょう。いつでもお寺にお越しくださいね」と答え、次のように続けてくれた。</span></p>
<blockquote><p><span style="font-weight: 400;">悩みは誰にでもありますよね。でも、遠慮してなかなか人には言えません。お寺はそれを安心して話せる場所で、お坊さんはそんな人の話に耳を傾ける存在。妙慶院がそんな場所であれたらなと思うし、私自身そんな僧侶を目指しています。いまの時代は結果が求められる世知辛い世の中です。でもみんな失敗ばかりだし、苦しんで、もがいている。泥臭くても、きたなくても、ぶさいくでも、心の奥底に抱えて吐き出せない想いを言葉にして自由に語ってただだけたらいいな、と願ってます。いつでもお話伺いますよ。</span></p></blockquote>
<figure id="attachment_15451" aria-describedby="caption-attachment-15451" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-15451" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/03/48f23f1b8bfd7ce0fb7411ac91d56a45.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-15451" class="wp-caption-text">妙慶院本堂で月に1度行われる「寺カフェ」</figcaption></figure>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">僧侶になれたことでアイデンティティが作られたと語る加用さんの言葉からは、自身が僧侶として生きる道を歩んでいることへの感謝の念があふれている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">そんな加用さんの目指す「自由に語れる場」。バーでも、カフェでも、どこでもいい。加用さんがそこにいることで、そこが「自由に語れる場」になる。かつて建築家としてさまざまな場を作ってきた加用さん本人が、いまでは場なのだ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">加用さんに会いたい人は、お寺でも、坊主バーでも、坊主カフェでも、参加してみてはいかがだろうか。終始笑顔で、穏やかにこちらの話を聴いてくれる加用さんの人柄を、ぜひとも肌身で感じてほしい。</span></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/07/0008_00_main.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">広島県広島市</div><div class="c_tera__title-a">海雲山 妙慶院 来迎寺</div><div class="c_tera__txt-b">緑豊かな広島都心のビルのお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/myoukeiin8/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/oterabito_myoukeiin_0008/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Thu, 19 Feb 2026 04:26:35 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>ご縁まかせで生きる。小さな仏縁を社会に広げていきたい －善福寺　住職　桂浄薫さん（奈良県天理市） 　</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/oterabito_zenpukuji_0004/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/oterabito_zenpukuji_0004/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[玉川 将人]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 20 May 2019 22:08:53 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">http://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=16257</guid>

					<description><![CDATA[住職になることに、抵抗はなかった 桂浄薫さんが住職を務めるのは奈良県天理市にある浄土宗善福寺。天理市と聞くと誰もが思い浮かべるのが天理教。しかし、この地域には古くからの仏教寺院も数多く現存し、神仏やご先祖様への信仰も根強 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2 class="c_header_post-b"><b>住職になることに、抵抗はなかった</b></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-16272" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9-1024x684.jpg" alt="" width="640" height="428" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9-1024x684.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9-300x201.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9-768x513.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image9.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><span style="font-weight: 400">桂浄薫さんが住職を務めるのは奈良県天理市にある浄土宗善福寺。天理市と聞くと誰もが思い浮かべるのが天理教。しかし、この地域には古くからの仏教寺院も数多く現存し、神仏やご先祖様への信仰も根強い。そんな地域のお寺に生まれた桂さん。幼い頃からお墓参りのお手伝いをしていたという。</span></p>
<blockquote><p>小学校1年生の頃からお寺のお手伝いをしてました。お盆やお彼岸の時には、一日中玄関の前に座って、お墓参りを頼みにお檀家さんが来られたら、一緒に墓前まで行ってお経を上げるんです。「こぼんちゃん、こぼんちゃん」とお檀家さんによく呼びかけられたのを覚えてます。あの頃は人気があって、かわいかったんでしょうね（笑）</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">善福寺は行基菩薩が開き、1,300年もの歴史を誇る。桂さんは第33世の住職だ。次男として生まれたため、もともとお寺を継ぐつもりはなく、工学系の大学に進学し、大学院を経てエンジニアとしてソニー（株）に就職する。しかし、お寺を継ぐはずだったお兄さんが教師の道に進むことを決めたため、住職の後継問題が浮上。家族会議が開かれることに。</span></p>
<blockquote><p>当時はサラリーマン3年目でした。兄がお寺を継がないとなると、どこか関係のあるお寺から弟子を取って住職として育てたり、近隣のお寺に兼務してもらったり、いろんな方法を考える必要があります。いずれにしてもそう簡単に後継者を見つけることはできません。そのような苦悩をそばで見ていると、他の人に任せるくらいなら自分がやろう、と思い至りました。</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">抵抗はなかったのだろうか？</span></p>
<blockquote><p>なかったですね。小さい頃からお寺の手伝いもしてましたし、生まれ育ったお寺に愛着もありました。<span style="font-weight: 400">多くの檀家さんからかわいがられた良い想い出もありました。小さい頃からお寺や檀家さんと関わりあう中で、お寺というのは多くの人に支えられていてありがたいところだなぁということが、肌にしみついていたのでしょうね。</span></p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<figure id="attachment_16304" aria-describedby="caption-attachment-16304" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-16304" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0382-1024x771.jpg" alt="" width="640" height="482" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0382-1024x771.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0382-300x226.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0382-768x578.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0382.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-16304" class="wp-caption-text">6歳のころの桂さん</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b"><b>和文のお経に込められた想い</b></h2>
<p><span style="font-weight: 400">善福寺は「和文のお経のお寺」として知られる。通常、お経は漢文で読まれるが、善福寺で読まれるお経はすべて和文、つまり日本語に翻訳されている。</span></p>
<blockquote><p>和文だとお経の意味が大体分かりますよね。完全に意味が理解できなくてもおおよその雰囲気が伝わります。そしてもっと大切なことが、全員一緒にお経を読めるということ。<span style="font-weight: 400">お経はお坊さんだけがひとりで読むのではなく、</span><span style="font-weight: 400">当たり前のように参列の方々と一緒に読みたいという想いがあるんです。お経は自分自身で読んで、その有り難さを頂いてほしいからです。</span></p></blockquote>
<figure id="attachment_16273" aria-describedby="caption-attachment-16273" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16273 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image5-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" /><figcaption id="caption-attachment-16273" class="wp-caption-text">善福寺は和文のお経のお寺として知られる</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400">和文のお経のきっかけは、お父様でもある先代住職が東京の修行時代に</span><span style="font-weight: 400">和訳のお経の薫陶を受け、以降、善福寺では和文のお経を実践し続け、それは桂さんへと引き継がれている。</span></p>
<blockquote><p>今の時代は学校でも子どもたちに「主体的に取り組もう」「受け身ではなく積極的に参加し、自分自身で考えよう」と教育する時代。それなのに法事やお葬式の現場では意味の分からないお経をただ受動的に聞かされているだけになっていないでしょうか。もっと喜んでお経を読んでいただける場にしていく必要があると思います。</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">また、和文のお経には、伝統を護るだけで思考停止に陥ってはダメだという自戒も込められている。</span></p>
<blockquote><p>どちらが良くてどちらがダメということではないんです。漢文のよさ、和文のよさ、それぞれあると思います。お経を読むお坊さんの態度や人徳に依る場合もあるでしょう。ただこわいのは、お坊さん自身が従来の漢文のお経で充分だ、修行時代に教わったものが当たり前なんだと、思考停止になってしまうことです。このままでいいのだろうか、もっと良い方法があるのでは、という自問を常に自分の中で持ち続けるべきだろうと考えています。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="c_header_post-b"><b>「子ども食堂」を通じて地域にうまく巻き込まれていく</b></h2>
<p><span style="font-weight: 400">桂さんは普段の法務に加えて、さまざまな取り組みに勤しんでいる。そのうちのひとつが「子ども食堂」だ。</span><span style="font-weight: 400">もともと貧困家庭の子供たちに向けて行われていた子ども食堂だが、全国に広がる子ども食堂の多くは誰でも参加自由の「地域の居場所」となっている。桂さんが関わる「丹波市こども食堂」（天理市丹波市町）も、いまでは地域の子どもから大人まで約100人にも及ぶ人たちでにぎわっているという。</span></p>
<blockquote><p>子ども食堂は、この地域の人たちにとってのひとつの居場所となっていますね。誰が来てもいいですし、大人の方だけでも大歓迎です。カレーを食べて、そしておりがみをしたり、バルーンアートをしたり、鬼ごっこをしたりと、子どもたちは自由に遊んでいますよ。</p></blockquote>
<figure id="attachment_16274" aria-describedby="caption-attachment-16274" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16274 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image8-1024x769.jpg" alt="" width="640" height="481" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image8-1024x769.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image8-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image8-768x577.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image8.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-16274" class="wp-caption-text">丹波市こども食堂</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400">子ども食堂の実行委員長を担う桂さん。そこではお寺の住職という立場をいったん離れて、純粋に地域の一市民として参加者とふれあっている。</span></p>
<blockquote><p>一応、実行委員長をしていますが、約100人分のカレーを作ってくださるのは民生委員やボランティアの女性の方々。わたしはただ、インドのお坊さんの袈裟のようなエプロンを着てお手伝いするだけです（笑）配膳しながら参加者とおしゃべりしています。</p>
<p><span style="font-weight: 400">子どもたちのためなら、とお手伝いくださる方々は年齢や立場や宗教も関係なく集まってくださいます。天理という土地柄、スタッフにも参加者にも天理教信者の方もいますが、みんな子どもとカレーが好きなことに違いはありませんね。天理がより良い町になる一助になれば幸いです。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">地域社会の中でお寺はなにができるのか。桂さんは「地域にうまく巻き込まれていく」と、面白い表現をする。</span></p>
<blockquote><p>お寺が存在し、人々から必要とされるには、お寺が地域社会とうまく、そして深く関わっていかなければなりません。それが最近よく指摘されるお寺の公益性や公共性というものでしょう。</p>
<p><span style="font-weight: 400">でも私は、自分でイニシアチブを取って周りを動かしていくタイプじゃありません。地域を元気にするため何か仕掛けていくというより、面白いことをしようとする人にうまく巻き込まれていくことを意識しています。</span></p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b"><b>お供え物の意味を変えた「おてらおやつクラブ」</b></h2>
<p><span style="font-weight: 400">さらに桂さんは「特定非営利活動法人おてらおやつクラブ」の事務局長をも務める。お寺に多く集まるお供え物を日本全国の貧困に苦しむ子どもたちに届ける取り組みは、2018年にグッドデザイン大賞を受賞するほど注目されている。おてらおやつクラブに関わるきっかけも、同宗派のお坊さんからの誘いがあったという。</span></p>
<blockquote><p>同じ奈良県内に安養寺という浄土宗のお寺があります。その住職の松島さんに誘われたのがきっかけです。「桂さんのところでもお供え物余っているでしょ。それをひとり親家庭の子どもたちにおすそわけしましょう」と。</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">いまでは日本全国1,100を超える寺院、430を超える団体が賛同するほどに活動は広がりを見せている。おてらおやつクラブに取り組むことで、お寺は社会福祉の中継点としての役割を担うことになる。</span></p>
<figure id="attachment_16275" aria-describedby="caption-attachment-16275" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16275 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image6-1024x768.jpg" alt="" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image6-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image6-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image6-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image6.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-16275" class="wp-caption-text">おてらおやつクラブでは、毎回ボランティアの人の力を借りている</figcaption></figure>
<blockquote><p>これまではただなんとなくお寺にお供えをしていたと思うんですね。ところが、おてらおやつクラブを通すことで、お寺へのお供えが、そのまま社会につながっているんだという実感が生まれたと思います。お供えして終わりではなく、その先まで見据えたお供え物になりました。お供え物ひとつ、自分の行動ひとつ、小さな仏縁ひとつが、広く社会に循環していくことを実感してくれていると思います。</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">おてらおやつクラブの取り組みによって、お檀家さんとのつながりにもよい変化がもたらされたと続ける。</span></p>
<blockquote><p>お檀家さんとの距離もより密接になりましたね。これまでお寺とあまり親しくなかった人も、「テレビを見たよ。これを届けてあげてね」とわざわざお供え物を持ってきてくれたり、お参りの時に子どもたちが喜ぶようなお供え物をあえて用意してくれていたりとかですね。お寺とお檀家さんの関係が社会全体につながっていることを、有意義に感じてくださっているんです。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="c_header_post-b"><b>大仏姿で奈良マラソン。いろんなチャンネルをもつお坊さんを目指して</b></h2>
<p><span style="font-weight: 400">お寺の法務だけでなく、さまざまなことに取り組む多忙な桂さんだが、趣味のひとつがマラソン。毎年12月に行われる奈良マラソンには欠かさずエントリーしているのだと、1枚の写真を見せてくれた。</span></p>
<blockquote><p>多くのランナーは応援の沿道の方とハイタッチをします。ですが私はハイタッチせずに合掌します。ゼッケンに「おしょう」と書いてるので、「和尚さん」と呼ばれる度に合掌する。これがね、鉄板でウケるんですよ（笑）</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">さらに桂さんは嬉しそうに大仏アイテムを取り出してきてくれた。“らほつニットキャップ”を被り、“袈裟風エプロン”を着た姿は、さながら奈良の大仏だ。</span></p>
<blockquote><p>奈良といえば東大寺の大仏ですが、このお寺の本堂にも、「丈六の阿弥陀様」（座っている阿弥陀如来が立ち上がると1丈6尺＝約4.8メートルにもおよぶ）として親しまれている大仏さまがおられます。大仏さんのような姿で走るのも、奈良マラソンなら面白いかなと思いましてね。もっとお坊さんランナーが増えてほしいですが。</p></blockquote>
<figure id="attachment_16276" aria-describedby="caption-attachment-16276" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16276 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image3-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" /><figcaption id="caption-attachment-16276" class="wp-caption-text">奈良マラソンには毎年参加している桂さん</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400">普段の法務に加えてさまざまなことにアクティブに取り組むのは、宗教離れや寺離れという世相に対して「いまのままではダメだ」という危機感があるからだ。</span></p>
<blockquote><p>なにが一番危険かというと、誰もお寺に期待しなくなること。信仰を誰も必要としなくなることへの危機感です。</p>
<p><span style="font-weight: 400">今はまだ、おてらおやつクラブにお供え物が多く集まるように、仏様を中心とする信仰の在り方が尊重されています。お供え物を頂く場としてお寺は認められている。けれどもお坊さんは、果たしてその期待に応えられているか？　信仰の導き手として尊敬される人物にならなければいけません。</span></p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">檀家だけではなく、地域の人たちや、同じ志を持った僧侶たちとの仏縁に引っ張られながら、桂さん自身はどのような心構えで人々と向き合うようになったのだろうか。</span></p>
<blockquote><p>信仰の入口に立っていただくには、やはりまずはお寺やお坊さんへ関心を持ってもらいたいです。そのためにお寺としても個人としても、いろんなチャンネルを持つようにしていて、そのどれかをきっかけに仏縁を結んでいただくことを願っています。多くの人に「ステキな活動ですね」とか「おもしろい住職だなあ」と感じてもらうことで、より身近な存在になれるのかなと。</p></blockquote>
<figure id="attachment_16280" aria-describedby="caption-attachment-16280" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16280 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image2-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" /><figcaption id="caption-attachment-16280" class="wp-caption-text">さまざまなチャレンジは、ひとつでも多くの仏縁を結ぶために</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400">そうした「いろんなチャンネル」を持つ取り組みによって、誰かが喜んでくれる。だからこそ楽しく、やりがいがあるのだと語る。</span></p>
<blockquote><p>子ども食堂もおてらおやつクラブも、喜んでくれる人がいて、子どもたちの笑顔が見えます。和文のお経も「変わったお経ですね」というような一言から、仏教やお念仏の話になることも増えました。そして何より、いろんな人と出会うチャンスが増えたことが嬉しいです。地域のいろんな魅力的な人々と出会い、気持ちを合わせて一緒に活動できることが、私自身の人生を豊かにしてくれています。それが地域のネットワーク強化に繋がるなら素晴らしいことですよね。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="c_header_post-b"><b>思い通りにいかないからこそ、ご縁に身を任せる</b></h2>
<p><span style="font-weight: 400">考えてみれば、お寺の住職になるのも、子ども食堂も、おてらおやつクラブも、はじまりはすべて周りの状況に巻き込まれてのことだった。それらを「それでよいのだ」と受け入れる謙虚なスタンスはどこからきているのだろうかと訊ねると、こう答えてくれた。</span></p>
<blockquote><p>そんなに深くは考えてないですよ。戦略的に動いているわけではないですし、先を読める人を羨ましく思います。でも、私たちは自分でコントロールできることって本当にわずかだと思うんです。自分で何でも選択して決断して生きてきたように錯覚しがちですが、さまざまな状況やなりゆきに左右されることが多いのがこの世の中。無理に自分の思うようにしようとするのは苦しみの原因となります。ですから、ある程度なりゆきや人とのご縁に身を任せていこうというのが自分の中にはありますね。</p></blockquote>
<figure id="attachment_16277" aria-describedby="caption-attachment-16277" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-16277 size-large" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/05/image4-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" /><figcaption id="caption-attachment-16277" class="wp-caption-text">ご本尊の阿弥陀如来坐像は「丈六の阿弥陀様」として親しまれている</figcaption></figure>
<p><span style="font-weight: 400">そして最後に、いままさにこの記事を読んでくださっている方へのメッセージをいただいた。</span></p>
<blockquote><p>まいてらの目指すところと同じで 、「よきお寺と出会ってほしい」というのがあります。お寺さんやお坊さんとご縁のない人というのは案外多くおられます。同じ奈良県だからとか、同じ浄土宗だからとか、どんな理由でも構いません。善福寺は少し高台から街を見下ろせるところにある気持ちのいい場所に建ってます。お寺にご縁を求めている方がおられれば、遠慮なく立ち寄っていただきたいですね。</p></blockquote>
<p><span style="font-weight: 400">仏教には「一切皆苦」という言葉がある。この世のものはすべて思い通りにはいかない。桂さんの生き方、住職としての歩み方は、その苦に抗うでも乗り越えるわけでもなく、謙虚に受け止めることから始まる。その人柄ゆえ、お寺はいまでも多くのお檀家さんに支えられ、子ども食堂やおてらおやつクラブもどんどん広がりを見せているのだろう。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400">永代供養やペット供養など、さまざまな相談に応じてくれるという。まずは気軽に立ち寄ってみてはどうだろうか。簡単なものでもよいので仏様へのお供え物を携えて。この小さな仏縁が広く社会に広がっていくのを、ぜひとも直に体験してみてほしい。</span></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0004_01eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">奈良県天理市</div><div class="c_tera__title-a">佛性山 善福寺</div><div class="c_tera__txt-b">和文のお経のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/zenpukuji4/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/oterabito_zenpukuji_0004/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Tue, 10 Feb 2026 06:24:40 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>除夜の鐘が108回鳴らされる理由 &#8211; 一年を終え、新しい年を迎えるために</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/oshiete_joya/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/oshiete_joya/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[玉川 将人]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 24 Dec 2020 23:41:37 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=25877</guid>

					<description><![CDATA[　年越しの夜空に響きわたる鐘の音。こたつの中で除夜の鐘に耳を傾ける人もいれば、お寺に鐘を撞つきに行く人もいることでしょう。除夜の鐘にはどんな意味や歴史があり、お寺側はどのように参拝者を受け入れているのでしょうか。 　また [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132002383_219633983021011_738337544843596651_n.png" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-full wp-image-25973" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132002383_219633983021011_738337544843596651_n.png 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132002383_219633983021011_738337544843596651_n-300x200.png 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132002383_219633983021011_738337544843596651_n-768x512.png 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132002383_219633983021011_738337544843596651_n-600x400.png 600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><em>　</em>年越しの夜空に響きわたる鐘の音。こたつの中で除夜の鐘に耳を傾ける人もいれば、お寺に鐘を<ruby>撞<rt>つ</rt></ruby>きに行く人もいることでしょう。除夜の鐘にはどんな意味や歴史があり、お寺側はどのように参拝者を受け入れているのでしょうか。</p>
<p><em>　</em>また、除夜の鐘に参加する際のマナーや撞き方、お布施についても、きちんと把握している方は少ないかもしれません。<br />
<em>　</em>除夜の鐘に関するマナーや疑問点について、お坊さんに話を聞きました。</p>
<p><strong>※除夜の鐘を撞けるお寺は<a href="https://mytera.jp/calendar-search/?cal-area=&#038;cal-cat=joyanokane&#038;calendar_word=">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">除夜の鐘の基本マナーや撞き方 &#8211; 参加方法・順番・手順・服装・お布施</h2>
<p><em>　</em>まず、除夜の鐘の基本的なマナーをご紹介します。</p>
<p><strong>時間と場所の確認</strong>: まず、除夜の鐘が行われる時間と場所を確認しましょう。多くの寺院や神社で行われますが、時間や催し物が異なる場合があります。</p>
<p><strong>服装と持ち物</strong>: 寒い場合は暖かい服装で参加しましょう。</p>
<p><strong>静かな心を持つ</strong>: 除夜の鐘は静かな心を持って参加することが大切です。他の参拝客や信者と配慮を持ち、静かに行動しましょう。</p>
<p><strong>撞き方</strong>: 鐘楼に到着したら、まずは手を合わせて礼をします。鐘は力を入れずに、優しく撞きます。大きな音を立てることよりも、心を込めて撞くことが重要です。撞く際には、周囲の人々との距離や安全に気を配りながら、一度に複数人が同時に撞くことは避けましょう。撞いた後は、再び手を合わせて礼をしてから場を離れます。</p>
<p><em>　</em>以上が基本的なマナーや撞き方です。</p>
<p><em>　</em>そしてお布施については、除夜の鐘において、お布施をするかどうかは個々の信仰や寺院・神社の方針によって異なります。<br />
<em>　</em>一般的には、お布施は自由意志によって行われます。お布施は寺院や神社の維持管理や慈善活動に使われることが一般的ですが、強制されることはありません。</p>
<p><strong>※除夜の鐘を撞けるお寺は<a href="https://mytera.jp/calendar-search/?cal-area=&#038;cal-cat=joyanokane&#038;calendar_word=">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">108回撞き鳴らす理由とは？──煩悩・暦・仏教思想の背景</h2>
<p><em>　</em>まずは除夜の鐘の基本を押さえましょう。</p>
<p>＜108回の意味＞</p>
<p><em>　</em>除夜の鐘とは、<ruby>大晦日<rt>おおみそか</rt></ruby>の夜から新年を迎える深夜0時にかけてお寺の<ruby>梵鐘<rt>ぼんしよう</rt></ruby>を108回撞く行事のことです。108回の由来は主に２つあると言われています。</p>
<p><em>　</em>１つは「人間の煩悩の数だけ撞き鳴らす」というもの。人間には6つの感覚器官である「六根」（眼・耳・鼻・舌・身・意）がありますが、これらは「好き」「嫌い」「どっちでもない」の３種、さらには「きれい」「汚い」の２種に分類でき、さらに現在・過去・未来の<ruby>三世<rt>さんぜ</rt></ruby>にまたがることから、「6×3×2×3=108」となるようです。</p>
<p><em>　</em>もう１つが「1年間の暦の数だけ撞く」という説。12ヶ月と24節気と72候を足すと、たしかに108になります。</p>
<p><em>　</em>その他にも四苦八苦（4×9と8×9）を足すと108になる、禅寺で毎日108の鐘をついて<ruby>雲水<rt>うんすい</rt></ruby>（修行僧のこと）の生活を律していたなどの説も見られます。</p>
<p>＜除夜の鐘の歴史＞</p>
<p><em>　</em>除夜の鐘がいつから始まったのか、実は明確な起源を記した資料はありません。お寺の梵鐘自体は<ruby>飛鳥<rt>あすか</rt></ruby>時代に伝来していますし、時を告げる合図として古くからお寺の鐘が用いられていたと考えられます。</p>
<p><em>　</em>深夜の年越しに鐘を撞き出したのは明治以降ではないかと言われています。日の出と日の入りを基準とする<ruby>不定時法<rt>ふていじほう</rt></ruby>が使われていた江戸時代には、深夜0時に日付が変わるという感覚がなかったものと思われるからです。</p>
<p><em>　</em>除夜の鐘が広く浸透したきっかけがラジオ放送。1927（昭和2）年の年末に、NHKが初めて除夜の鐘の音をラジオ中継しました。その時はスタジオの中に<ruby>鏧子<rt>けいす</rt></ruby>（寺院にある大きなお<ruby>鈴<rt>りん</rt></ruby>）を持ち込んで108回音を鳴らしたそうです。<br />
<em>　</em>そして1929（昭和4）年の大晦日には、上野の寛永寺から除夜の鐘の全国中継が行われ、以降『ゆく年くる年』となって現在でも放送が続いているのはみなさんのよく知るところでしょう。</p>
<p><em>　</em>除夜の鐘の基本はこのあたりまで。ここからは実際にどのように除夜の鐘が行われているのか、お坊さんに聞いてみました。</p>
<p><strong>※除夜の鐘を撞けるお寺は<a href="https://mytera.jp/calendar-search/?cal-area=&#038;cal-cat=joyanokane&#038;calendar_word=">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">除夜の鐘はいつ始まる？ ─ 大晦日深夜から新年へ</h2>
<p><em>　</em>年末から新年にかけて行われる除夜の鐘。いったい何時から始まるのでしょうか。調べてみると次のようなパターンに分けられることが分かりました。</p>
<ul>
<li>107回を旧年のうちに撞いて、新年を迎えると共に108回目を撞く</li>
<li>午前0時の年明けと同時に1回目を撞く</li>
<li>特に午前0時にこだわらずに年末から年始にまたいで撞く</li>
</ul>
<p><em>　</em>今回、お話を伺ったのは、<a href="http://mytera.jp/tera/saimyouji17/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><ruby>最明寺<rt>さいみようじ</rt></ruby></a>の<ruby>加藤宥教<rt>かとうゆうきよう</rt></ruby>住職（神奈川県・東寺真言宗）、<ruby>長善寺<rt>ちようぜんじ</rt></ruby><ruby>蒲池卓巳<rt>がまいけたくみ</rt></ruby>住職（愛知県・真宗大谷派）、<a href="https://mytera.jp/tera/fugenin55/"><ruby>普賢院<rt>ふげんいん</rt></ruby></a>の<ruby>品田泰峻<rt>しなだたいしゆん</rt></ruby>副住職（青森県・真言宗豊山派）のお三方。それぞれ共通して出たことばが「紅白の結果が出た頃から」とのこと。</p>
<p><em>　</em>最明寺では23時40分頃からスタート。まずはじめに住職である加藤さん、次に総代さん、そして整理券の順番に参詣者が撞いていきます。「その後私は本堂で年越しの<ruby>護摩祈祷<rt>ごまきとう</rt></ruby>を行います。<ruby>鐘楼<rt>しようろう</rt></ruby>では0時をまたいで順番に108の鐘が撞かれていますよ。」</p>
<p><em>　</em>長善寺では紅白が終わる23時45分ころに外に出て、鐘楼の上から蒲池住職がひとこと挨拶。続けてその場にいる参詣者全員で本堂に向かって合掌と読経をします。その後、0時を待つわけではなく、一連の流れのまま蒲池さんによる捨て<ruby>鐘<rt>がね</rt></ruby>（注意を引くためにつき鳴らす鐘の音）を合図に、108回の除夜の鐘が始まります。</p>
<figure id="attachment_25974" aria-describedby="caption-attachment-25974" style="width: 717px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132173520_153317686169671_6690717909596304161_n.jpg" alt="" width="717" height="960" class="size-full wp-image-25974" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132173520_153317686169671_6690717909596304161_n.jpg 717w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/132173520_153317686169671_6690717909596304161_n-224x300.jpg 224w" sizes="auto, (max-width: 717px) 100vw, 717px" /><figcaption id="caption-attachment-25974" class="wp-caption-text">長善寺の梵鐘</figcaption></figure>
<p>「うちでは108回の鐘はお寺で撞くのですよ」と話すのは普賢院の品田さん。11時30分から鐘を撞き始め、108回の鐘のあとはお参りの人たちが自由に鐘を撞けるそうです。なお、本堂では午前0時から年頭祈祷が行われます。</p>
<p><em>　</em>午前0時に鐘を撞き始めるのはテレビ的な演出なのかもしれません。実際には年越しをまたぐ形で除夜の鐘を始めるお寺が多いようです。</p>
<p><em>　</em>そして、除夜の鐘の回数は108回ですが、108人以上の人が集まることもしばしば。そんな時にはどのお寺も回数をあまり気にしないようです。<br />
「せっかくお寺まで足を運んでもらった人たちに寂しい想いをしてほしくないですね」と加藤さん。ただし近所迷惑にもなりかねないため、0時半や1時頃には終わるようにしているお寺が多いようです。</p>
<p><strong>※除夜の鐘を撞けるお寺は<a href="https://mytera.jp/calendar-search/?cal-area=&#038;cal-cat=joyanokane&#038;calendar_word=">こちら</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">深夜のお参りで得られるささやかな喜びと新年への祈り</h2>
<p><em>　</em>普段足を踏み入れることのない深夜のお寺。ちょっとしたお祭り気分を味わうことができるのも除夜の鐘の醍醐味です。</p>
<p><em>　</em>参詣者にはささやかなおもてなしが行われます。普賢院ではハーブティーがふるまわれるそうです。最明寺の加藤さんは「世話人さんたちが22時頃に集まり、焼き芋と甘酒のお接待をしてくれます」と話します。お檀家さんや地域の人たちの支えがあってお寺の行事が行われているのですね。</p>
<p><em>　</em>最明寺の境内には長い階段があり、足元をライトアップして照らします。深夜に足を踏み入れることで、普段見ることのできないお寺の幻想的な一面を見ることができます。</p>
<p><em>　</em>また、最明寺では除夜の鐘の整理券にお札を用いています。「きちんと本堂で加持祈祷させていただいたものなんですよ」と加藤さん。持ち帰ったあとは財布やカバンに入れてお守りになります。</p>
<figure id="attachment_25883" aria-describedby="caption-attachment-25883" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/130753004_673562033324345_4711188462157994649_n-768x1024.jpg" alt="" width="640" height="853" class="size-large wp-image-25883" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/130753004_673562033324345_4711188462157994649_n-768x1024.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/130753004_673562033324345_4711188462157994649_n-225x300.jpg 225w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/12/130753004_673562033324345_4711188462157994649_n.jpg 1125w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-25883" class="wp-caption-text">整理券を兼ねている最明寺のお札</figcaption></figure>
<p><em>　</em>長善寺の蒲池さんは、集まった人たちと楽しく語らう時間を大切にしているそうです。「門徒さんやそうでない人も、若い人も高齢の人も、家族連れもあればひとりの方もいます。こうしたさまざまな人たちがお寺に来てくれるのがありがたいです。」</p>
<p><em>　</em>除夜の鐘は新年の訪れを告げるだけでなく、その響きの中に、1年間の労いと、新しい年への祈りが込められています。今年はみなさんにとってはどのような年でしたか？<br />
<em>　</em>新年がみなさんにとってよい一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">【お寺を探す】除夜の鐘を撞けるお寺</h2>
<p><em>　</em>除夜の鐘を撞けるお寺は<a href="https://mytera.jp/calendar-search/?cal-area=&#038;cal-cat=joyanokane&#038;calendar_word="><strong>こちら（まいてらカレンダー）</strong></a>から検索できます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1-1024x771.jpg" alt="除夜の鐘" width="640" height="482" class="aligncenter size-large wp-image-39404" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1-1024x771.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1-300x226.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1-768x578.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1-1536x1157.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/2025_jyoyanokane1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mytera.jp/paper/oshiete_joya/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>1</slash:comments>
		
		
		<gnf:modified>Fri, 19 Dec 2025 01:04:06 +0000</gnf:modified>
	</item>
	</channel>
</rss>
