お寺のある生活インタビュー『檀家さん、こんにちは』はじまります!
2017.02.23
みなさん、檀家という言葉を聞いて、何が思い浮かびますか?
「お寺にお墓参りに行って、法事や葬儀をして、時々お布施すること」
このようなイメージが一般的でしょうか?
檀家という言葉には色々と固定観念がついていますが、檀家というものがどのようなものなのかは意外と知られていません。
実際には、檀家さんにも色々な素顔があると思いますし、「檀家」という一言ではくくれないくらい、檀家さんお一人おひとりが多様で豊かな人生を営まれていると思います。ということは、檀家さんの数だけ、檀家のあり方にも数があるということになります。
檀家さんのイキイキとした素顔を知ってみたい。お寺との付き合いを通じて、人生にまつわる悲喜こもごもをどのように過ごされているのかを知ってみたい。
こんな思いから、『まいてら』登録寺院の檀家さんに、「あなたにとって “お寺のある生活”とはどのようなものですか?」というテーマでインタビューをすることにしました。
名付けて、『檀家さん、こんにちは』。全国の檀家さんのお宅をたずね、お一人おひとりの「お寺のある生活」についてお話しをうかがいます。
檀家さんの数だけある、「お寺のある生活」のカタチ
私たちは、お寺を次のようなものとして捉えています。
お寺は
生きる意味を問い、
生を受けた偶然に感謝し、
自分に合った生死の物語と出会う舞台
生まれ、必ず死ぬ。
全ての人間に共通するこの事実と、お寺とのお付き合いの中で檀家さんはどのように向き合い、人生を歩まれているのか。このインタビューを通じ、檀家さんの、お寺との色々なお付き合いのカタチをうかがっていきます。
- 仏教や先人の教えから、心豊かに生きる智慧を学ぶ
- ご先祖や大切な亡き人を丁寧にとむらう
- 自分や家族、子どもの人生の節目を祝う
- 住職に悩みや考えを聞いてもらう
- あわただしい日常を離れ、静謐な空間でホッと一息つく
- 季節の行事で、四季や草木の移り変わりを感じる
- 気の合う仲間と一緒に、境内でイベントを開催する
- 時を超えて受け継がれてきた土地の歴史や文化を知る
檀家さんごとに違う「お寺のある生活」のカタチ。言い換えれば、檀家さんの数だけ、「お寺のある生活」のカタチもあります。そんな多様なカタチが、お一人おひとりの人生の物語とともに、豊かに浮かび上がってくることを願っています。
これからはじまる『檀家さん、こんにちは』にご期待ください。どうぞよろしくお願いいたします!