~報恩謝徳、興隆仏法~ 花園法皇の教えが伝わる都内の禅寺
~報恩謝徳、興隆仏法~ 花園法皇の教えが伝わる都内の禅寺
龍雲寺のご本山は、京都の妙心寺。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が起こる間の動乱期、仏教による心の救いを切望された花園法王の願いによって、関山無相大師が正法山・妙心寺のご開山に迎えられました。仏教によって安らぎを得られ、その恩に報いるためにも、仏教を興隆したい。そのお二人の願心は、今も「おかげさまの心」として綿々と受け継がれています。
見どころ
ご本尊
盤珪国師作といわれる「聖観世音菩薩」
禅画
江戸時代の高僧・白隠慧鶴禅師による禅画
納涼・盆踊り大会
約50年続く、野沢の夏の風物詩
野沢龍雲寺・桜ライトアップ
今年で3回目を迎える夜桜のライトアップ
施設・設備
本堂
東京オリンピックの時に建立された鉄筋コンクリート造
茶室・南薫亭
禅寺らしい簡素で清潔感にあふれた茶室
龍雲寺会館
大本山・妙心寺直轄の東京禅センターが活動中
龍雲寺バラ園 ~マダム・ヨーコ~
バラの見頃には解放しています。近所の方のお散歩コース
歴史
盤珪国師の禅風
「すべての人は生まれつき不生の仏心を持っているのだから、不生の仏心でいなさい」という「平常そのままの心こそ、お釈迦様と同じ悟りである」という「不生禅」を唱え、民衆の教化に尽力されました。
地域に請われてつくられたお寺
育てた僧侶は約400名、尼僧270名といわれた盤珪国師の後を嗣がれたのが節外祖貞禅師。発展した野沢村の名主より切望されて、節外禅師をご開山にお招きし建立されたお寺が龍雲寺です。
荒廃からの再出発
1855年の安政の大地震により、龍雲寺の伽藍も大打撃を受け大破、伽藍の復旧は不可能となり、荒廃してしまいます。それでも、幾多の苦難の中、明治30年以降、徐々に復興されていきました。
野沢龍雲寺
第十世宗源和尚は、歴代の住職の悲願であった伽藍の再興を成し遂げます。そして、地域の街灯の整備や、バスを誘致し、「野沢」の龍雲寺として地域に根ざしていくこととなります。
ご縁の方の声
- 山門をくぐると思わず手をあわせたくなります。気分が落ち込んでいる時、 悩みがある時など、ご本尊様の前でただすわって何も考えず過ごしたいと思うことがあります
- 都心にありながらたくさんの樹々に囲まれ、それでいて雑草や落ち葉がない。 また、季節毎の花が植えられていて、参拝者の目を楽しませてくれます
- 東京都内とは思えない、地域密着感がある。希有なお寺だと思います
お参りの方へ
龍雲寺へお参りくださる方は、奥の玄関までお願いいたします。御朱印もこちらで承ります(お気持ちをお賽銭箱に頂いております)。その他の行事・イベントへのご参加は、ホームページをご覧下さいませ。
寺名(ふりがな) | 大澤山 龍雲寺(だいたくさん りゅううんじ) |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
住職名 | 細川 晋輔 |
郵便番号 | 154-0003 |
住所(地図) | 東京都世田谷区野沢3-38-1 (地図) |
電話番号 |
03-3421-0238 ※お問合わせの際は「まいてらを見た」とお伝え下さい |
FAX | 03-3418-9863 |
ホームページ | http://ryuun-ji.or.jp/ |
駐車場 | あり |
交通 | バス:渋谷・目黒駅より【野沢龍雲寺(循環)】行き「野沢龍雲寺」停留所下車 電車:東急東横線「学芸大学駅」下車徒歩15分 東急田園都市線「駒沢大学駅」東口下車徒歩15分 |
まいてら相談デスク
050-3591-4106
法要の依頼方法やお布施など、お寺に聞きにくいことをご相談ください。
相談時間は平日の10 - 16時になります。