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	<title>まいてら新聞 &#8211; まいてら</title>
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	<description>安心の寺院・僧侶紹介。あなたにピッタリの探し方</description>
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		<title>水子供養はしない方がいい？しないとどうなる？水子供養の方法・費用を僧侶が詳説</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/oshiete_mizuko/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/oshiete_mizuko/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[玉川 将人]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 09 Mar 2021 00:01:29 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　水子供養みずこくようはしない方がいいとは、本当なのでしょうか？ 　結論からお伝えすると、水子供養は必要です。 　水子供養が必要だという意見で多いのが「水子にたたられないように供養する必要がある」ですが、仏教の考え方では [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em><ruby>水子供養<rt>みずこくよう</rt></ruby>はしない方がいいとは、本当なのでしょうか？<br />
<em>　</em>結論からお伝えすると、水子供養は必要です。</p>
<p><em>　</em>水子供養が必要だという意見で多いのが「水子にたたられないように供養する必要がある」ですが、仏教の考え方では、水子のたたりは存在しません。<br />
<em>　</em>水子供養は、親御さんが気持ちを整理し、安らかに過ごせるようになるために必要なのです。</p>
<p>「日の目を見ることのできなかった小さな赤ちゃんが安らかでいてくれますように。」</p>
<p><em>　</em>水子供養を考えている多くのお母さんやお父さんが、このような想いでいるのではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>実は、まいてらで最も多くお問い合わせをいただいているのが水子供養のご相談です。<br />
<em>　</em>ご縁あってこのページにたどり着いてくださったあなたを、よりよい供養と穏やかな日々へとおつなぎできるよう、まいてら寺院のお坊さんたちに話をうかがいました。<br />
<em>　</em>水子供養の進めかただけでなく、赤ちゃんの命のこと、毎日をどのように過ごせばいいのかなど、お母さんお父さんの不安やなかなか聞きにくいようなことにも、丁寧に答えてもらいました。<br />
<em>　</em>あなたの辛さや苦しみに寄り添うお坊さんの声に、ぜひ耳を傾けてみてください。</p>
<h2 class="c_header_post-b">水子供養との出会い &#8211; 多くの人がインターネットで情報を探す</h2>
<p>「当院は札幌市内から車で２時間も距離がありますが、市内からの水子供養のお参りが少なくないんです。お申し込みのほとんどはインターネットからで、『まいてらを見た』『お寺のホームページを見た』という方ばかりですよ」と<a href="https://mytera.jp/tera/shingonin50/monk/"><ruby>真言院<rt>しんごんいん</rt></ruby>の<ruby>佐藤妙尚<rt>さとうみようしよう</rt></ruby>住職</a>。若い方が多く、ふだんお寺とのつきあいがない方たちがインターネットで水子供養のお寺を検索しているようです。</p>
<p><em>　</em>これにはさまざまな事情があります。<br />
「誰にも知られたくないからと、あえて近くのお寺を避ける方もおられますね」と佐藤住職。</p>
<figure id="attachment_26683" aria-describedby="caption-attachment-26683" style="width: 1021px" class="wp-caption aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="size-full wp-image-26683" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/f07b2f6b282e1442a292500ee80b6277.png" alt="真言院ホームページの水子供養" width="1021" height="970" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/f07b2f6b282e1442a292500ee80b6277.png 1021w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/f07b2f6b282e1442a292500ee80b6277-300x285.png 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/f07b2f6b282e1442a292500ee80b6277-768x730.png 768w" sizes="(max-width: 1021px) 100vw, 1021px" /><figcaption id="caption-attachment-26683" class="wp-caption-text">あたたかみのある真言院の水子供養専門ページ。このWebデザイナーとのご縁も、水子供養がきっかけ。</figcaption></figure>
<p><em>　</em>兵庫県明石市の<ruby>雲晴寺<rt>うんせいじ</rt></ruby>でも、水子供養の９割近くがインターネットの検索からだそう。「明石やその周辺は、比較的若い方や外からやってきた方が多いエリアで、古くからのお寺とのつきあいがないという方も多いです。こうした方たちが、まいてらなどを通じてお寺を探されているのかもしれません」と<a href="https://mytera.jp/tera/unseiji31/monk/">雲晴寺住職の<ruby>五十川幸導<rt>いそかわこうどう</rt></ruby></a>さん。ホームページの内容を改善した1〜2年前から、水子供養のお参りが急増しました。<br />
<em>　</em>水子供養では、近くのお寺よりも、たとえ遠くても心のこもった供養を受けられるお寺を探している人が多いのかもしれません。</p>
<h2 class="c_header_post-b">水子供養はすべき？しなくても問題はある？</h2>
<p><em>　</em>そもそも水子供養すべきか迷ってこの記事にたどりついた方も少なくないのではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>佐藤住職は、「絶対に水子供養をしなくてはと思わずに、気持ちの整理のつく方を選んでみては」と話します。</p>
<p>「大切なのは形式的な供養よりも水子の存在を恐れずに大事にしてあげることです」</p>
<p><em>　</em>日頃からお参りの方に「この世の穢れを知らずに旅立った水子は、無垢で、宝物のように尊い存在です」と伝えている<a href="https://mytera.jp/tera/enmanji70/monk/"><ruby>常光円満寺<rt>じようこうえんまんじ</rt></ruby>の<ruby>藤田晃秀<rt>ふじたこうしゆう</rt></ruby>住職</a>。「水子供養をしなかったからといって、何か悪いことが起こるわけではありませんよ」と話し、こう続けます。</p>
<p>「ただ、もし心のどこかに“してあげた方がいいのかな”という想いがあるのなら、その気持ちを形にしてあげてもいいですね。何より大切なのは、忘れずに想いを向けてあげること。供養という行いが、水子に想いを向けるよい機会になりますよ」</p>
<p><em>　</em><a href="https://mytera.jp/tera/myouhouji1/monk/"><ruby>妙法寺<rt>みようほうじ</rt></ruby>の<ruby>久住謙昭<rt>くすみけんしよう</rt></ruby>住職</a>は、水子の<ruby>成仏<rt>じようぶつ</rt></ruby>だけでなく、お母さんやお父さんの心の傷を癒すために水子供養のお勤めをしています。「辛い想いの中のお参りは、きっとハードルが高いことでしょう。お母さんやお父さんが行動に移してくれただけで水子は喜んでくれています。あとは仏さまにお任せして安心してもらいたいです」</p>
<figure id="attachment_31095" aria-describedby="caption-attachment-31095" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" class="size-large wp-image-31095" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-1024x1024.jpg" alt="慈母観音" width="640" height="640" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-1024x1024.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-300x300.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-150x150.jpg 150w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-768x768.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-280x280.jpg 280w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01-120x120.jpg 120w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/03/gallery-other-01.jpg 1200w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-31095" class="wp-caption-text">妙法寺では本堂で水子供養を営んだ後、慈母観音にお参りする。継続的にお参りされる方が少なくない</figcaption></figure>
<p><em>　</em>あなたの心の中にある不安や恐れや後ろめたさをお寺にゆだねることで、水子もあなたも安心できるのかもしれません。いきなり水子供養を申し込むことに抵抗のあるかたは、まずは電話で話を聞いてもらうことから始めてみてもよいかもしれません。</p>
<p><strong>※<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=mizuko&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">水子供養について相談できるお寺を見る</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">20年後に水子供養をする人も &#8211; 気持ちが整うタイミングで向き合う</h2>
<p><em>　</em>水子供養のタイミングをお坊さん方にたずねてみると、一様に「決まりはなく、したいと思い立った時がその時です」と話します。「思い立った時、前に進みたくなる時はいつか必ずやってきます。お母さんやお父さんの心のはたらきを大切にしてほしいです」と佐藤住職。</p>
<p><em>　</em>実際にどのタイミングが多いのか。これも人それぞれです。亡くなってすぐ、四十九日や一周忌など区切りの忌日、さらには10年や20年も前の水子を供養するというかたも少なくありません。「ずっと心の中に引っかかっていたものを何かのきっかけで供養しようと思い立つのでしょう」と久住住職。そのきっかけにもいろいろな背景があるようです。</p>
<p>「結婚を機に、過去に前の彼氏との間にできてしまった水子をきちんと供養しておかなくてはと思った」<br />
「新婚当初、<ruby>姑<rt>しゆうとめ</rt></ruby>に『水子供養はしなくていい』と言われてそのままにしていたのが、ずっと心に引っかかっていた」<br />
「占い師に水子供養するようにアドバイスされた」</p>
<p><em>　</em>中には自分の子どもではなく、親の水子、つまり自分たちの兄弟にあたる水子の供養をするというケースもあるそうです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">水子供養の進め方 &#8211; 申込み・服装・持ち物・お布施の考え方</h2>
<p><em>　</em>供養をしてもらいたいお寺が決まったら、具体的にはどのように水子供養を進めていけばよいのでしょうか。</p>
<p><strong>【申し込み】</strong><br />
<em>　</em>まずは電話やメールで供養の日を予約します。いきなりお寺を訪問してしまうと、住職がいなかったり、他の方の供養や法事で待たされてしまったりすることも。また、しっかりと時間を設けてもらうことで、お母さんやお父さんも気持ちを落ち着けて供養にのぞめるでしょう。</p>
<p><strong>【服装・持ち物】</strong><br />
<em>　</em>服装は基本的には自由です。とはいえ、大切な赤ちゃんの供養ですから派手でない服装が好ましいでしょう。祈りのための法具として、<ruby>数珠<rt>じゆず</rt></ruby>を持っている方は持参しましょう。</p>
<p><em>　</em>また五十川住職からは、「エコー写真を持ってきてもらえたら、一緒に供養いたします。供養の後、自宅に持ち帰っても構いませんし、心の負担になるというのであればお寺で引き取ることもできますよ」とのお話も。ちなみに雲晴寺では、引き取ったエコー写真をお焚き上げしています。</p>
<p><strong>【お布施】</strong><br />
<em>　</em>お布施の金額はさまざまですが、１万円前後に設定しているお寺が多いようです。ただし、お布施はあくまでも「気持ち」です。経済的に厳しい状況の方や、手厚く供養してほしいからもう少し包みたいと考える方もいるでしょう。失礼には当たらないので、まずはお寺に相談してみるとよいでしょう。</p>
<p><em>　</em>また、水子供養だけでなく、永代供養やお墓への納骨、お守りなどを希望される場合、別途費用がかかることもあります。</p>
<p><strong>※<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=mizuko&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">水子供養について相談できるお寺を見る</a></strong></p>
<h2 class="c_header_post-b">供養のあと、どう心が変化する？ &#8211; 「命と向き合う」という時間軸</h2>
<p><em>　</em>お寺での供養が済んだら、ご自宅やふだんの生活で、どのように水子の命と向き合えばよいのでしょうか。これについてはどのお坊さんも、お母さんやお父さんの心の負担にならないことが最優先だと言います。</p>
<p><em>　</em>真言院では、水子供養の授与品としてお札やお守りを授けますが、１年をめどにお寺に返納するよう勧めています。佐藤住職は「強制ではありませんし、もちろん１年で供養が終わるということもありません。でも、お母さんやお父さんがいつまでも悲しみに引きずられることなく、少しでも前を向いて生きてほしい、安心してほしいという想いから、あえて区切りの期間を設けました」と言います。<br />
<em>　</em>返納されたお札やお守りは、お地蔵さまに感謝の奉告をした上で、お焚き上げをしてくれます。また授与品とは別に、自宅にお<ruby>祀<rt>まつ</rt></ruby>りできるかわいらしい木彫りのお地蔵さまを買って帰る人も多いとのことです。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-26684" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-1024x1024.jpg" alt="木彫りのお地蔵さま" width="640" height="640" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-1024x1024.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-300x300.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-150x150.jpg 150w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-768x768.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n-280x280.jpg 280w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/149571194_1954128408071658_5580013237766268495_n.jpg 1440w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>雲晴寺の五十川住職は、心の負担を増やしかねないという配慮から、自宅に供養を持ち込まないことをおすすめしています。「<ruby>境内<rt>けいだい</rt></ruby>には、子どもを守る仏さまであるお地蔵さまが祀られています。手を合わせたくなったら、いつでもお寺にお参りに来てくだされば良いのです」</p>
<figure id="attachment_26685" aria-describedby="caption-attachment-26685" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-26685" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-1024x768.jpg" alt="雲晴寺のお地蔵様と五十川幸導住職" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-1536x1152.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/8a824db6e1ae912cdfde73d7c6e5d524-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-26685" class="wp-caption-text">江戸時代から、子どもを守る仏様として知られる雲晴寺のお地蔵様</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">水子に戒名は必要？授ける場合の考え方</h2>
<p><em>　</em>お母さんやお父さんが希望すれば、水子にも<ruby>戒名<rt>かいみよう</rt></ruby>を授けてくれます。「念願だったお子さんを亡くしたあるご夫婦は、位牌を作って大切にご自宅でお<ruby>祀<rt>まつ</rt></ruby>りされていますよ」と久住住職。</p>
<p><em>　</em>真言院では水子の永代供養を希望する人に戒名を授けています。「そこまでの想いがある方ならきっと戒名が心の支えになってくれるものと思います」。佐藤住職が授けた戒名を大事にしながら毎月お寺にお参りする人もいるとのこと。</p>
<p><em>　</em>とはいえ全体的には戒名を求める人の方が少ないようです。重荷になるくらいなら無理に戒名を授からなくても構いませんし、それでもお寺はきちんと供養してくれるでしょう。</p>
<p><em>　</em>藤田住職も戒名にこだわる必要はないと話します。</p>
<p>「水子さんは、この世の<ruby>穢<rt>けが</rt></ruby>れを知らずに旅立った、とても清らかな存在です。戒名がなくても、まっすぐに仏さまのおそばへ行けますよ。語りかける時は、どうぞその子のお名前や、ご家族が呼びやすい愛称で呼んであげてくださいね」</p>
<p><em>　</em>また、よく寄せられる相談として「仏壇や位牌を家に置くのは負担で…」「お寺へのお参りだけで大丈夫？」という声があるそうですが「仏壇がなくても、写真やぬいぐるみや思い出の品でも、お寺へのお参りだけでも大丈夫。お参りの場所がどこであれ、あの子のことを想うだけで十分なんですよ」と、寄り添ってくれます。</p>
<figure id="attachment_39592" aria-describedby="caption-attachment-39592" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-39592" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0-1024x676.jpg" alt="" width="640" height="423" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0-1024x676.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0-300x198.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0-768x507.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0-1536x1013.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581049_0.jpg 1575w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-39592" class="wp-caption-text">常光円満寺の水子供養の様子</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">浄土真宗には本来、水子供養はない。でも、気持ちには寄り添える</h2>
<p><em>　</em>一方、<ruby>浄土真宗<rt>じようどしんしゆう</rt></ruby>では、宗派の教えから水子供養という法要は本来はありません。なぜ浄土真宗では水子供養をしないのでしょうか。</p>
<p>「浄土真宗では、この世に生まれた命は水子だろうとそうでなかろうと、<ruby>阿弥陀<rt>あみだ</rt></ruby>さまが等しく救ってくださると説いています。水子を特別視することもありませんし、遺されたご家族の供養がなくても、きちんと阿弥陀さまが救ってくださいます」と<a href="https://mytera.jp/tera/rinshouji61/monk/"><ruby>林正寺<rt>りんしようじ</rt></ruby>の<ruby>橘勇人<rt>たちばなはやと</rt></ruby>住職</a>。</p>
<p><em>　</em>それでも橘住職は、いただいた要望にできる限りの対応をしています。</p>
<p>「小さな命を亡くして苦しんでいる方が実際に目の前にいる時に、その苦しみに寄り添うのが仏教であり、浄土真宗の在りかたではないでしょうか。ですから林正寺では、大々的に水子供養を掲げてはいませんが、ご相談をいただいた際は心を込めてお勤めをさせていただいております。きっとご両親の中では水子の命は生き続け、成長している。そのような切実な想いに、これからも寄り添っていきたいです」</p>
<figure id="attachment_26685" aria-describedby="caption-attachment-26685" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-26686" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n-1024x686.jpg" alt="林正寺の良寛地蔵" width="640" height="429" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n-1024x686.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n-300x201.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n-768x514.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n-1536x1028.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/02/151198781_130528568944547_2545197199216845119_n.jpg 1549w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-26685" class="wp-caption-text">江戸時代の僧侶・良寛の教えに感銘を受け、一切衆生の救済を願い建立された良寛地蔵（林正寺）</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">罪やたたり、罰なんて絶対にない！　水子の命の受け止め方</h2>
<p><em>　</em>亡くなった赤ちゃんの命については、さまざまな俗信も広まっています。「親より先に亡くなった子は罪」「水子の魂は汚れる」といった類のものです。しかし、今回お話をうかがったお坊さんたちはそれぞれ宗派こそ異なりますが、口をそろえて「そんなことはない」と断言します。</p>
<p>「私たちの命は仏さまの世界からこの人間界にやってきて、修行を積んで、苦しみのない世界を目指します。誰もがこの世に生まれ、やがて亡くなる。その事実があるだけで、命の長さは関係ありません。仏さまは慈悲にあふれるもの。罪やけがれやたたりなど、絶対にありません」（雲晴寺・五十川住職）</p>
<p>「仏教は人間肯定の教えです。どんなに苦しくても私たちは明日を生きていかなくてはいけない。その苦しみをどうぞお寺に預けて下さい。そして水子供養を通じて大切なことに気づいて下さい。お寺の<ruby>参道<rt>さんどう</rt></ruby>は“<ruby>産道<rt>さんどう</rt></ruby>”と同じです。お寺の山門を出た時には新しく生まれ変わって、水子の存在を心の中で生かしながら、明日からの人生を大事にしてほしいです」（妙法寺・久住住職））</p>
<p>「どんな命であれ、<ruby>阿弥陀如来<rt>あみだによらい</rt></ruby>さまのお力によって<ruby>極楽浄土<rt>ごくらくじようど</rt></ruby>に<ruby>往生<rt>おうじよう</rt></ruby>できます。罪や<ruby>汚<rt>けが</rt></ruby>れなんてありませんよ。それでも心に引っ掛かりがあるという方は、とにかく毎日手を合わせて、お子さんの命を大事にしてほしいです。お経を読めなくても、仏壇がなくても、とにかく手を合わせてほしいです」（林正寺・橘住職）</p>
<p>「亡くなった赤ちゃんは悪い子じゃありません。近くにいてくれるし、あなたの味方になってくれます。たたりなんて絶対にないですから安心して明日を暮らしてください。水子で悩んでいる人は、いろんな想いを抱えてお寺に来てくださるし、来るまでにも相当悩んだはずです。私は何があろうと、たくさん傷ついたご両親を追い詰めたくないですし、とにかく安心してほしい。信仰心も大切ですが、とにかく生きている人が幸せでいてくれることが大切なんです」（真言院・佐藤住職）</p>
<p>「水子さんは、この世の<ruby>穢<rt>けが</rt></ruby>れを知らずに旅立った、ほんとうに清らかで尊い存在です。怒りや恨みを抱くようなことは決してありません。お母さんやお父さんに大切なことを伝えたくてこの世に生まれてきてくれたと私は思っています。ですから、『あの子はどういう意味をもって宿ってくれたのか』『あの子の笑顔のためには何ができるのか』ということを考えて、その想いを活かしていこうとする勇気が、あの子たちにとっての喜びに繋がると思います」（常光円満寺・藤田住職）</p>
<figure id="attachment_39591" aria-describedby="caption-attachment-39591" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-39591" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0-1024x688.jpg" alt="" width="640" height="430" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0-1024x688.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0-300x202.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0-768x516.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0-1536x1032.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/S__58581050_0.jpg 1561w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-39591" class="wp-caption-text">大阪で「水子供養のお寺」として親しまれている常光円満寺。藤田住職をはじめ、スタッフ全員が心あたたまる空間づくりに努めている。</figcaption></figure>
<p>「いままで何もしてこなかったと悔やまれて、時間が経ってから供養に来る方もおられます」と佐藤住職。供養に早い遅いはありません。供養をしたいと思った時こそがそのタイミングなのかもしれません。そして多くのお坊さんが、「お母さんお父さんの心が救われることが、亡くなった赤ちゃんにとっても幸せ」「水子の存在があなたの生きる力になってくれる」と話します。</p>
<p><em>　</em>水子のことで悩んでいる方、苦しんでいる方は、ぜひお寺に相談してみましょう。まずはインターネットや電話で、あなたの心に寄り添ってくれそうなお寺を探してみてはいかがでしょうか。この記事がその手助けとなれば幸いです。</p>
<p><strong>※<a href="https://mytera.jp/?area=&amp;mokuteki=mizuko&amp;group=&amp;s=" target="_blank" rel="noopener noreferrer">水子供養について相談できるお寺を見る</a></strong></p>
<p><strong>【記事に登場したお坊さん】</strong></p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2019/02/90051658cbd76bbc56d4496dcc400ade.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">佐藤妙尚（さとうみょうしょう）</p><p class="c_profile__txt-a">真言院住職。1982年8月、真言院の一人娘として生まれる。都留文科大学（文学部・初等教育学科）を卒業し、学習塾に就職。26歳のときに父が死去、27歳で4代目住職に就任。三児の母となり、現在子育て奮闘中。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/shingonin50/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>真言院 寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/03/0031_03_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">五十川幸導（いそかわこうどう）</p><p class="c_profile__txt-a">雲晴寺住職。昭和53年（1978）年生まれ。平成2年得度（11才）。平成20年曹洞宗大本山總持寺の修行から帰山。坐禅を中心に、禅がもたらすやすらぎと力を人々に知っていただきたいと日々活動しております。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/unseiji31/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>雲晴寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/profile70.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">藤田晃秀（ふじたこうしゅう）</p><p class="c_profile__txt-a">常光円満寺住職。高野山にて修行し僧侶になる。その後、再生不良性貧血で骨髄移植を受けて命を授かる。現在、皆様に喜んでいただくために積極的に活動している</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/enmanji70/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>常光円満寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/06/0001_02prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">久住謙昭（くすみけんしょう）</p><p class="c_profile__txt-a">妙法寺住職。1976年横浜市生まれ。高校から6年間を日蓮宗の総本山身延山にて修行生活を送る。その後、立正大学大学院文学研究科を修了。31歳で住職に就任。仏教をわかりやすく発信し、明るいお寺づくりを目指しています。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/myouhouji1/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>妙法寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/03/ad0b9b49b25e47f64afa8df2fbe44867.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">橘勇人（たちばなはやと）</p><p class="c_profile__txt-a">林正寺住職。2014年から第20代目として住職を継承。もっとお寺と仏教を身近に感じてもらうため、お寺カフェを主宰。葬儀の際のムービー作成など、型に寄らない寺業を展開している。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/rinshouji61/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>林正寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/10/tamagawa_2amend.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">玉川将人（執筆）</p><p class="c_profile__txt-a">1981年生まれ。5年間で約500件の葬儀を担当した１級葬祭ディレクター。現在は仏壇墓石の素心（兵庫県）に勤務し、日本初の仏壇店メディア『こころね』も運営。仏教や弔いに特化したフリーライターとしても活動。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/column/writer_masato_tamagawa/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>玉川将人執筆のまいてら記事</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/prof_ide2.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">井出悦郎（編集・監修：まいてら代表）</p><p class="c_profile__txt-a">1979年生まれ、東京育ち。東京大学文学部卒。人間形成に資する思想・哲学に関心があり、大学では中国哲学を専攻。銀行、ITベンチャー、経営コンサルティングを経て、「これからの人づくりのヒント」と直感した仏教との出会いを機縁に、まいてらを運営する一般社団法人お寺の未来を創業。寺院の経営支援と現場取材を10年以上継続し、全国の住職との協働や対話を通じて、供養や法事の実践知を継続的に体系化してきた。著書に『<a href="https://amzn.to/3DQmHAa" target="_blank" rel="noopener">これからの供養のかたち</a>』（祥伝社新書）</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="ttps://mytera.jp/column/etsuro_ide/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>井出悦郎執筆のまいてら記事</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
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		<gnf:modified>Mon, 18 May 2026 05:33:40 +0000</gnf:modified>
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		<title>秋の夜長をちょっと素敵に。＜お寺×ミャンマー＞のお月見音楽会へ行ってきた！</title>
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		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 Oct 2017 08:44:06 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[「お寺のある生活」を提案し、情報を発信するポータルサイト「まいてら」。 そもそもお寺と生活ってどのように交わるの？　「お寺のある生活」って何が良いの？ そんな素朴な疑問を解明するために、まいてら編集部のサノハナが好奇心で [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-10421" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi-main2.jpg" alt="" width="840" height="560" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi-main2.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi-main2-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi-main2-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi-main2-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /></p>
<p>「お寺のある生活」を提案し、情報を発信するポータルサイト「まいてら」。<br />
そもそもお寺と生活ってどのように交わるの？　「お寺のある生活」って何が良いの？</p>
<p>そんな素朴な疑問を解明するために、まいてら編集部のサノハナが好奇心でお寺のイベントに潜入。<br />
見て聞いて感じたことを直球でレポートします！</p>
<p>「お寺のある生活レポート」第一弾は、神奈川県川崎市にある<strong>高願寺</strong>のお月見音楽会です。<br />
2011年に始まったこの音楽会は、毎年入場無料で開放され、地域の人たちに親しまれています。</p>
<p>今年はミャンマーの伝統的な楽器、竪琴の「サウン・ガウ」の演奏が楽しめるということで、＜お寺×ミャンマー＞の空間を楽しみに、音楽会へ参加してきました！</p>
<h2 class="c_header_post-b">空が広い高願寺のお月見空間</h2>
<p>午後6時30分、コンサートの開演よりも30分早くお寺に到着したので、境内でしばらく休憩。</p>
<p>本来なら境内に特設ステージを置き、月明かりのもとでの演奏会になる予定でしたが、当日は雨予報だったため、前日のうちに高願寺の「至心學舎」（ししんがくしゃ）という建物にステージが設置されました。</p>
<p>実際は予報を覆し、雨も降らず月が綺麗にのぞくお天気になりました。<br />
高願寺は車の多い大きな通りに隣接していながらも、境内が広くゆったりしているので空が広く見えます。ゆったりと構える至心學舎の奥に、明るい月の光が雲から顔を出してきたとき、参加者の皆さんが手を止め足を止め、ゆっくりと空を見上げる時間が豊かに感じられました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-10420" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi5.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi5.jpg 640w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi5-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi5-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>音楽会の参加者全員にはお茶とお団子のおもてなし。<br />
お月見にお団子とは、当たり前のようであって今まで味わったことがなかったかもしれません。<br />
境内に設置された休憩スポットでいただきます。<br />
きれいな月を眺めながら美味しいお団子を堪能できるなんて贅沢です。</p>
<p>当日の運営スタッフは高願寺のご門徒さんたちが担当。おもてなしのお団子もご門徒の和菓子屋さんが用意したものだそうです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-10418" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi3.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi3.jpg 640w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi3-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi3-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>会場で大人気だったのが、今回のコンサートのために用意された「ミャンマーカレー」のケータリングです。<br />
スパイスと薬味がたっぷりで、香り豊かな味わいでした。</p>
<p>メニューの考案者である永易久美子さんは、ミャンマー料理を何件も食べ歩き、研究を重ねて今回のメニューを開発したそうです。<br />
演奏会の休憩中には、カレーを提供するテントに長い行列ができ、会の再開が遅れてしまうほどの人気でした。</p>
<h2 class="c_header_post-b">ミャンマー人もほとんど聴いたことがない！？「サウン・ガウ」の貴重な響き</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-10419" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi4.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi4.jpg 640w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi4-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi4-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>さて、今回の音楽会の主役となったのは、ミャンマーの伝統的な民族楽器<strong>サウン・ガウ（Saung-gauk）</strong>です。<br />
両手に収まるほどの小さい楽器で、”琴”といえばハープや和琴のようなものを想像していたのでその小ささに驚きました。</p>
<p>このサウン・ガウはミャンマーでも大変貴重な楽器であるらしく、ミャンマー人でもサウン・ガウを弾く人はごく少数で、実際に見たことがある人も生の演奏を聞いたことがある人もほとんどいないそうです。<br />
そんなありがたい貴重な楽器の演奏会に巡り会えるなんて。しかも日本のお寺で。不思議な気分がします。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-10417" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi2.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi2.jpg 640w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi2-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi2-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>演奏者はミャンマーの主要都市ヤンゴン出身の、Myo Thu Nandar (ミョー トゥ ナンダー)さん。おじいさんはミャンマーの人間国宝、お父さんはピアニストと音楽一家の家庭に生まれ、小さい頃からミャンマーの伝統的な音楽に触れてきたといいます。</p>
<p>サウン・ガウの演奏は、派手なアクションや強く響かせるような仕草はなく、素朴でポロポロと優しい響きが特徴的でした。<br />
細かく手を動かし連符を奏でるその奏法は、指への負担が大きいようで、２曲続けて演奏するのが限界なのだそうです。今回は歌や舞のパフォーマンスと合わせて披露されました。</p>
<p>今回は予定外の室内での音楽会になりましたが、サウン・ガウの繊細な音色が会場となった至心學舎に程よく響き、身体が音楽に包まれたような心地よい空間を味わうことができました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">「ここで天気の良い日にお昼寝したい」誰でも訪れやすいお寺の雰囲気</h2>
<figure id="attachment_10416" aria-describedby="caption-attachment-10416" style="width: 840px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-10416" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi1.jpg" alt="" width="840" height="560" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi1.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi1-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi1-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/10/nikki-otsukimi1-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption id="caption-attachment-10416" class="wp-caption-text">（左から）演奏者のミョーさん、高願寺住職の宮本さん、演奏会の進行役・日本ミャンマー・カルチャーセンター所長 マへーマーさん</figcaption></figure>
<p>高願寺の音楽会は、2011年9月に『観月の夕べ』というお月見音楽会として開催したのがはじまり。<br />
地元のタウン誌で告知するなど、ご門徒の皆さんに限らず一般の方も気軽に参加できる雰囲気を作る工夫をし、多くの方に親しまれる音楽会となりました。</p>
<p>今回、筆者サノハナとともに演奏会に参加してくれたお寺初心者の友人は、高願寺の開かれた空間を好きになったようで、「ここで天気の良い日にお昼寝したい！」と言っていました。<br />
昼夜賑わう武蔵小杉駅の近くにありながら、高願寺に流れる時間はゆったりしているように感じられ、そこだけ空気もきれいな気がしてきます。<br />
日常でこのような雰囲気に触れられる機会のある生活にとても惹かれます。</p>
<p>宮本住職の「またいつでも来てください」という一言が温かく、今度は昼間に来てみようと思いました。</p>
<p>お寺の空間はみんなのもの。<br />
演奏会をきっかけに自分にとって大事な場所が一つ増えたような気分になりました。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0019_01_eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">神奈川県川崎市中原区</div><div class="c_tera__title-a">覺王山 髙願寺</div><div class="c_tera__txt-b">川崎最古の寺子屋発祥のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/koganji19/event/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Fri, 08 May 2026 06:16:55 +0000</gnf:modified>
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		<title>お寺・お墓・法事は家族をつなぐ大切なカタチ &#8211; 神奈川県川崎市中原区・髙願寺の門徒さんに聞く</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/danka-koganji19/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/danka-koganji19/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Feb 2017 00:51:30 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[神奈川県川崎市中原区 浄土真宗本願寺派 髙願寺（高願寺）の門徒さん (注：浄土真宗での檀家さんの呼称) の、お宅にお邪魔して「お寺のある生活」についてうかがいました。 うちのお墓はいつもピカピカ 髙願寺からは少し離れた、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>神奈川県川崎市中原区 浄土真宗本願寺派 髙願寺（高願寺）の門徒さん (注：浄土真宗での檀家さんの呼称) の、お宅にお邪魔して「お寺のある生活」についてうかがいました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">うちのお墓はいつもピカピカ</h2>
<figure id="attachment_6739" aria-describedby="caption-attachment-6739" style="width: 840px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-6739" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-01.jpg" alt="" width="840" height="560" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-01.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-01-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-01-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-01-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption id="caption-attachment-6739" class="wp-caption-text">穏やかな雰囲気の皆さん</figcaption></figure>
<p>髙願寺からは少し離れた、横浜市港北区にある井上様のお宅を訪ねると、井上伊都子 (いのうえいつこ) さん(写真中央)が優しく出迎えてくださいました。同席してくださったのは千葉県に住む井上さんの長女、岡田裕美子さん(写真左)とご主人の岡田広さん(写真右)。<br />
案内された和室には大きく立派なお仏壇がありました。飾られている写真は、もうすぐ三回忌を迎えるという伊都子さんのご主人、井上之雄 (ゆきお)さん。祇園祭で撮影された、在りし日の之雄さんです。</p>
<p>京都で生まれ育った之雄さんの実家は熱心な浄土真宗の門徒さん。之雄さんのお父さんは、お寺の総代をつとめるような方だったそう。之雄さんもその影響でお墓をとても大事にしていました。仕事の都合で東京周辺に引っ越さなければならなくなっても、新幹線の駅近くに居を構え、お墓の掃除のために京都へ帰ることもあったとか。</p>
<blockquote><p>伊都子さん「井上家のお墓はいつもピカピカなんです。主人はお墓も両親もすごく大事にしていました。」</p></blockquote>
<p>まずは、お墓を探した経緯からお聞きしました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">ホームページから伝わってきた「あたたかさ」</h2>
<blockquote><p>伊都子さん「お墓まいりの度に京都にいくのは、元気なうちはいいのですが、主人も80歳になる頃から心臓が悪く手術をすることになりまして、、、」</p></blockquote>
<p>之雄さんにとっては苦渋の判断だったことでしょう。娘さんたちのご家族も千葉や東京で暮らしていることから、お墓を移すことに決めたそうです。</p>
<blockquote><p>裕美子さん「父と一緒にインターネットで検索しました。検索キーワードは ”浄土真宗 港北区” とか色々入れてみて、最初に候補にあがったのが髙願寺さんでした。他にもいくつかのお寺のホームページを見比べたのですが、髙願寺さんは丁寧に作られていてあたたかい印象があり、早速父と見に行きました。<br />
そしたら境内がすごく素敵で！いつもお花が咲いていて、お堂も素晴らしいですし。ヨガ教室など色々な催しをされているのも、地域に密着していると感じました。<br />
宮本住職からは、色々なところを見てゆっくり選んでくださいと言われたのに、父はすぐに決めてしまいました（笑）」</p></blockquote>
<blockquote><p>伊都子さん「主人は、ものごとをさっさと進めたいという性格でしたので（笑）」</p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">何でも話せて、「形見」を託せる関係性</h2>
<figure id="attachment_6747" aria-describedby="caption-attachment-6747" style="width: 840px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-6747" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-04.jpg" alt="" width="840" height="630" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-04.jpg 840w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-04-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-04-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption id="caption-attachment-6747" class="wp-caption-text">生前の之雄さん(京都にて撮影した写真)</figcaption></figure>
<p>お寺が髙願寺に決まって安心していたという之雄さん。亡くなる直前に、髙願寺に「あるもの」を託したそうです。</p>
<blockquote><p>伊都子さん「主人も私もメダカが好きで飼っていたのですが、主人が亡くなる前にメダカをどうしようということになって、髙願寺さんにお願いしようと（笑）」</p></blockquote>
<blockquote><p>裕美子さん「父からよろしくと、と言って、髙願寺さんにメダカをつれていきました（笑）」</p></blockquote>
<p>之雄さんが亡くなる直前のエピソードながら、なんとも楽しそうに話されています。之雄さんの 「形見」ともいえるメダカを託せる信頼関係がうかがえます。</p>
<p>やがて、残念にもその生涯を閉じる之雄さん。ご葬儀はどうだったのでしょうか。</p>
<blockquote><p>広さん「葬儀の間、宮本住職がずっと一緒にいてくだり、色々とお話をしました。年齢も近く、お互いの子供のこと等、共通の話題もあったので話しやすかったです。宮本住職の持つ雰囲気や私たちに接する態度は、今の時代にあっていると思います。<br />
また、法名(注：浄土真宗における戒名)に「澍法（じゅほう）」という言葉を入れていただきました。説明を聞き、ありがたい言葉だと思ったのですが、その次のお正月の法要のご挨拶で「去年こだわっていた言葉がある」と言って、他のご家族もいる前で「澍法」をご説明されたのです。後々も「澍法」という言葉を大切になさっている様子が伝わってきて嬉しかったです。そういう心遣いや配慮に、宮本住職の人柄の良さを感じました。」</p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">毎朝、法名をとなえる井上家の習慣</h2>
<p>もうすぐ三回忌を迎える井上家。日々の生活の中で、どんな時に之雄さんを思い出すのでしょうか？</p>
<figure id="attachment_6741" aria-describedby="caption-attachment-6741" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-6741" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-03-683x1024.jpg" alt="" width="640" height="960" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-03-683x1024.jpg 683w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-03-200x300.jpg 200w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-03-768x1152.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/danshinto-170217-03.jpg 840w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-6741" class="wp-caption-text">京都から運んできた井上家のお仏壇</figcaption></figure>
<blockquote><p>伊都子さん「朝起きたら、仏様（仏壇）におまいりしています。「今日もよろしく」とお願いして、出かける時は必ず「いってくるわね」帰ってきたら「ただいま」と言います。それは毎日やっています。」</p></blockquote>
<blockquote><p>裕美子さん「私は今住んでいる千葉でも、おじいちゃん おばあちゃん お父さん おはようございますと法名を唱えて、南無阿弥陀仏と言っています。」</p></blockquote>
<blockquote><p>伊都子さん「法名は私の実家の祖父母の法名も含めてみんな覚えていますね。 」</p></blockquote>
<blockquote><p>広さん「私は法名を唱える習慣はなかったのですが、名前と法名をちゃんと呼びかけなければいけないという作法を妻より教育されました（笑）」</p></blockquote>
<blockquote><p>裕美子さん「子供たちもちゃんと法名を言えます。お墓まいりしても法名を唱えないと伝わらないからねと教えてあります。」</p></blockquote>
<blockquote><p>広さん「私たち一人一人に名前があり、死んだ人には法名があるのですから、呼びかける癖をつけるというの確かに大事だと思います。それによって存在感がでますよね。」</p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">次は自分の番と思って、お墓の掃除をしています</h2>
<p>今後、井上家のお墓をどうしていきたいか？今のお考えを尋ねてみました。</p>
<blockquote><p>伊都子さん「今度は自分が入る番だなと思っています（笑）本当に。<br />
若い頃からご先祖のお墓と思って掃除をしていましたけど、主人が入って次は私だなと思いながら掃除しています。お墓も大事ですが法事も大切だと思うので、早めに予約をして、欠かさないようにしていきます。」</p></blockquote>
<blockquote><p>裕美子さん「私の息子二人は、小さい頃からお墓まいりをしっかりやっているので、お墓をみていくのは当たり前のことと思ってくれています。いつも、「（ご先祖様に）守っていただいてありがとう」という気持ちで、掃除をしていますね。」</p></blockquote>
<blockquote><p>広さん「掃除は徹底的にやっています（笑）よそのお墓には絶対に負けたくないという気持ちで、墓石の上からぞうきんで汚れを拭き取ったり。お墓まいりの度に徹底的にやります。」</p></blockquote>
<blockquote><p>伊都子さん「やはり汚いと気になるので、お墓まいりの時は低い靴を履いて少し高いところまでのぼって、墓石と一緒に倒れないように気をつけてやっております（笑）」</p></blockquote>
<h2 class="c_header_post-b">カタチがあるからこそ、大切な機会がうまれる</h2>
<p>まさに「お寺のある生活」をおくっている井上家・岡田家の皆さんですが、最後にまいてら読者へのメッセージをお聞きしてみました。</p>
<blockquote><p>広さん「お寺とお墓の両方があってこその意味合いがあると思います。お墓を代々繋いでいくというカタチが大切で、カタチがあるからこそ縁のある人々があつまる機会になる。今の時代は新しい供養の形式や、様々な価値観がありますが、やはり「お寺・お墓・法事」というひとつのカタチを、日本人の習慣として心がけていくべきではないでしょうか。そうしないとより一層、皆がバラバラで殺伐とした世の中になってしまいます。子どもをうまく育てられなかったり、貧困の問題などがニュースになっていますが、ひとりで悩みを抱えずに親戚縁者や地域の人たちに相談できる「拠り所」があることが大切です。そのための「法事」であり、「お墓」であり、「お寺」ならではの役割があると感じています。」</p></blockquote>
<p>お仏壇の前で輪になってお話しした、和やかなインタビューも終わり、之雄さんにお線香をあげさせていただきました。インタビューに快く応じてくださったお礼を伝えると、伊都子さんが「主人もきっとよろこんでいます」と笑ってくださいました。ありがとうございました。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0019_01_eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">神奈川県川崎市中原区</div><div class="c_tera__title-a">覺王山 髙願寺</div><div class="c_tera__txt-b">川崎最古の寺子屋発祥のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/koganji19/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Fri, 08 May 2026 05:36:46 +0000</gnf:modified>
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		<item>
		<title>澍法雨（じゅほうう）～大地を潤す雨のように～ ‐ 髙願寺 住職 宮本義宣さん（神奈川県川崎市中原区）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/kotoba_koganji_0019/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 08 Feb 2017 05:49:53 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[書：寧月 現代の世の中を、軽やかに、そして力強く生きていく上でのヒントとなるような「ことば」をお坊さんにご紹介いただくこの連載。第8回目にご登場くださったのは、神奈川県川崎市中原区の浄土真宗本願寺派・髙願寺（高願寺）住職 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6635" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/83713de4dc035cfc32f6c9fbff016beb.jpg" alt="" width="1000" height="722" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/83713de4dc035cfc32f6c9fbff016beb.jpg 1000w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/83713de4dc035cfc32f6c9fbff016beb-300x217.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2017/02/83713de4dc035cfc32f6c9fbff016beb-768x554.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<div align="right">書：<a href="http://neigetsu.jp/ja/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">寧月</a></div>
<p>現代の世の中を、軽やかに、そして力強く生きていく上でのヒントとなるような「ことば」をお坊さんにご紹介いただくこの連載。第8回目にご登場くださったのは、神奈川県川崎市中原区の浄土真宗本願寺派・髙願寺（高願寺）住職の宮本義宣さんです。</p>
<p>宮本さんが選ばれたのは「澍法雨（じゅほうう）」ということば。耳慣れない表現ですが、このことばを掲げ、お寺でさまざまな活動をされている宮本さんのお話からは、私たちが日々の生活の中で抱える苦悩にどう向き合っていくか、そのヒントがたくさんありました。</p>
<p>書家の寧月さんのうつくしい作品とともに、ぜひ、じっくり味わってくださいませ。</p>
<h2 class="c_header_post-b">川崎市最古の寺子屋発祥のお寺として</h2>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0019_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">宮本 義宣（みやもと ぎせん）</p><p class="c_profile__txt-a">1962(昭和37)年川崎市生まれ。本願寺派布教使。武蔵野大学通信教育部講師。中央仏教学院講師。東京仏教学院講師。元龍谷大学大学院実践真宗学研究科講師。元本願寺派中央相談員。</p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p>私が住職をつとめている髙願寺は、川崎市最古の寺子屋発祥のお寺です。そういった由来もあり、髙願寺では、定期的に、仏教講座をはじめとして、落語会や音楽会、ヨガ教室など、幅広い分野の催しを開いて、ご門徒さんや地域の方々、ご縁のある多くの方々にお参りいただいています。こういった活動全般を、髙願寺では「澍法雨（じゅほうう）塾」と総称しています。</p>
<p>「澍法雨」とは、「仏の教え（法）は、大地を潤す雨である」という意味のことばです。「無量寿経」というお経の一節に出てくる表現です。この場合の「大地」というのは、苦悩によって乾ききった私たち人間の心を指します。澍法雨塾をはじめとするお寺の活動が、縁ある方々の心を少しでも潤すことができれば、との願いをもって、日々行っております。</p>
<h2 class="c_header_post-b">人生、思い通りにならないことの方が当たり前</h2>
<p>ところで、お釈迦さまの教えの核は「人生は苦である」ということです。ここで言う「苦」とは、思い通りにならないことからくる苦悩です。これだけ聞くと随分厳しく、救いのない教えだな、と感じてしまうかもしれませんね。しかし、実際、私たちの人生は思い通りにならないことだらけです。老いたくないと思っていても、人間誰しも瞬間ごとに老いていくし、病気になりたくないと思っていても、病は向こうからやってくるし、死にたくないと思っていても、いつか必ず寿命は尽きる……。自分の命ひとつとっても思い通りにならないのです。ましてやほかのこととなればなおさらです。</p>
<p>それならば、いっそ、「人生は思い通りにならないことの方が当たり前なのだ」と肚をくくってしまおう、と。そうすれば、もう少し肩の力を抜いて、何事にも取り組めるようになるのではないでしょうか。思い通りになったときは、幸運に恵まれたことに感謝して、思い通りにならなかったときには、自分や周りを責めることなく、ただただ事実を受けとめて、また次に向かっていけばいい。そうやって真摯に生きていけばいい。お釈迦さまはそのことを伝えたいがために、「苦」を仏教の真ん中に据えられたのではないかと、私は思っています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">仏法を聞くためには、まずは五感を開くことから</h2>
<p>「人生は、決して自分の思い通りにはならない」ということを、真正面から受け止めたときに、「苦」からの脱却の道が見えてくる……。これが仏法の基本です。しかしながら、その教えをことばだけで聞いたところで、なかなかすんなりとは受け取れないのが人間というもの。仏法を心身に浸み込ませるためには、まずは五感を開いて、リラックスすることが大事なのではないでしょうか。そういった考えをベースにして、私は、お寺でさまざまなイベントを開催しています。</p>
<p>澍法雨塾をはじめとするお寺の活動をきっかけとして、少しでも多くの方が、仏の智慧と慈悲とを自分ごととして理解し、日々をより軽やかに、そして力強く生きていくお手伝いができたら、こんなにうれしいことはないな、と思っています。機会がありましたら、ぜひ、一度、髙願寺にいらしてくださいね。心よりお待ちしております。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/09/0019_01_eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">神奈川県川崎市中原区</div><div class="c_tera__title-a">覺王山 髙願寺</div><div class="c_tera__txt-b">川崎最古の寺子屋発祥のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/koganji19/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Fri, 08 May 2026 05:33:09 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>苦しみは仏さまからの贈りもの。九死に一生の僧侶が水子供養に込めた願い（常光円満寺住職・藤田晃秀）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/enmanji70_20250731/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[玉川 将人]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 Aug 2025 23:40:04 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=38006</guid>

					<description><![CDATA[　水子供養のお寺として知られる常光円満寺じようこうえんまんじ（大阪府・高野山真言宗）の住職・藤田晃秀ふじたこうしゆうさんは、24歳の時に大病を患い、九死に一生を得る体験をします。 「仏さまにつないでいただいたこの命を、他 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em>水子供養のお寺として知られる<ruby>常光円満寺<rt>じようこうえんまんじ</rt></ruby>（大阪府・高野山真言宗）の住職・<ruby>藤田晃秀<rt>ふじたこうしゆう</rt></ruby>さんは、24歳の時に大病を患い、九死に一生を得る体験をします。</p>
<p>「仏さまにつないでいただいたこの命を、他人さまの笑顔のために使いたい」と話す藤田住職。</p>
<p><em>　</em>もともとは、地域のお檀家さんに支えられるごく普通のお寺だった常光円満寺が、どのようにして、府内外から多くの方がお参りに訪れる、水子供養のお寺として知られるまでになったのか。</p>
<p><em>　</em>壮絶な半生と、お寺の歩み、そして水子供養への想いについて藤田住職が語ります。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/profile70.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">藤田晃秀（ふじたこうしゅう）</p><p class="c_profile__txt-a">高野山にて修行し僧侶になる。その後、再生不良性貧血で骨髄移植を受けて命を授かる。現在、皆様に喜んでいただくために積極的に活動している</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/enmanji70/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>常光円満寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">大病を経て気づいた、仏さまからいただいた&#8221;いのち”</h2>
<p><em>　</em>こんにちは。常光円満寺の藤田晃秀と申します。</p>
<p><em>　</em>私は、24歳の時に大病を患い、九死に一生を得る体験をしました。それからというものの、仏さまからいただいたこの&#8221;いのち”を、他人様の笑顔のために使おうと心に決めて、日々僧侶として務めております。</p>
<p><em>　</em>私がかかった病気は、再生不良性貧血というもので、自ら血液を作れなくなる厚生労働省の指定難病です。闘病生活はそれはそれは壮絶なものでした。ご興味がある方は、ぜひこちらの闘病記を読んでいただけますと幸いです。<br />
（※藤田さんご自身の手による闘病記は<strong><a href="https://www.enmanji.com/isyoku.html" target="_blank" rel="noopener">こちら</a></strong>）</p>
<p><em>　</em>幼い頃からずっといじめられてきた私は、小中高とあまりいい思い出がなく、人生に幸せを感じることがほとんどありませんでした。そんな中で、追い打ちをかけるように難病を患い、心も体もボロボロになってしまいました。</p>
<p>「自分は、いったい何のために生きているのだろう」と、苦しい日々でしたが、病を乗り越えたことで気づかせていただいたことがあります。</p>
<p>「自分の周りには自分を大事に想ってくれている人がたくさんいるんだ」<br />
「幸せの種はあちこちにあふれているんだ」…と。</p>
<p><em>　</em>治療のための骨髄を提供してくれたのは弟でした。骨髄移植は、骨髄を提供するドナーにも大変な負担がかかります。骨髄液を採取するときには、言葉にならないほどの激痛を伴うのですが、弟は、100ヵ所にもおよぶ骨に穴をあけ、私のために骨髄液を提供してくれたのです。</p>
<p><em>　</em>そして、両親もずっと私のことを見守ってくれていました。ただ一人、無菌室の中で苦悶する私の姿を、窓越しに涙ながらに見守っていた両親の姿は、いまもはっきり覚えています。</p>
<p><em>　</em>また、同じ血液の病気で闘病していた患者仲間。特に子どもたちは病気にも関わらず元気いっぱいで、一人落ち込んでいる私にたくさんの勇気をくれました。お医者さまも、看護師の方々も、みんなやさしかった。</p>
<p><em>　</em>これまで私はずっと自分のことだけを考えて生きてきました。でも、死の淵に立たされて、そこから生還が許された時に、たくさんの人に支えられ、願われて生きていることに気づけたのです。</p>
<figure id="attachment_38009" aria-describedby="caption-attachment-38009" style="width: 621px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-38009" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581041_0.jpg" alt="藤田" width="621" height="489" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581041_0.jpg 621w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581041_0-300x236.jpg 300w" sizes="auto, (max-width: 621px) 100vw, 621px" /><figcaption id="caption-attachment-38009" class="wp-caption-text">若かりし日の私(藤田)</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">インターネット上での相談窓口</h2>
<p><em>　</em>退院後、私は実家である常光円満寺に戻りましたが、当時のお寺は、父と叔父がしっかりと法務をこなすことができていたため、私にはすべきことがありませんでした。</p>
<p><em>　</em>そんな中で、「これまで精神的にも経済的にも辛い想いをさせてきた両親に、今の私に何ができるだろうか」、そう考えて手探りで始めたのが、お寺のホームページ作りでした。</p>
<p><em>　</em>当時はまだまだインターネットの黎明期。ホームページを持つお寺が少なかった時代です。素人の手作りですから、仕上がりはむちゃくちゃでしたが、完成したホームページを見て、両親がものすごく喜んでくれたことが、私にとっても大きな励みとなりました。</p>
<p><em>　</em>その後、少しずつ改良を重ねていきながら開設したのが「お寺のインターネット相談窓口」です。</p>
<p><em>　</em>実験的に始めた取り組みでしたが、意外とアクセスがあり、にわかにその数も増え、他人には簡単に話せないような、心の奥深くに抱えたご相談が次々と寄せられるようになったのです。</p>
<p><em>　</em>顔も名前も明かさないからこそ心の底の悩みを打ち明けられるのは、インターネットがもたらした大きな功績のひとつだと思います。</p>
<figure id="attachment_38016" aria-describedby="caption-attachment-38016" style="width: 505px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-38016" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581047_0.jpg" alt="ウェブサイト" width="505" height="834" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581047_0.jpg 505w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581047_0-182x300.jpg 182w" sizes="auto, (max-width: 505px) 100vw, 505px" /><figcaption id="caption-attachment-38016" class="wp-caption-text">手作りで立ち上げたお寺のウェブサイト。常光円満寺興隆の第一歩となる。</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">水子は絶対に祟らない！</h2>
<p><em>　</em>インターネットで最も多い相談内容が、「水子」についてでした。</p>
<p><em>　</em>当時は「水子の霊は<ruby>祟<rt>たた</rt></ruby>る」という考え方が一般的でしたが、私自身は「本当に水子は祟るのだろうか」と少し疑問に感じていました。</p>
<p><em>　</em>ある壮絶なご経験をされた女性から、ご相談を受けたときのことです。どのような言葉でお返事をすればよいのか、私は深く悩みました。その方の想いに寄り添えば寄り添うほど、「水子の祟り」などという言葉を使うことは、とてもできませんでした。</p>
<p>「彼女の苦しみをとりのぞく言葉は何だろうか」</p>
<p><em>　</em>そのように考え、私なりに水子に関するたくさんの文献や仏典をあたりました。すると「水子が祟る」だなんて、どこにも書いていないんですよね。</p>
<p><em>　</em>私は、次のようなお返事をいたしました。</p>
<p>「水子は祟らないですよ。むしろ水子さまは人間社会の<ruby>穢<rt>けが</rt></ruby>れを知らないため、心は宝石のように純粋です。無限の優しさに満ち溢れた誰よりも仏さまに近いお心をお持ちです。とてもやさしく、そしてあたたかい霊と理解してあげてくださいね」</p>
<p><em>　</em>すると、相談者さまから喜びと感謝にあふれたお返事をいただいたのです。</p>
<p><em>　</em>こうした経験を何度も繰り返すと、目の前（と言ってもネット越しですが…）の人の喜びが、私自身の喜びになることに気づき、それが生きがいとなっていきます。</p>
<p><em>　</em>ネット相談を続けるうちに、水子の悩みを抱えている方がたくさんいることが分かりました。そこで、これまで寄せられたご相談とその回答をまとめたものをウェブサイトに公開したことにより、お寺へのアクセスはさらに増えることとなります。</p>
<p><em>　</em>やがて、「あなたに水子供養をしてほしい」という声を多くいただくようになり、こうして、常光円満寺は水子供養のお寺として新たな歩みを始めたのでした。</p>
<figure id="attachment_38017" aria-describedby="caption-attachment-38017" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-38017" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0-1024x676.jpg" alt="水子供養" width="640" height="423" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0-1024x676.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0-300x198.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0-768x507.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0-1536x1013.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581049_0.jpg 1575w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-38017" class="wp-caption-text">水子供養の様子。</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">苦しさ、悲しみは、仏さまからの贈り物</h2>
<p><em>　</em>常光円満寺は、府内や全国からお参りをいただくお寺へと成長させていただいております。とてもありがたいことです。</p>
<p><em>　</em>中には、水子供養をきっかけとして、そこからさらに深くお寺とご縁を結んで下さる方もたくさんおられます。安産祈願やお宮参り、葬儀や法事、さらにはお寺の法要やイベントに参加して下さる方も。タメ口で話しかけてくるほどに親しく感じて下さる人もいて、嬉しい限りです。</p>
<p><em>　</em>人生は、苦しいものです。生きていると、いろんな辛いこと、悲しいことがあります。</p>
<p><em>　</em>でも、苦しい想いをするからこそ、人のやさしさに気づき、感謝の心が自分の内側から生まれてくるのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>私は病気にかかり、本当に、辛く、痛く、苦しい思いをしました。でも、そのおかげさまで、仏さまから本当の&#8221;いのち”を授けてもらいました。</p>
<p><em>　</em>水子で苦しむお母さんやお父さんたちも、その水子ちゃんというあたたかい存在のおかげで、&#8221;いのち”の大切さに気づき、仏さまとのご縁を結ぶことができたのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>苦しい経験があるからこそ、それを乗り越えることで、いままで感じられなかったことに気づくことができます。「苦しい」「悲しい」と感じることは、仏さまからの贈り物なのです。</p>
<p><em>　</em>そうは言うものの、自分一人ではどうしても耐えきれないという方は、ぜひとも常光円満寺に足を運んでみてください。ここには、心安らかな仏さま、僧侶、職員がたくさんいます。</p>
<p><em>　</em>この&#8221;いのち”は、仏さまから授けられたかけがえのないもの。だからこそ、あなたが少しでも笑顔になれたら――それが私にとって、何よりのよろこびです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-38018" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0-1024x688.jpg" alt="" width="640" height="430" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0-1024x688.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0-300x202.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0-768x516.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0-1536x1032.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/07/S__58581050_0.jpg 1561w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/a11b4bb3ba448d1fa402ac3dc62cc91f.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">大阪府吹田市</div><div class="c_tera__title-a">常光円満寺</div><div class="c_tera__txt-b">水子供養・厄除け安産のお寺</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/enmanji70/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">常光円満寺ページ</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Mon, 27 Apr 2026 06:09:56 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>全国のまいてら寺院が集い、これからのご縁の育て方を考えました（井出悦郎）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/mytera_gathering_202603/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Apr 2026 02:38:06 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[まいてらに集うお寺に共通するもの 　3月13日、増上寺・慈雲閣をお借りして、「まいてら寺院の集い」を開催しました。 　当日は、全国から約50名のまいてら寺院関係者が集まり、これからのお寺にとって大切なことについて、講話と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2 class="c_header_post-b">まいてらに集うお寺に共通するもの</h2>
<p><em>　</em>3月13日、増上寺・慈雲閣をお借りして、「まいてら寺院の集い」を開催しました。</p>
<p><em>　</em>当日は、全国から約50名のまいてら寺院関係者が集まり、これからのお寺にとって大切なことについて、講話と対話の時間を持ちました。</p>
<p><em>　</em>今回あらためて感じたのは、まいてらに登録しているお寺には、宗派や地域をこえて共通する姿勢があるということです。<br />
<em>　</em>それぞれのお寺の個性を大切にしていること。<br />
<em>　</em>ご縁のある方々との対話を大切にしていること。<br />
<em>　</em>そして、無理のないかたちで、ゆるやかにつながっていることです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">法事や行事は、人とのご縁を育てる大切な場</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41987" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/265_0-1024x768.jpg" alt="講話" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/265_0-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/265_0-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/265_0-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/265_0.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
<em>　</em>当日の私からの講話では、昨年に全国のまいてら寺院80ヶ寺をお参りし、お寺の取り組みや思いをうかがう中で見えてきたことをテーマにしました。お参りを重ねる中で改めて感じたのは、これからのお寺に大切なのは、「個性を磨くこと」「対話を重ねること」「ゆるやかにつながること」の三点です。</p>
<p><em>　</em>特に一点目の「個性を磨くこと」について、法事と行事を時代の変化に合わせて整えていく大切さを、参加者に強調しました。<br />
<em>　</em>法事は、今も日本で広く行われている営みです。最も行われている仏事と言ってもいいでしょう。<br />
<em>　</em>一方で、暮らし方や価値観が変わる中で、「当たり前に続いていくもの」ではなくなりつつあります。だからこそ、法事や行事を通じて、どのように人とのご縁を育て、仏教にふれる機会をひらいていくかが、お寺にとってはますます大切になっています。</p>
<p><em>　</em>法事は「人生の節目」に対して、行事は「日常の節目」。行事は法事と法事の間をつなぐ、縁ある方々との大切な接点として位置づけてお伝えしました。</p>
<p><em>　</em>アンケートでも、参加者からは</p>
<p>「法事と行事の両建てが重要だという話に共感した」<br />
「得た知識が視野を広げてくれた」<br />
「参加者の熱量に背中を押された」</p>
<p><em>　</em>といった声が寄せられました。さらに、集いの翌日に「いつも以上に丁寧に法事を勤めることを心がけた」「法事の前後でも檀家さんとの対話を大切にした」という声もあり、今回の集いの時間が、それぞれのお寺の日々の営みにもつながっていることをうれしく感じました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41988" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/285_0-1024x768.jpg" alt="対話" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/285_0-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/285_0-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/285_0-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/285_0.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">安心して頼れるお寺が見える社会へ</h2>
<p><em>　</em>まいてらには、こうして日々研鑽を重ねながら、生活者との接点をどう育てるかを真剣に考えているお寺が集まっています。写経会、絵解き、おとな食堂、介護者カフェ、終活カフェ、子どもの体験行事など、挙げればきりがないくらい、全国のまいてら寺院では色々な行事を開催されています。</p>
<p><em>　</em>お寺はたくさんあります。<br />
<em>　</em>しかし、安心して頼れるお寺が、社会から見えやすくなっているとは言えません。課題は「お寺の数」より「信頼して頼れるお寺が見えにくいこと」にあります。<br />
<em>　</em>まいてらが目指しているのは、単なる寺院情報の掲載ではなく、「安心して頼れるお寺」が見える社会を少しずつつくっていくことです。</p>
<p><em>　</em>今回の集いも、その思いを確かめ合う大切な時間となりました。<br />
<em>　</em>これからも、まいてらでは、誠実に生活者と向き合い、仏教を今の社会にひらこうとしているお寺の姿を、丁寧に伝えていきます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41986" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-1024x681.jpg" alt="集合写真" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-1024x681.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-768x511.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-1536x1022.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/652002735_1345174437426859_1992087197118846984_n.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Fri, 17 Apr 2026 02:44:59 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>「漫画タッチの涅槃図」に込めた子どもたちへの願い（龍泰寺住職・宮本覚道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/ryutaiji71_20260401/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Apr 2026 02:10:23 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=41498</guid>

					<description><![CDATA[「涅槃図ねはんず」と聞くと、どこか難しく遠いものに感じる方もいるかもしれません。岐阜県関市の龍泰寺りゆうたいじでは、そんな仏教の世界を子どもたちにも親しみやすく伝えたいという願いから、“漫画タッチ”の涅槃図を制作しました [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41784" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana1-768x1024.jpg" alt="涅槃図" width="640" height="853" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana1-768x1024.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana1-225x300.jpg 225w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana1-1152x1536.jpg 1152w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana1.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>「<ruby>涅槃図<rt>ねはんず</rt></ruby>」と聞くと、どこか難しく遠いものに感じる方もいるかもしれません。岐阜県関市の<ruby>龍泰寺<rt>りゆうたいじ</rt></ruby>では、そんな仏教の世界を子どもたちにも親しみやすく伝えたいという願いから、“漫画タッチ”の涅槃図を制作しました。そこに込められているのは、わかりやすさだけではなく、お釈迦さまの教えを地域の日常の中で生きたものとして届けたいという住職の思いです。龍泰寺住職・<ruby>宮本覚道<rt>みやもとかくどう</rt></ruby>さんが、その挑戦の背景と願いについて語ります。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/90051658cbd76bbc56d4496dcc400ade.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">宮本 覚道（みやもと かくどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1978年生まれ。慶應大学卒業、駒澤大学大学院修了後、永平寺・總持寺の両本山で修行。龍泰寺住職。あかつき幼稚園園長。現役のパワーリフティング選手でアジアチャンピオン＆日本記録保持者にも。東海管区センター布教師。保護司。認定心理士。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>龍泰寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">龍泰寺に涅槃図がなかったからこそ、始まった挑戦</h2>
<p><em>　</em>私は岐阜県関市の龍泰寺で住職を務めています。<br />
<em>　</em>このたび龍泰寺では、漫画タッチの涅槃図を制作し、<ruby>涅槃会<rt>ねはんえ</rt></ruby>(2026年2月14日)にてお披露目いたしました。</p>
<p><em>　</em>そもそもの始まりは、とてもシンプルなものでした。龍泰寺には涅槃図がありませんでした。涅槃図がないから涅槃会を行わない、というのは、どうにも違うのではないか。お釈迦さまのご入滅を偲び、その教えにふれる大切な法会を、自坊に涅槃図がないという理由だけで見送るのは惜しい。そう思い、「だったら、作ろう」と考えたのが今回の始まりです。</p>
<p><em>　</em>もちろん、ただ涅槃図を作ればよいという話ではありません。せっかく新たに作るのであれば、龍泰寺らしいものにしたい。そして、今の時代において、子どもたちにも届く涅槃図にしたい。そう考える中で、従来の仏画表現にとどまらず、漫画タッチという親しみやすい表現を選びました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">子どもたちに伝えたいから、漫画タッチにした</h2>
<p><em>　</em>私には、仏教理念を大切にしながら幼稚園を運営する園長としての思いがあります。仏教は、難しい人だけのものでも、大人だけのものでもありません。本来は、子どもたちにも伝わっていくべきものです。</p>
<p><em>　</em>しかし実際には、仏教の教えや仏画の世界は、子どもにとって少し遠いものになりがちです。荘厳であるがゆえに、近寄りがたい。意味が深いがゆえに、最初の入口でつまずいてしまう。その壁を少しでも低くしたいと思いました。</p>
<p><em>　</em>そこで今回は、絵としてまず「見たくなること」、そして「話を聞いてみたくなること」を大事にしました。子どもたちが見て、「かわいい」「これ何だろう」と感じられること。その入口があるからこそ、その先にある仏教の教えにも近づいていけると考えたのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41785" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4-1024x768.jpg" alt="涅槃図と子どもたち" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4-1536x1152.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana4.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>実際、子どもたちからは「かわいい～」という声が上がりました。お釈迦さまや菩薩、如来さま方を、まずは親しみのある存在として受け止めてくれたように思います。<br />
<em>　</em>幼稚園の子どもたちには少し難しい部分もありましたが、小学生になると、絵の中に込めた「岐阜県関市の魅力を伝える仕掛け」や、干支の順番の話などにも興味を持って聞いてくれました。これは、ただ絵をかわいくしたということではなく、入口を開いたことで、そこから関心が広がっていったということだと思っています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">分かりやすさは入口であり、その先に法話の深さがある</h2>
<p><em>　</em>私は、仏教を伝えるうえで、「分かりやすさ」は解説であり、「深さ」は法話であると考えています。</p>
<p><em>　</em>今回の涅槃図は、子どもたちにも興味を持ってもらえるよう、より分かりやすく<ruby>絵解<rt>えと</rt></ruby>きができるようにしました。誰が描かれているのか。どの動物がどんな意味を持っているのか。なぜこのような場面になっているのか。そうしたことを、目で見て、耳で聞いて、自然に入ってくるように工夫しました。</p>
<p><em>　</em>ただ、分かりやすさだけで終わってしまっては、寺で涅槃会を行う意味は薄れてしまいます。解説や説明は、言ってしまえば誰にでもできます。しかし法話は、僧侶が修行を重ねる中で、仏法に照らしながら、自分の人生や体験を通して語るものです。そこに、寺で聞く意味があるのだと思っています。</p>
<p><em>　</em>今回の「涅槃会法話」では、絵解きのあとに、お釈迦さまの最後の説法について、自分自身の体験から気づかされたことも交えながらお話ししました。まだまだ自分は法話が十分にできているとは思っておりませんが、それでも「分かりやすく伝えること」と「深く受け取っていただくこと」は、これからも両方大切にしていきたいと考えています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">この涅槃図で伝えたかったのは『自灯明 法灯明』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41788" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana5-1024x768.jpg" alt="自灯明法灯明" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana5-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana5-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana5-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana5.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>今回の絵解き法話で、私が最も伝えたかったのは、お釈迦さまの最後の説法である「<ruby>自灯明<rt>じとうみよう</rt></ruby> <ruby>法灯明<rt>ほうとうみよう</rt></ruby>」の教えです。</p>
<p><em>　</em>自分をよりどころとし、法をよりどころとして生きていく。私はこの教えこそ、今の時代にこそ大切ではないかと感じています。現代は「ナンバーワンではなくオンリーワン」「みんな違って、みんないい」といった言葉にあらわれるように、『自分らしさ』が語られる時代ですが、その根っこに何を置くかは、あまり問われなくなっているようにも感じます。私は、自分をよりどころとし、法をよりどころとして生きることこそ、本当の意味で自分の人生を歩むことにつながるのではないかと思っています。</p>
<p><em>　</em>曹洞宗で親しまれている<ruby>道元禅師<rt>どうげんぜんじ</rt></ruby>の<br />
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷しかりけり」<br />
<em>　</em>という世界観も、私は「自灯明 法灯明」の教えにつながるものとして受け止めています。外から与えられた評価や流行ではなく、法をよりどころにしながら、今ここをしっかり生きる。その大切さを、涅槃会を通して少しでも感じていただけたらと願っています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">地域の作家との出会いが、龍泰寺らしい涅槃図を形にしてくれた</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41787" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-1024x1024.jpg" alt="制作過程" width="640" height="640" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-1024x1024.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-300x300.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-150x150.jpg 150w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-768x768.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-280x280.jpg 280w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2-120x120.jpg 120w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana2.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>今回の制作は、私一人でできたものではありません。昨年、龍泰寺で「お寺と龍のイラスト展」を開催したご縁から、関市の作家さんお二人と出会いました。お話をうかがう中で、お二人が「劇刀桜絵巻」というユニットで、「関市をイラストで盛り上げたい」「イラストに関わる人を幸せにしたい」という思いで活動されていることを知りました。</p>
<p><em>　</em>この方々なら、私の思いをきっと汲み取ってくださる。そう感じて、今回の制作をお願いしました。実際、制作は簡単ではありませんでした。涅槃図は調べれば調べるほど、さまざまな形があり、「これが唯一の正解」というものではないことが見えてきます。だからこそ、自分たちがどのような絵解きをしたいのか、どんなストーリーで伝えたいのかを、ゼロから考えていく必要がありました。</p>
<p><em>　</em>この工程は最も苦労したところですが、同時に最も楽しい時間でもありました。登場人物や動物たちを一つ一つ考え、龍泰寺ならではの涅槃図を形にしていく。その過程自体が、私にとっては仏教を今の時代にどう伝えるかを考える、かけがえのない学びでもありました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41790" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana6-1024x768.jpg" alt="制作の様子" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana6-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana6-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana6-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana6.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">「また面白いことをやってるね」と言ってもらえるお寺でありたい</h2>
<p><em>　</em>ありがたいことに、地域の皆さまから批判的なお声はほとんどなく、「また面白いことをやってるね」「次は何をするの？」といった言葉をいただきました。私はこの反応を、とてもうれしく受け止めています。</p>
<p><em>　</em>お寺は、ただ静かに閉じているだけの場所ではなく、地域に向けて開かれ、何かを発信していける場所でもあると思います。もちろん、目新しいことだけを追うつもりはありません。しかし、仏教の教えを伝えたい、地域の方に足を運んでいただきたい、その思いがあるなら、表現や入口はもっと自由であってもよいのではないでしょうか。</p>
<p><em>　</em>考え方は人それぞれです。今回のような漫画タッチの仏画を、無理に広げていこうとは思っていません。ただ、「真似はぜひしてください」とは申し上げたいです。大切なのは、形そのものではなく、それぞれのお寺が、それぞれの願いと工夫をもって、地域に伝わる形を考えることだと思うからです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">来年の涅槃会で、ぜひ実物を見ていただけたら</h2>
<p><em>　</em>涅槃図は、写真で見るのと、実際に寺で向き合うのとでは、受ける印象がずいぶん違います。絵の中に込めた仕掛けや、登場する一つ一つの意味、そしてその場で語られる法話を通してこそ、初めて伝わるものがあります。</p>
<p><em>　</em>来年以降の涅槃会では、今回の涅槃図を用いながら、子どもたちにも、大人の方にも、それぞれの受け取り方で仏教にふれていただける時間を育てていきたいと思っています。絵がきっかけでも構いません。面白そうだな、見てみたいな、そんな気持ちで足を運んでいただけたらうれしいです。</p>
<p><em>　</em>お寺は、人生の終わりにだけ関わる場所ではなく、今をどう生きるかを見つめる場所でもあります。龍泰寺の涅槃会が、その入口の一つになればと願っています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41792" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana7-1024x768.jpg" alt="涅槃会" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana7-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana7-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana7-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/04/nirvana7.jpg 1477w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/6c6891d34c122794828082fd6d95cb73.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">岐阜県関市</div><div class="c_tera__title-a">龍泰寺</div><div class="c_tera__txt-b">龍のエナジーと天狗のパワーが棲む処</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Thu, 16 Apr 2026 02:10:54 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>お寺で育つ「ありがとう」の心 － お寺の鮨育とランドセル祈願（龍泰寺住職・宮本覚道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/ryutaiji71_20260319/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 24 Mar 2026 06:32:49 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　岐阜県関市の龍泰寺りゆうたいじでは、地域の子どもたちと向き合いながら、日々の暮らしの中で「命」や「感謝」を感じる学びを大切にしています。鮨職人とともに行う鮨育すしいく教室や、入学を迎える子どもたちのランドセル祈願など、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41407" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/ryutaiji71_paper1.jpg" alt="ランドセル祈願" width="640" height="359" /><br />
<em>　</em>岐阜県関市の<ruby>龍泰寺<rt>りゆうたいじ</rt></ruby>では、地域の子どもたちと向き合いながら、日々の暮らしの中で「命」や「感謝」を感じる学びを大切にしています。鮨職人とともに行う<ruby>鮨育<rt>すしいく</rt></ruby>教室や、入学を迎える子どもたちのランドセル祈願など、その取り組みは地域にあたたかな循環を生み出しています。本記事では<ruby>宮本覚道<rt>みやもとかくどう</rt></ruby>住職の思いをご紹介します。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/90051658cbd76bbc56d4496dcc400ade.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">宮本 覚道（みやもと かくどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1978年生まれ。慶應大学卒業、駒澤大学大学院修了後、永平寺・總持寺の両本山で修行。龍泰寺住職。あかつき幼稚園園長。現役のパワーリフティング選手でアジアチャンピオン＆日本記録保持者にも。東海管区センター布教師。保護司。認定心理士。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>龍泰寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">地域の中で、子どもたちと向き合うということ</h2>
<p><em>　</em>私は岐阜県関市の龍泰寺で住職をつとめながら、あかつき幼稚園の運営にも関わり、地域の子どもたちの成長に日々向き合っています。お寺は、法事や行事を行うだけの場所ではなく、人が生きる意味や、つながりの大切さを感じる場でもあると考えています。その役割は大人だけでなく、これからの社会を担っていく子どもたちにこそ、丁寧に伝えていく必要があると感じています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">鮨職人と住職が伝える命の学び</h2>
<p><em>　</em>近年、地域のつながりがうすれ、生活の実感を得にくい時代になってきました。子どもたちが「命」や「感謝(ありがとう)」の意味を体験として学ぶ機会も、少なくなっているように思います。</p>
<p><em>　</em>そこで私たちは、食の現場と仏教の教えを結びつけた「鮨育教室」を行っています。<br />
<em>　</em>鮨職人が生きた魚をさばく様子を見つめながら、私は僧侶として「<ruby>五観<rt>ごかん</rt></ruby>の<ruby>偈<rt>げ</rt></ruby>」の意味を伝えています。食事の前に自分のあり方を見つめ、命をいただくことの意味を心にとどめる。この教えは、今の子どもたちにこそ必要な視点ではないかと感じています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41411" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/ryutaiji71_paper3.jpg" alt="食育（鮨育）" width="640" height="608" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">食べる前に、少しだけ立ち止まってみる</h2>
<p><em>　</em>五観の偈では、まず「この食事がどのような人の働きやご縁によって届けられたのかを思いなさい」と教えられます。魚を捕る人、運ぶ人、調理する人、そして家族や社会の支えがあって自分が生きていることに子どもたちは気づきます。<br />
<em>　</em>次に「自分の行いをふり返り、この食をいただくにふさわしいかを考えなさい」と説かれます。食べることは当たり前ではなく、感謝と謙虚さをともなう行いであることを、自然に学んでいきます。<br />
<em>　</em>また「食は楽しみのためだけでなく、心と体を養うもの」という教えは、日々の暮らしの中で自分を整える指針となっていきます。こうした学びを通して、命をいただくことが未来へとつながる責任であることを、少しずつ感じ取っていくのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41409" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/ryutaiji71_paper5-1.jpg" alt="食育（鮨育）" width="640" height="361" /></p>
<p><em>　</em>子どもたちが自分の手で握った寿司を口にする瞬間には、ただの体験を超えた気づきが生まれます。「いただきます」という言葉が、命をいただく重みをともなった言葉として心に残るのです。この経験は、他者への思いやりや自然への敬意、そして自分の生き方を見つめる力につながっていくと信じています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41408" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/ryutaiji71_paper4.jpg" alt="食育（鮨育）" width="640" height="368" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">入学を迎える子どもたちへのランドセル祈願</h2>
<p><em>　</em>また、龍泰寺では小学校入学を前にした子どもたちのランドセル祈願も行っています。新しい一歩を踏み出す節目に、お寺で祈りの時間を持つことは、自分自身や家族の願いを見つめ直す大切な機会になります。祈りとは特別なものではなく、日々の暮らしの中で心を整え、周囲との関係を見つめる営みだと私は思っています。祈願は新学期になっても受付しておりますので、ご興味のある方は龍泰寺へご連絡ください。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-41410" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/ryutaiji71_paper2.jpg" alt="ランドセル祈願" width="640" height="358" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">全国に広げたい、地域とお寺の新しい教育のかたち</h2>
<p><em>　</em>地域に根ざすお寺として、子どもたちの成長をともに喜び、未来を応援し続けていきたいと願っています。<br />
<em>　</em>仏教の教えは難しい言葉で語るものではなく、体験や関わりの中で自然に伝わっていくものです。鮨職人が命に向き合い、僧侶がその意味を伝えるこの取り組みは、どの地域でも実践できるはずです。<br />
<em>　</em>全国のお寺でもぜひ取り入れていただき、子どもたちが命の尊さと感謝の心を育む機会が広がっていくことを願っています。これからも歩みを止めることなく、子どもたちとともに学び続けていきたいと思います。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2022/02/6c6891d34c122794828082fd6d95cb73.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">岐阜県関市</div><div class="c_tera__title-a">龍泰寺</div><div class="c_tera__txt-b">龍のエナジーと天狗のパワーが棲む処</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/ryutaiji71/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Thu, 16 Apr 2026 00:37:58 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>本当の布施はできなくても － 無財の七施を生きる（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji32_20260306/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 06 Apr 2026 11:37:59 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=41200</guid>

					<description><![CDATA[　布施ふせとは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、無財むざいの七施しちせの教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em><ruby>布施<rt>ふせ</rt></ruby>とは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、<ruby>無財<rt>むざい</rt></ruby>の<ruby>七施<rt>しちせ</rt></ruby>の教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験とともに考えます。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">布施とは何か ― 仏教における意味</h2>
<p><em>　</em>布施は、仏教での大切な徳目の一つです。布施はダーナ(dāna)とも言います。ダーナとは「与える」とか「支援する」という意味で、ダーナを語源にする言葉は「旦那」とも言われています。つまり、パトロンのように、相手の生活を支援したり面倒を見る意味として用いられています。<br />
<em>　</em>血液・臓器などの提供者ことを英語ではドナー(donor)と呼びますが、これも寄贈者・施主と語源が一緒であると言われています。<br />
<em>　</em>布施は、実社会の中では、僧侶への<ruby>施<rt>ほどこ</rt></ruby>しのことを意味されがちですが、相手への優しい言葉も、和らいだ笑顔も、電車の座席を譲ることも、困難に直面している人に手を差し伸べるのも、相手への布施となります。ですから、非常に広範囲な行いが布施となります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">財産がなくてもできる布施</h2>
<p>「無財の七施」という布施があります。財産がなくても行える７つの布施のことです。</p>
<p>・眼施（げんせ）：優しい眼差しをもって相手に接すること。そうすると、周囲の雰囲気が明るくなっていきます。</p>
<p>・和顔悦色施（わげんえっしょくせ）：底抜けに優しい笑顔で相手に接していくこと。むすっとした顔よりは、笑顔の方が心が安らぎます。</p>
<p>・言辞施（ごんじせ）：思いやりのある言葉を相手にかけること。一番基本的な言葉は「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」なのでしょう。</p>
<p>・身施（しんせ）：身体を使って、他人や社会のために奉仕すること。困っている人の助けをしたり、ボランティア活動に参加したり、色んなことが出来そうです。</p>
<p>・心施（しんせ）：心から感謝の言葉を述べること。ここで大切なことは、相手にしてやったという心を持たずに、私がさせてもらったのだという思いにたつことです。</p>
<p>・床座施（しょうざせ）：場所や席を譲り合う親切。電車で身体の不自由な方に席を譲ったり、地位や立場などを譲ることも入りそうです。</p>
<p>・房舍施（ぼうしゃせ)：訪ねて来る人、求めて来る人があれば、一宿一飯の施しをして、その苦労をねぎらうこと。</p>
<h2 class="c_header_post-b">寺院だからできた布施の実践</h2>
<p><em>　</em>平成十二年の東海豪雨の時、被害が甚大だった<ruby>西枇杷島町<rt>にしびわじまちよう</rt></ruby>（現在の<ruby>清須<rt>きよす</rt></ruby>市）で現地の状況を見る中、「どこかに格安で泊れる施設はないでしょうか」という話が耳に入ってきました。<br />
<em>　</em>これを聞いて、宝泉寺の２階大広間は、ふだんは空いたままですので、ここを活用してみようと考えました。無料宿泊所として提供しようと決め、開設しました。<br />
<em>　</em>これは、お寺という設備だったから実現できたのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>一番最初に泊ったボランティアからは、避難所の様子を詳しく聞くことができました。<br />
<em>　</em>当時の<ruby>西枇杷島町<rt>にしびわじまちよう</rt></ruby>（現在の<ruby>清須<rt>きよす</rt></ruby>市）で開設された避難所では、温かな食事が提供されていないことや炭水化物の食事ばかりだったことを知り、その翌日から、被災地内にある<ruby>宝國寺<rt>ほうこくじ</rt></ruby>さんの駐車場を借りて炊き出しを始めることになりました。</p>
<figure id="attachment_41799" aria-describedby="caption-attachment-41799" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41799" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-1024x768.jpg" alt="宝國寺さんでの炊き出し初日の様子" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41799" class="wp-caption-text">宝國寺さんでの炊き出し初日の様子</figcaption></figure>
<p><em>　</em>この炊き出しは、いくつかの寺院など会場を替えながら約半年間継続されました。会場を喜んで提供した寺院が少なくなかったことも、房舍施といえるのかもしれません。</p>
<figure id="attachment_41800" aria-describedby="caption-attachment-41800" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41800" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-1024x768.jpg" alt="炊き出し開始数日後のにぎやかな様子" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41800" class="wp-caption-text">炊き出し開始数日後のにぎやかな様子</figcaption></figure>
<p><em>　</em>布施は、仏典にしたがいますと、施す側・施される側・施すものの３つが、<ruby>清浄<rt>しようじよう</rt></ruby>でなければならないといいます。布施をする側の行いも大切になりますが、布施を受ける側も、心清らかに相手の思いを受けることが大切になってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">布施にならない行いとは何か</h2>
<p><em>　</em>布施をする側について『<ruby>倶舎論<rt>くしやろん</rt></ruby>』には、布施になるようで布施にはならない７つの行いが記されています。これがけっこう厳しい中身になっています。</p>
<p>・随至施（ずいしせ）：相手から、して欲しいです・下さい・恵んで下さいと、しつこく言われるので、仕方なくする施し</p>
<p>・怖畏施（ふいせ）：納得は出来ないけれども、それをしないと具合が悪くなることを恐れてする施し</p>
<p>・報恩施（ほうおんせ）：以前に相手から受けた恩に報いるための施し</p>
<p>・求報施（ぐほうせ）：いま、この施しをしていくと、きっといつかはお返しが来るに違いないと、お返しを期待してする施し</p>
<p>・習先施（しゅうせんせ）：以前から習慣として行われてきたり、前例に従ってする施し</p>
<p>・希天施（けてんせ）：いまこれをしておけば、いずれは天界に生まれるであろうと期待してする施し</p>
<p>・要名施（ようみょうせ）：これをすれば、自分の名声が高くなっていくことを期待してする施し</p>
<p><em>　</em>布施にならない行いは、世俗的な要素が絡むことがあるようです。怖畏施や習先施は、世間的なお付き合いとして行うことは、布施ではないとしています。確かに、お付き合いを大事にしたいと言うことで物品を提供することは、よくあります。お布施の金額を尋ねられたときに、だいたいの相場（？）を伝えることをしますが、どうもこれは、本当の布施ではなさそうです。</p>
<p><em>　</em>また、報恩施も同様です。相手の恩に報いるため行いも、布施にはならないというのです。恩に報いること自体は、大切なことには違いないのですが、恩を受けた人だからという選別をすること自体に、自分の「わがまま」があるということなのでしょう。そこには、自分の思いや考えを捨てきった清浄な布施こそが、本質であるということがわかってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">それでも布施を行じる意味</h2>
<p><em>　</em>となってきますと、自分という我がある限り、本当の布施などできないと、つくづく感じてしまいます。<br />
<em>　</em>大先輩から、「自分には本当の行はできないのだが、そのまねごとをしていくのだ」と話されたことがあります。本当の布施という行いはできない、そんな私だとしても、無財の七施のような行いを勤めていくことに意味があるように感じています。だから、何があっても笑顔の私、優しいまなざしの私で、頑張っていこう！</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/04/c9e981b9f68e4ee0db276b8951b706fa-2048x1365.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Thu, 09 Apr 2026 00:08:15 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>府中で護摩祈願を受けるなら｜毎月28日に心を整える普賢寺の護摩（住職・小野常寛）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/fugenji81_20251130/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[岩崎尚美]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 08 Dec 2025 02:45:29 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=39051</guid>

					<description><![CDATA[最近悪い流れを断ち切りたい。受験や仕事の節目に心を整えたい。家族の健康や厄除けを祈りたい。そんな方に向けて、東京・府中にある天台宗の普賢寺ふげんじでは毎月28日に不動明王の護摩祈願を行っています。初めての方も参加しやすい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>最近悪い流れを断ち切りたい。受験や仕事の節目に心を整えたい。家族の健康や厄除けを祈りたい。そんな方に向けて、東京・府中にある天台宗の<ruby>普賢寺<rt>ふげんじ</rt></ruby>では毎月28日に不動明王の護摩祈願を行っています。初めての方も参加しやすい護摩の場と、その意味をご紹介します。</p>
<p>IT企業などの勤務を経て寺カフェを立ち上げ、また<ruby>比叡山<rt>ひえいざん</rt></ruby>での修行を重ねてきた住職・<ruby>小野常寛<rt>おのじようかん</rt></ruby>さん。護摩祈願を通して、「フレンドリーなお寺」をどのように育てていこうとしているのか、語っていただきました。</p>
<h2 class="c_header_post-b">普賢寺の護摩祈願には、さまざまな願いを持つ方が訪れます</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39344" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590183463_876927934911128_3897493277989092211_n.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>・最近、悪いことが続いていて気持ちを切り替えたい<br />
・厄除けをしたい<br />
・受験や試験の前に心を整えたい<br />
・仕事や人生の節目に祈りたい<br />
・家族の健康や家内安全を願いたい<br />
・静かな時間の中で、自分自身と向き合いたい</p>
<p>護摩祈願は、ただ願いごとをするだけの場ではありません。炎の前で手を合わせ、自分の願いと向き合い、心を整える時間でもあります。人生の節目や、不安や迷いを抱えるときに、月に一度のよりどころとして訪れる方もいらっしゃいます。</p>
<p>普賢寺の護摩祈願には、おひとりで参加される方も、ご家族やご友人と来られる方もいらっしゃいます。<br />
初めてのお寺、初めての護摩祈願は、どうしても緊張するものです。ですが、普賢寺では、初参加の方でも自然に入っていける空気を大切にしています。「自分も参加してよいのだろうか」と迷っている方にこそ、一度足を運んでいただきたい場です。</p>
<h2 class="c_header_post-b">護摩祈願の流れ</h2>
<p>普賢寺の護摩祈願は、およそ40〜45分ほどです。僧侶が身を清め、諸尊をお迎えし、護摩壇に火を灯して供物を捧げ、真言を唱えながら修法を行います。参列された方は、護摩木に願いを書き、修法の中で自ら護摩壇に納めることができます。最後にはお加持があり、仏さまのお力をいただいてお帰りいただきます。<br />
流れに沿ってご参加いただけますので、初めての方でも安心してご参列いただけます。</p>
<p>毎月28日の護摩祈願の日時や参加方法、護摩札祈願・護摩木祈願の詳細は、祈願ページでご案内しています。⇒<a href="https://mytera.jp/tera/fugenji81/kigan/">護摩祈願の詳細を見る</a></p>
<h2><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-36788" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend-819x1024.jpg" alt="" width="640" height="800" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend-819x1024.jpg 819w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend-240x300.jpg 240w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend-768x960.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend-1229x1536.jpg 1229w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/07/fugenji81_kaji_amend.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></h2>
<h2 class="c_header_post-b">護摩祈願とは｜炎に願いを込める祈り</h2>
<p>護摩祈願とは、不動明王の御前で火を焚き、供物とともに願いを捧げる真言密教の修法です。<br />
護摩の炎は、迷いや煩悩を焼き尽くし、願いを仏さまへ届ける象徴でもあります。炎の揺らぎを前にしていると、不思議と気持ちが静まり、自分の願いが少しずつ整っていく感覚があります。</p>
<p>普賢寺の護摩祈願の特徴は、本格的な修法でありながら、初めての方でも安心して参加しやすいことです。<br />
厳かな読経と真言、炎の力強さ、祈りの緊張感。その一方で、初参加でも身構えすぎずに入れる雰囲気があります。<br />
毎月28日に継続して行われているため、人生の大きな節目だけでなく、気持ちを切り替えたいとき、心を整えたいときの習慣として訪れる方もいます。<br />
本格的でありながら、初めてでも安心して参加できる。そこに、普賢寺の護摩祈願の大きな魅力があります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">厄除け・合格祈願・家内安全など、どんな願いを祈れる？</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39351" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/591412422_3007785409393181_6348438367110129221_n.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>願い事の内容は、家内安全や病気平癒、合格祈願、商売繁盛など本当にさまざまです。誰かの不幸を願うような内容でなければ、どんな願いでも構いません。自分が元気になったり、進学や仕事がうまくいったりすることで、その力を周りの人や社会にも還元していけるような願いであってほしいと、私は思っています。</p>
<p><em>　</em>実際に、護摩祈願に来られる方からは「心が晴れやかになる」「力をいただいて、また頑張ろうと思える」「毎月来ないと落ち着かない」といった声を多くいただきます。心をリセットしたい、静かに整えたいという思いで、毎月続けて来られる方もいらっしゃいます。護摩の場がその方にとっての心の拠り所や生活のリズムの一部になっているのであれば、住職としてこれほど嬉しいことはありません。</p>
<p>護摩の場に流れているのは、単なる厳かさだけではありません。炎の音、読経の響き、真言の声、堂内の静けさ。そのすべてが重なり、日常とは少し違う時間が生まれます。<br />
護摩木を手にしたとき、自分が本当に願っていることが見えてくることがあります。祈りの時間を通して、願いが整理され、気持ちが静まり、また前を向こうと思える。護摩祈願は、願いを託す時間であると同時に、心を整え直す時間でもあります。<em>　</em></p>
<h2 class="c_header_post-b">なぜ普賢寺の護摩なのか</h2>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/06/2d0d607958cc83332b5c7a8fea20932a.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">小野常寛（おのじょうかん）</p><p class="c_profile__txt-a">都立国際高校、早稲田大学卒業、米に交換留学。一般企業を経て寺カフェの運営を行う。 2017年 北嶺回峰行初百日満行 2020年 普賢寺43世住職拝命　夢：「世界平和に貢献する国際的な僧侶になること」</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/fugenji81/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>普賢寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39345" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590406426_1225991106254806_4894030744883161869_n.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>私は2020年、父の後を継いで第43世住職を拝命しました。それまでの経歴は、僧侶としては少し変わっているかもしれません。</p>
<p><em>　</em>大学の在学中にはアメリカに交換留学も経験し、卒業後は、人事・組織のコンサルタント会社や IT ベンチャー企業で働きました。その後、寺カフェの運営を行う「結縁企画」という会社を立ち上げました。もともと寺を継ぐつもりではありましたが、国際的な視野を持ち、社会のことをよく知っている僧侶になりたいという思いがあったので、まずは社会人としての経験を積みました。そして2007年頃から、本格的に僧侶としての修行をスタートしたのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39342" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/592249983_25113105671687859_8687661170201812051_n.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>普賢寺では、「参詣される方の心が豊かになること」を一番大切にしています。寺の名前の由来である普賢菩薩さまは、お釈迦さまの慈悲の象徴だといわれます。本尊の不動明王さまも、内に深い慈悲の心を宿しながら、外側には憤怒のお姿を現される尊格です。その「慈悲」はサンスクリット語でミトラ、マイトリーと言い、もともとの意味は「友」です。</p>
<p><em>　</em>どんな方にとっても友好的で、慈しみの心をあたためられる「フレンドリーなお寺」でありたい。それが、私の願いです。</p>
<p><em>　</em>その一環として寺カフェの活動なども行い、お寺と人々の日常が出会う入口を広げてきました。最近では、外国の方が写経や護摩祈願などに参加される機会も増えてきています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-39346" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n-1024x682.jpg" alt="" width="640" height="426" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2025/12/590173856_2374162166358205_8265552842180184555_n.jpg 1300w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><em>　</em>今後、特に力を入れていきたいと考えているのは「場づくり」です。宿泊ができたり、勉強会や学びの場が開けたりするようなスペースを整えて、日本仏教の精神性や教えを、より深く味わっていただけるプログラムを用意したいと思っています。</p>
<p><em>　</em>単に一度お参りして終わり、ということではなく、継続的に学び、対話し、自分自身と向き合う時間を持っていただけるような場にしていきたいのです。</p>
<p><em>　</em>護摩祈願の炎の前で、自分の願いと静かに向き合う時間は、誰にとっても日常から一歩離れて、自分自身と深く出会い直す機会になるはずです。その体験を通して、心が少しでも豊かになり、明日からの一日一日を、少し軽やかに、生きやすく過ごしていただけたら嬉しく思います。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2024/06/6c6891d34c122794828082fd6d95cb73.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">東京都府中市</div><div class="c_tera__title-a">普賢寺</div><div class="c_tera__txt-b">護摩祈願は、毎月28日に行われています。日時・申込方法・アクセス・護摩札祈願の詳細は…</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/fugenji81/kigan/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">祈願ページをご覧ください</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Tue, 07 Apr 2026 05:01:45 +0000</gnf:modified>
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