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	<title>飛龍山 帰命院 宝泉寺 &#8211; まいてら</title>
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	<description>安心の寺院・僧侶紹介。あなたにピッタリの探し方</description>
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		<title>話せなくても、手を合わせるだけで大丈夫。水子供養を迷われている方へ（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji22_20260610/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まいてら 編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Jun 2026 01:30:08 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　水子供養に行きたいと思いながらも、何を話せばよいのか、責められないだろうかと不安を抱く方もいます。宝泉寺ほうせんじ・伊藤信道いとうしんどう住職が、供養の場で大切にしていることをつづります。 無理にお聞きしない、というこ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em>水子供養に行きたいと思いながらも、何を話せばよいのか、責められないだろうかと不安を抱く方もいます。<ruby>宝泉寺<rt>ほうせんじ</rt></ruby>・<ruby>伊藤信道<rt>いとうしんどう</rt></ruby>住職が、供養の場で大切にしていることをつづります。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">無理にお聞きしない、ということ</h2>
<p><em>　</em>水子供養のご依頼を受けることがあります。<br />
<em>　</em>ホームページやまいてらの問い合わせフォームから連絡をくださる方もいます。電話でお話しくださる方もいます。あるいは、直接お寺に来られる方もいます。</p>
<p><em>　</em>私が住職を務める宝泉寺では、水子供養の問い合わせがありますと、まず供養の日時を決めます。依頼者の方とお寺の都合が合う日時にしています。その時には、苗字だけはお聞きしています。ただ、苗字を伝えることに抵抗がある方には、無理にお尋ねはしていません。</p>
<p><em>　</em>供養の日にお寺へ来られた方には、記入用紙に、お名前や没年月日などを書いていただきます。ただ、これも差し支えない範囲でお願いしています。私にとっては、小さな命が亡くなったという事実だけで、もう十分です。<br />
<em>　</em>わが子を失った悲しみで押しつぶされそうになっている親御さんが、目の前にいるという事実だけでも十分に重みがあります。それ以外のことは、もし聞いたとしても、私がお役に立つことは難しいかもしれません。書けないこと、話せないことがあっても、それでよいと思っています。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-large wp-image-42974" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama-1024x768.jpeg" alt="お地蔵さま" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama-1024x768.jpeg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama-300x225.jpeg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama-768x576.jpeg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama-1536x1152.jpeg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_ojizousama.jpeg 1920w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">水子供養も、いつもの法要と同じようにお勤めする</h2>
<p><em>　</em>準備が整いましたら、法要の流れを説明してから、読経をします。<br />
<em>　</em>水子供養も、いつもの一般的な法要と同じようにお勤めしています。いつもどおり、経典の言葉をかみしめるような思いで、お勤めをしています。</p>
<p><em>　</em>水子供養に来られる方の中には、初めてお寺に来る方もいます。お寺という場所に緊張される方もいます。きちんと供養してもらえるのだろうか。何か聞かれるのではないか。責められるようなことはないだろうか。そんな不安を持って来られる方もいるのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>ですから、法要の前には、これからどのようにお勤めをするのかをお伝えしています。何をするのか分からないまま座っているよりも、少しでも安心して、その時間を過ごしていただけたらと思っています。<br />
<em>　</em>亡くなった小さないのちに手を合わせる時間であり、同時に、来られた方がその思いを仏さまの前に置く時間でもあるのだと思います。</p>
<h2 class="c_header_post-b">「コーヒーはいかがですか」と声をかける理由</h2>
<p><em>　</em>法要が終わると、私は「コーヒーはいかがですか」とお尋ねします。</p>
<p><em>　</em>帰りたい方には、無理強いをしません。けれど、これまでの経験では、皆さんがコーヒーを飲みながら、お話をしてくださいました。</p>
<p><em>　</em>この時間を設けるようになったのは、来られる方の気持ちを考えるようになったからです。宝泉寺に来られる水子供養の方は、初対面の方が多いです。きっと参詣されるときには、いったいどういうお寺なのだろうか、しっかり読経してもらえるのだろうかと、探るようなお気持ちがあるのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>読経が終わったときには、少し落ち着いた気持ちになっていることもあります。そこで、ご本人が話したいことや、伝えたいことがあるかもしれません。その場を設けるために、コーヒーはいかがですか、と声をかけています。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-42980" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_coffee.jpg" alt="珈琲" width="850" height="568" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_coffee.jpg 850w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_coffee-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_coffee-768x513.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/06/housenji22_coffee-600x400.jpg 600w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" /></p>
<h2 class="c_header_post-b">こちらから尋ねすぎない。ゆっくりと聴く</h2>
<p><em>　</em>コーヒーの場では、私はお尋ねすることを控えるようにしています。ご本人から話したいことがあれば、ゆっくりと聴く姿勢を持つようにしています。</p>
<p><em>　</em>先日、水子供養を勧めたご夫婦が、一周忌になるから会いたいと来てくださいました。思いを聞いてくれたことで心が落ち着きましたと、お二人からはお礼の言葉をいただきました。</p>
<p><em>　</em>私が何かを話すよりも、受け止める姿勢でいたいと考えています。<br />
<em>　</em>苦しかったこと。辛かったこと。悔やんでいること。誰にも言えなかったこと。言葉にできないこと。<br />
<em>　</em>そうした思いを、無理に整理しなくてもよいのだと思います。話せることだけを話し、話せないことは話さなくてもよい。沈黙があってもよい。涙があってもよい。<br />
<em>　</em>私はただ、そうですね、と言えるようにしたいと思っています。</p>
<h2 class="c_header_post-b">水子供養を迷われている方へ</h2>
<p><em>　</em>水子供養に行こうか迷われている方もいると思います。</p>
<p><em>　</em>水子供養をしたいと思う気持ちは、複雑なことも多いでしょう。水子さんへの思いもあれば、パートナーとの関係もあります。時には、後悔の思いを持つ方もいます。</p>
<p><em>　</em>そのような整理のつかない思いを、仏さまに聞いてもらうのは、一つの方法です。<br />
<em>　</em>供養に来たからといって、すべてを話さなければならないわけではありません。名前や年月日を、必ず言わなければならないわけでもありません。理由を説明しなければならないわけでもありません。<br />
<em>　</em>ただ、手を合わせる時間を持つこと。亡くなったいのちを思うこと。そして、自分の中にある思いを、少しだけ仏さまの前に置いてみること。<br />
<em>　</em>それだけでも、供養の時間になるのではないかと思います。</p>
<p><em>　</em>お寺は、責める場所ではありません。聞き出す場所でもありません。<br />
<em>　</em>話したくなった時に話し、黙っていたい時には黙っていてよい場所でありたいと思っています。水子供養を迷っている方が、その方のペースで、仏さまの前に座ることができればと思います。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/04/c9e981b9f68e4ee0db276b8951b706fa-2048x1365.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Thu, 11 Jun 2026 01:30:26 +0000</gnf:modified>
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		<item>
		<title>本当の布施はできなくても － 無財の七施を生きる（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji32_20260306/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 06 Apr 2026 11:37:59 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　布施ふせとは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、無財むざいの七施しちせの教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em><ruby>布施<rt>ふせ</rt></ruby>とは金銭や物品の施しだけではありません。日常の何気ない行為の中にも、仏教の教えは息づいています。本稿では、<ruby>無財<rt>むざい</rt></ruby>の<ruby>七施<rt>しちせ</rt></ruby>の教えを手がかりに、現代社会の中で布施をどう実践していくのかを伊藤信道住職の経験とともに考えます。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">布施とは何か ― 仏教における意味</h2>
<p><em>　</em>布施は、仏教での大切な徳目の一つです。布施はダーナ(dāna)とも言います。ダーナとは「与える」とか「支援する」という意味で、ダーナを語源にする言葉は「旦那」とも言われています。つまり、パトロンのように、相手の生活を支援したり面倒を見る意味として用いられています。<br />
<em>　</em>血液・臓器などの提供者ことを英語ではドナー(donor)と呼びますが、これも寄贈者・施主と語源が一緒であると言われています。<br />
<em>　</em>布施は、実社会の中では、僧侶への<ruby>施<rt>ほどこ</rt></ruby>しのことを意味されがちですが、相手への優しい言葉も、和らいだ笑顔も、電車の座席を譲ることも、困難に直面している人に手を差し伸べるのも、相手への布施となります。ですから、非常に広範囲な行いが布施となります。</p>
<h2 class="c_header_post-b">財産がなくてもできる布施</h2>
<p>「無財の七施」という布施があります。財産がなくても行える７つの布施のことです。</p>
<p>・眼施（げんせ）：優しい眼差しをもって相手に接すること。そうすると、周囲の雰囲気が明るくなっていきます。</p>
<p>・和顔悦色施（わげんえっしょくせ）：底抜けに優しい笑顔で相手に接していくこと。むすっとした顔よりは、笑顔の方が心が安らぎます。</p>
<p>・言辞施（ごんじせ）：思いやりのある言葉を相手にかけること。一番基本的な言葉は「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」なのでしょう。</p>
<p>・身施（しんせ）：身体を使って、他人や社会のために奉仕すること。困っている人の助けをしたり、ボランティア活動に参加したり、色んなことが出来そうです。</p>
<p>・心施（しんせ）：心から感謝の言葉を述べること。ここで大切なことは、相手にしてやったという心を持たずに、私がさせてもらったのだという思いにたつことです。</p>
<p>・床座施（しょうざせ）：場所や席を譲り合う親切。電車で身体の不自由な方に席を譲ったり、地位や立場などを譲ることも入りそうです。</p>
<p>・房舍施（ぼうしゃせ)：訪ねて来る人、求めて来る人があれば、一宿一飯の施しをして、その苦労をねぎらうこと。</p>
<h2 class="c_header_post-b">寺院だからできた布施の実践</h2>
<p><em>　</em>平成十二年の東海豪雨の時、被害が甚大だった<ruby>西枇杷島町<rt>にしびわじまちよう</rt></ruby>（現在の<ruby>清須<rt>きよす</rt></ruby>市）で現地の状況を見る中、「どこかに格安で泊れる施設はないでしょうか」という話が耳に入ってきました。<br />
<em>　</em>これを聞いて、宝泉寺の２階大広間は、ふだんは空いたままですので、ここを活用してみようと考えました。無料宿泊所として提供しようと決め、開設しました。<br />
<em>　</em>これは、お寺という設備だったから実現できたのかもしれません。</p>
<p><em>　</em>一番最初に泊ったボランティアからは、避難所の様子を詳しく聞くことができました。<br />
<em>　</em>当時の<ruby>西枇杷島町<rt>にしびわじまちよう</rt></ruby>（現在の<ruby>清須<rt>きよす</rt></ruby>市）で開設された避難所では、温かな食事が提供されていないことや炭水化物の食事ばかりだったことを知り、その翌日から、被災地内にある<ruby>宝國寺<rt>ほうこくじ</rt></ruby>さんの駐車場を借りて炊き出しを始めることになりました。</p>
<figure id="attachment_41799" aria-describedby="caption-attachment-41799" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" class="size-large wp-image-41799" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-1024x768.jpg" alt="宝國寺さんでの炊き出し初日の様子" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/takidashi.jpg 1280w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41799" class="wp-caption-text">宝國寺さんでの炊き出し初日の様子</figcaption></figure>
<p><em>　</em>この炊き出しは、いくつかの寺院など会場を替えながら約半年間継続されました。会場を喜んで提供した寺院が少なくなかったことも、房舍施といえるのかもしれません。</p>
<figure id="attachment_41800" aria-describedby="caption-attachment-41800" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-large wp-image-41800" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-1024x768.jpg" alt="炊き出し開始数日後のにぎやかな様子" width="640" height="480" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2026/03/DSCF0403.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-41800" class="wp-caption-text">炊き出し開始数日後のにぎやかな様子</figcaption></figure>
<p><em>　</em>布施は、仏典にしたがいますと、施す側・施される側・施すものの３つが、<ruby>清浄<rt>しようじよう</rt></ruby>でなければならないといいます。布施をする側の行いも大切になりますが、布施を受ける側も、心清らかに相手の思いを受けることが大切になってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">布施にならない行いとは何か</h2>
<p><em>　</em>布施をする側について『<ruby>倶舎論<rt>くしやろん</rt></ruby>』には、布施になるようで布施にはならない７つの行いが記されています。これがけっこう厳しい中身になっています。</p>
<p>・随至施（ずいしせ）：相手から、して欲しいです・下さい・恵んで下さいと、しつこく言われるので、仕方なくする施し</p>
<p>・怖畏施（ふいせ）：納得は出来ないけれども、それをしないと具合が悪くなることを恐れてする施し</p>
<p>・報恩施（ほうおんせ）：以前に相手から受けた恩に報いるための施し</p>
<p>・求報施（ぐほうせ）：いま、この施しをしていくと、きっといつかはお返しが来るに違いないと、お返しを期待してする施し</p>
<p>・習先施（しゅうせんせ）：以前から習慣として行われてきたり、前例に従ってする施し</p>
<p>・希天施（けてんせ）：いまこれをしておけば、いずれは天界に生まれるであろうと期待してする施し</p>
<p>・要名施（ようみょうせ）：これをすれば、自分の名声が高くなっていくことを期待してする施し</p>
<p><em>　</em>布施にならない行いは、世俗的な要素が絡むことがあるようです。怖畏施や習先施は、世間的なお付き合いとして行うことは、布施ではないとしています。確かに、お付き合いを大事にしたいと言うことで物品を提供することは、よくあります。お布施の金額を尋ねられたときに、だいたいの相場（？）を伝えることをしますが、どうもこれは、本当の布施ではなさそうです。</p>
<p><em>　</em>また、報恩施も同様です。相手の恩に報いるため行いも、布施にはならないというのです。恩に報いること自体は、大切なことには違いないのですが、恩を受けた人だからという選別をすること自体に、自分の「わがまま」があるということなのでしょう。そこには、自分の思いや考えを捨てきった清浄な布施こそが、本質であるということがわかってきます。</p>
<h2 class="c_header_post-b">それでも布施を行じる意味</h2>
<p><em>　</em>となってきますと、自分という我がある限り、本当の布施などできないと、つくづく感じてしまいます。<br />
<em>　</em>大先輩から、「自分には本当の行はできないのだが、そのまねごとをしていくのだ」と話されたことがあります。本当の布施という行いはできない、そんな私だとしても、無財の七施のような行いを勤めていくことに意味があるように感じています。だから、何があっても笑顔の私、優しいまなざしの私で、頑張っていこう！</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/04/c9e981b9f68e4ee0db276b8951b706fa-2048x1365.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Thu, 09 Apr 2026 00:08:15 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>100年越しの悲願。みんなの力で本堂再建（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji32_20230515/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 May 2023 01:05:40 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　車や電車の窓から街の景色を見ていると、ひときわ大きなお寺の屋根が目に付きませんか？ 　お寺は住職のものだと思われている方が多いようですが、本堂をはじめとした建物は、実はたくさんの人の力が集まって建てられています。 　2 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><em>　</em>車や電車の窓から街の景色を見ていると、ひときわ大きなお寺の屋根が目に付きませんか？<br />
<em>　</em>お寺は住職のものだと思われている方が多いようですが、本堂をはじめとした建物は、実はたくさんの人の力が集まって建てられています。</p>
<p><em>　</em>2022年に開基500年を記念して新本堂を建立した宝泉寺（愛知県津島市・浄土宗）。伊藤信道住職が、改修工事の経緯や、本堂という場所のすばらしさを、読者のみなさんにお伝えします。</p>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<h2 class="c_header_post-b">本堂改築の経緯</h2>
<p><em>　</em>宝泉寺の本堂は、ペリーが黒船で日本にやって来た頃に一度再建したものの、それから約40年後の1891年、史上最大の直下型地震と言われる濃尾地震に見舞われて崩壊してしまいました。以来100年以上にわたって、残った材木をつなぎあわせて建て直した「仮本堂」の状態だったのです。</p>
<figure id="attachment_34034" aria-describedby="caption-attachment-34034" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n-1024x682.jpg" alt="「仮本堂」の時の宝泉寺" width="640" height="426" class="size-large wp-image-34034" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n-1024x682.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n-768x511.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344186425_643543324262044_4667073052132770095_n.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-34034" class="wp-caption-text">「仮本堂」の時の宝泉寺</figcaption></figure>
<p><em>　</em>私が住職になってまずはじめに行ったのが耐震診断でした。予想通り、危険な状態にあることが分かりました。すぐに取り掛からなければならないことは分かっていましたが、本堂再建はお寺の住職にとって一大事業です。住職になりたての私には当時しなければならないことがたくさんあり、なかなか重い腰が上がらなかったというのが正直なところです。</p>
<p><em>　</em>しかし、東南海地震はいつやってくるか分かりませんし、お檀家さんとも「いつかは本堂を新しくしたいよね」という話をしていました。そして2022年は宝泉寺がこの地に建って500年という記念すべき年。このタイミングに向けて本堂改築プロジェクトが立ち上がったのです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">みんなの力があってこそのプロジェクト</h2>
<p><em>　</em>本堂を新しくするという一大プロジェクトを前にして、住職ひとりの力では何もできません。お檀家さんや地域の方々、さらには大工さんやさまざまな職人さんなど、たくさんの人の力が合わさってこそ、成し遂げられることです。</p>
<p><em>　</em>まず、お檀家さんの中から建設委員会を立ち上げるのですが、役所にお勤めの方や企業の経営者など、優秀な方々が引き受けてくださいました。そのおかげで、14社の建設会社からもっとも信頼できる1社とご縁を結ぶことができました。業者選び一つとっても、建設委員の方々の力がなくてはならなかったのです。</p>
<p><em>　</em>また、施工業者の亀山建設さんも、社長や棟梁をはじめ、職人さんなどすべての方が誠意ある対応をし、迅速に動いてくださったので、安心して工事を任せられました。</p>
<figure id="attachment_34035" aria-describedby="caption-attachment-34035" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/345700743_1246042612948673_6223270801006563199_n-1024x768.jpg" alt="木材検査" width="640" height="480" class="size-large wp-image-34035" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/345700743_1246042612948673_6223270801006563199_n-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/345700743_1246042612948673_6223270801006563199_n-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/345700743_1246042612948673_6223270801006563199_n-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/345700743_1246042612948673_6223270801006563199_n.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-34035" class="wp-caption-text">数回にわたる木材検査の様子。建設委員会と住職・副住職で木材の品質を見極めた</figcaption></figure>
<p><em>　</em>本堂再建には多額の費用がかかり、お檀家さんに寄付をお願いすることとなります。ご無理を強いるわけにはいかないので、強制ではなく、金額の目安を示しつつ、任意の寄付という形をとりました。お檀家さん1軒あたりの費用負担も決して安いものではないものの、多くの方々がそれぞれの考えのもと、金額をお納めくださいました。貴重なお金を預かるわけですから、この本堂を一日も長く維持していかなければと、住職として身が引き締まる想いです。</p>
<figure id="attachment_34036" aria-describedby="caption-attachment-34036" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344569319_1035382824106789_3499889212631852178_n-1024x768.jpg" alt="内陣の来迎柱が立った様子" width="640" height="480" class="size-large wp-image-34036" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344569319_1035382824106789_3499889212631852178_n-1024x768.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344569319_1035382824106789_3499889212631852178_n-300x225.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344569319_1035382824106789_3499889212631852178_n-768x576.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344569319_1035382824106789_3499889212631852178_n.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-34036" class="wp-caption-text">内陣の来迎柱が立った感動の瞬間</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">本堂という場所の意義</h2>
<p><em>　</em>新本堂にお参りにこられたお檀家さんからは、たくさんの喜びの声をいただいています。</p>
<figure id="attachment_34037" aria-describedby="caption-attachment-34037" style="width: 1000px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344300594_540170981409068_1601413107179868862_n.jpg" alt="宝泉寺の新本堂" width="1000" height="666" class="size-full wp-image-34037" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344300594_540170981409068_1601413107179868862_n.jpg 1000w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344300594_540170981409068_1601413107179868862_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344300594_540170981409068_1601413107179868862_n-768x511.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344300594_540170981409068_1601413107179868862_n-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption id="caption-attachment-34037" class="wp-caption-text">宝泉寺の新本堂</figcaption></figure>
<p>「本堂が新しくなって、心を込めてお参りできます」<br />
「いつ地震が来るか分からないから、ほっと安心した」<br />
「バリアフリーに対応してくれているから車いすでも上がれて助かるわ」<br />
「本堂と墓地を隔てる塀がなくなって、明るく開放的になった」<br />
「新築特有の、檜のにおいが心地いいですね」</p>
<p><em>　</em>みなさんの言葉や表情から読み取れるのは、一様に安心して下さっているということ。そのことに安堵しました。</p>
<figure id="attachment_34038" aria-describedby="caption-attachment-34038" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n-1024x787.jpg" alt="バリアフリー" width="640" height="492" class="size-large wp-image-34038" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n-1024x787.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n-300x231.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n-768x591.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n-520x400.jpg 520w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344367296_205528248940428_1065091555311140598_n.jpg 1125w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-34038" class="wp-caption-text">バリアフリー完備。車いすで本堂の中まで入れる</figcaption></figure>
<figure id="attachment_34039" aria-describedby="caption-attachment-34039" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n-1024x683.jpg" alt="落慶法要" width="640" height="427" class="size-large wp-image-34039" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/05/344305538_1031100204533529_223648864698806091_n.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-34039" class="wp-caption-text">2022年4月9日に落慶法要が営まれた</figcaption></figure>
<p><em>　</em>お寺の荘厳は、極楽浄土へのあこがれを醸し出してくれます。仏さまに向かって手を合わせることで、目には見えない姿が浮かび、耳には聞こえない言葉が聞こえてくる。お寺の本堂はそんな仏さまの存在を感じられる場所です。</p>
<p><em>　</em>また一方で、お寺は、私たちがよりよく生きるための道場のような場所だとも考えています。仏さまに触れ、自らの生き方を見直す場所として、このお寺を、世代を超えて長くつないでいく一端を、私が担えたのであれば、こんなにうれしいことはありません。</p>
<p><em>　</em>お寺の主役は、お参りに来て下さったお檀家さん。お坊さんはそんなお檀家さんの力強い応援団。新しくなった宝泉寺へのお参りが、仏さま、ご先祖さま、そして自分自身にゆっくりと向き合う機会となればと思います。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2023/04/c9e981b9f68e4ee0db276b8951b706fa-2048x1365.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<gnf:modified>Tue, 16 May 2023 21:20:53 +0000</gnf:modified>
	</item>
		<item>
		<title>動物をひいてしまって供養した体験談。飼い主のない動物の死骸はゴミなのか？命と優しさについて考えさせられた2日間（宝泉寺住職・伊藤信道）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/housenji32_20210409/</link>
					<comments>https://mytera.jp/paper/housenji32_20210409/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 11 Apr 2021 23:32:53 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://mytera.jp/?post_type=paper&#038;p=27049</guid>

					<description><![CDATA[　車を運転している時に動物を轢ひいてしまったら、あなたはどのように行動しますか？ 　私にはひとつ忘れられない出来事があります。運転中に轢いてしまった動物を車に乗せて、ある方が宝泉寺まで来られたのです。 動物をひいてしまっ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">宝泉寺住職。1955年（昭和30年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋NGOセンター創立に関わる。浄土宗西山禅林寺派の僧侶育成機関「宗学院」講師も勤める。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p>　車を運転している時に動物を<ruby>轢<rt>ひ</rt></ruby>いてしまったら、あなたはどのように行動しますか？</p>
<p>　私にはひとつ忘れられない出来事があります。運転中に轢いてしまった動物を車に乗せて、ある方が宝泉寺まで来られたのです。</p>
<h2 class="c_header_post-b">動物をひいてしまった男性が駆け込まれ供養した体験談</h2>
<p>　ある日の朝、時刻が7時を回ろうとする頃、お寺のインターホンが鳴りました。「こんな時間に珍しいな」と玄関に出てみると、そこには30歳くらいの真面目そうな男性。緊張した面持ちで、こう言われました。</p>
<p>「犬を轢いてしまったのです」</p>
<p>　学校の先生をされているとのこと。轢いてしまった犬を置いて走り去るわけにもいかない。でも犬をどうするべきか分からない上、学校にも早く行かなくてはならない。オロオロしているところ、自坊の屋根が見えたのでしょう。まさに駆け込み寺として宝泉寺にやって来られたのです。</p>
<p>　山門のかたわらに行ってみると、そこには白い布で包まれた犬。私はお寺の中から手頃な段ボールを探してきて、男性とともにその中に納めてあげました。そして、「明日必ず来ますので」と言い残し、男性は犬の遺体を私に預けて学校に向かいました。</p>
<figure id="attachment_27065" aria-describedby="caption-attachment-27065" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-768x1024.jpg" alt="" width="640" height="853" class="size-large wp-image-27065" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-768x1024.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-225x300.jpg 225w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-1152x1536.jpg 1152w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-1536x2048.jpg 1536w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/170521514_894448661334686_4210705021677199041_n-scaled.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-27065" class="wp-caption-text">犬は白い袋に包まれ、山門に置かれていた（写真は当日の様子を再現したもの）</figcaption></figure>
<h2 class="c_header_post-b">「飼い主がいなければゴミとして処理します」という衝撃</h2>
<p>　さて、犬の遺骸を預かったもののどうするべきか。お寺で埋葬というわけにもいかないので、私の手で保健所に持って行こうと決めました。</p>
<p>　これから火葬にされるだろうから、火葬の前に読み上げるお経の『<ruby>舎利礼文<rt>しやりらいもん</rt></ruby>』で犬を弔い、それから窓口である市の清掃事務所に電話をしてみると、次のように言われました。</p>
<p>「飼い主がいなければゴミとして処理します」</p>
<p>　ゴミ。</p>
<p>　とてもショッキングな言葉として、私の心に「グサっ」と刺さりました。てっきり火葬してもらえるものと思っていたのですが、飼い主のいない動物の遺骸はゴミとして処理されるのです。</p>
<p>　それでも仕方ありません。私は午前中のうちに清掃事務所に出向きました。「その辺に置いていてください」というインターホン越しの指示通り、段ボールに入った状態で犬を置き、その場を去りました。職員の方の顔を見ることもありませんでした。</p>
<p>　翌日、男性は約束通りやって来て、丁寧にお礼を述べられました。前日よりは落ち着いていましたが、やはり犬のことを心配している様子。「犬を市の方にきちんとお預けしましたよ」とお伝えすることで少しホッとされた様子でしたが、やさしい心の持ち主である男性のことを想うと、どうしても「ゴミとして処理された」とは言えませんでした。</p>
<h2 class="c_header_post-b">「ゴミ」という言葉への戸惑いと、男性の心のやわらかさ</h2>
<p>　人間は動物の命に価値をつけてしまう生き物なんだと痛感させられました。大切なペットの供養はしたいと思っても、ペットではない生き物にまで心を配ることはなかなかできません。</p>
<p>　清掃事務所の方の言葉が引っかかるものの、それを責めることはできません。その方もすべき仕事をしているだけ。日頃の業務の一環として飼い主のいない動物の遺骸を決められた方法で扱ってくれているのです。とても尊いお仕事だと思います。</p>
<p>　ただ、この一連の出来事で救われたことがあります。<br />
　遺骸をお寺まで持って来られた男性のやさしい心は、一つの光明です。朝の忙しい時間に、わざわざ動物を抱きかかえて車に乗せ、このお寺までやって来られた。そのやさしさに救われた想いがします。中には轢いたまま走り去ってしまう人もいることでしょう。</p>
<p>　そして、どうしてよいか分からない時に、お寺に駆け込んでくださったこと。命を扱う場所としてお寺が認識されていたことを改めて教えてもらいました。お寺は弔う場所、命の尊さを与えている場所なんだと。</p>
<p>　この話に答えはないと思います。飼い主のないペットの死骸はゴミとして処理される。悲しい現実です。</p>
<p>　ただ、男性のように命の尊さを感じる心のやわらかさを持ち続けていたいものです。あの緊張した面持ちの奥にあるやさしさが、いつまでも忘れられません。</p>
<figure id="attachment_27064" aria-describedby="caption-attachment-27064" style="width: 640px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n-1024x683.jpg" alt="" width="640" height="427" class="size-large wp-image-27064" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n-1024x683.jpg 1024w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n-300x200.jpg 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n-768x512.jpg 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n-600x400.jpg 600w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2021/04/169471515_1461147307563125_8970363903803694253_n.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 640px) 100vw, 640px" /><figcaption id="caption-attachment-27064" class="wp-caption-text">静かな空気が流れる宝泉寺の境内</figcaption></figure>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_00_main.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Mon, 08 Dec 2025 07:22:27 +0000</gnf:modified>
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		<title>「７６７６」車は、安全運転で行こう！（宝泉寺 住職・伊藤信道）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[伊藤 信道]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 May 2020 08:28:24 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[　ぽかぽか陽気の日に、田舎の道をクルマで走る。信号もない一本道だから、ストレスなくて気持ちいい。 　前を走っているクルマが、減速を始めた。ウン、どうしたのかな。 　それは、横断歩道で歩行者がいたから。歩行者は、軽く会釈を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとうしんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">１９５５年（昭和３０年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋ＮＧＯセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」院長を勤めます。</p><p class="c_profile__txt-b"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" target="_blank"><i class="icon icon_hp-a"></i>宝泉寺寺院ページ</a></p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p><em>　</em>ぽかぽか陽気の日に、田舎の道をクルマで走る。信号もない一本道だから、ストレスなくて気持ちいい。<br />
<em>　</em>前を走っているクルマが、減速を始めた。ウン、どうしたのかな。<br />
<em>　</em>それは、横断歩道で歩行者がいたから。歩行者は、軽く会釈をしながら、渡りました。<br />
<em>　</em>おお、親切な（当たり前かな）運転手さんだなって思いながら、そのクルマのナンバーを見ると<strong>「７６７６」</strong>。<br />
<em>　</em>ウインドウ越しに見えるその頭は、丸坊主。これは、同業者かも。</p>
<h2 class="c_header_post-b">お寺のあるある。「７６７６」ナンバーは僧職の車</h2>
<p><em>　</em>「７６７６」ナンバーは、僧職のクルマであることが多い。お寺の世界の「あるある」です。<br />
<em>　</em>実はうちのクルマのナンバーは、「７６７６」。<br />
<em>　</em>ご近所のお寺も「７６７６」。<br />
<em>　</em>親戚のお寺も「７６７６」。<br />
<em>　</em>あっちの寺も、こっちの寺も「７６７６」ナンバーにあふれています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/7676.png" alt="" width="1000" height="750" class="aligncenter size-full wp-image-21766" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/7676.png 1000w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/7676-300x225.png 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2020/05/7676-768x576.png 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p><em>　</em>仏さまに帰依をするという意味の南無は７６。<br />
<em>　</em>つまり、７６７６は南無南無（ナムナム）です。</p>
<p><em>　</em>横断歩道で停止した「７６７６」ナンバーのクルマに、ナムナム！をして私も発進。<br />
<em>　</em>「７６７６」車は、安全運転！で行こう。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_00_main.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href=" https://mytera.jp/tera/housenji32/monk/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Mon, 11 May 2020 00:34:13 +0000</gnf:modified>
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		<title>わたしをひらく みんなとつながる ～無力感の先に見えてきたもの～ 宝泉寺 住職 伊藤信道さん（愛知県津島市）</title>
		<link>https://mytera.jp/paper/kotoba_housenji_0032/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[小出遥子]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 27 Dec 2016 21:00:16 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[書：寧月 現代の世の中を、軽やかに、そして力強く生きていく上でのヒントとなるような「ことば」をお坊さんにご紹介いただくこの連載。第7回目にご登場くださったのは、愛知県津島市の浄土宗西山禅林寺派・宝泉寺住職、伊藤信道さんで [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/12/1462acb44bcc53e8ff61b7ead5ae6bb8.png" alt="" width="1300" height="985" class="aligncenter size-full wp-image-5976" srcset="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/12/1462acb44bcc53e8ff61b7ead5ae6bb8.png 1300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/12/1462acb44bcc53e8ff61b7ead5ae6bb8-300x227.png 300w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/12/1462acb44bcc53e8ff61b7ead5ae6bb8-768x582.png 768w, https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/12/1462acb44bcc53e8ff61b7ead5ae6bb8-1024x776.png 1024w" sizes="auto, (max-width: 1300px) 100vw, 1300px" /></p>
<div align="right">書：<a href="http://neigetsu.jp/ja/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">寧月</a></div>
<p>現代の世の中を、軽やかに、そして力強く生きていく上でのヒントとなるような「ことば」をお坊さんにご紹介いただくこの連載。第7回目にご登場くださったのは、愛知県津島市の浄土宗西山禅林寺派・宝泉寺住職、伊藤信道さんです。</p>
<p>伊藤さんが選ばれたのは「わたしをひらく みんなとつながる」ということば。こちらは伊藤さんご自身のオリジナルだそうです。</p>
<p>暗いニュースばかりが続く昨今、どうしても自分を閉じて、他者との関わりを少なくすることによって心を守ろうとしてしまうことは、人間として当然の心理かもしれません。しかし、そんな自分の心の動きを見つめ、しっかりと認めた先に見えてくるものがある。そう、伊藤さんはおっしゃいます。</p>
<p>個別の「私」という枠を超え、大きな「わたし」へと開かれたとき、そこにはどんな世界が待っていてくれるのでしょうか？</p>
<p>書家の寧月さんの作品とともに、厳しくもあたたかい、スケールの大きなことばの世界を、ぜひ、じっくりと味わってくださいませ。</p>
<h2 class="c_header_post-b">「開発」という仏教語を言い換えると……</h2>
<div class="c_profile-c"><div class="c_profile__img"><div class="c_profile__imgcircle"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_02_prof.jpg" alt="" loading="lazy"  width="189" height="189"></div></div><div class="c_profile__info"><p class="c_profile__title-a">伊藤信道（いとう しんどう）</p><p class="c_profile__txt-a">１９５５年（昭和３０年）津島市生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。大学では陸上競技部。アーユス仏教国際協力ネットワークや名古屋ＮＧＯセンター創立に関わりました。また、僧侶育成機関「宗学院」講師を勤めます。</p></div><!-- /c_profile-b --></div>
<p>「開発（かいほつ）」という仏教語があります。閉ざされた自分を開いて、正しき方向に進む道を明らかにするという意味のことばです。「わたしをひらく　みんなとつながる」というのは、それを私なりに一般的なことばに訳したものです。</p>
<p>人間は、「自分」という名の狭い檻から解放されたとき、「他者」との縁に気づきます。そこを大切にすることで、はじめて、大きなつながりの中で、心の底からくつろいで生きていくことができるのではないでしょうか。</p>
<h2 class="c_header_post-b">無力感にこそ大きなヒントがある</h2>
<p>うまくいかない仕事や人間関係、愛する人との別れ、思うに任せない健康状態……。生きていれば、ほんとうにさまざまな苦難に見舞われ、その都度、無力感に襲われます。しかし、実はそこにこそ、「わたしをひらく」ためのヒントがあるように思うのです。</p>
<p>私自身、人生において幾度も挫折を味わいました。大切な人との出会い、それ自体は紛れもなく尊いことです。しかし、出会ってしまえば、その分、つらい別れもあるのです。私も還暦を過ぎ、これまでに、幾つもの悲しい死別を経験しました。その度、自分には、結局、なにもできなかったなあ、と悔しい思いを抱えてきました。しかし、無力さ、非力さを心の底から認めたとき、なにをすることもできない、どうしようもない存在である自分を待ち、許し、認めてくださっている仏さまの慈悲の光にも、また、同時に気づかされたのです。そうして、その光の中であたりを見渡してみたとき、どんな人でも、自分と同じように、かならず、なんらかの苦しみを抱えながら、それでも懸命に生きていることを知りました。</p>
<p>「わたしをひらく」とは、つまり、自分自身の苦しみを、心の底から認めてしまう、ということです。そうしてはじめて他者の苦しみに目が向くようになり、そこから「共に助け合って、より良い関係性を作っていきましょう」という気持ちが生まれてくる。その先に、大きな安心感をベースとして、互いに尊重し合える世の中が開けてくるのではないでしょうか。これが、私の言う、「みんなとつながる」という語の意味です。</p>
<h2 class="c_header_post-b">すべては「わたし」からはじまる</h2>
<p>もちろん、「みんな」と言っても、地球上のすべての人とつながっていくことは、実際には難しいことかもしれません。その意味で、「わたしをひらく　みんなとつながる」というのは、ひとつの理想をあらわしたことばでしかありません。しかし、こういった思いは常に心に置いておきたいと考えています。</p>
<p>やはり、すべては「わたし」から。個別の「私」を超え、「わたし」がひらかれたところに見えてくる世界を、縁あるみなさんとともに生きていきたい。そう、強く願っています。</p>
<div class="c_tera-a"><div class="c_tera__img"><img decoding="async" src="https://mytera.jp/wp-content/uploads/2016/11/0032_01_eyecatch.jpg" alt="お寺画像" loading="lazy"  width="275" height="162"></div><div class="c_tera__info"><div class="c_tera__txt-a">愛知県津島市</div><div class="c_tera__title-a">飛龍山 帰命院 宝泉寺</div><div class="c_tera__txt-b">わたしを開く みんなとつながる</div><p class="c_tera__btn_group-a"><a href="https://mytera.jp/tera/housenji32/" class="c_btn-b c_btn_arrow-a c_bgcolor-a c_btn_size-b c_btn_fsize-b" target="_blank">寺院ページを見る</a></p></div></div>
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		<gnf:modified>Fri, 21 May 2021 05:49:42 +0000</gnf:modified>
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