【奈良県天理市】善福寺名物「和文のお経」を丈六の阿弥陀さまと一緒に唱えよう!

2017.09.29

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桂 浄薫(じょうくん)

昭和52年、善福寺(浄土宗)に次男として生まれる。平成27年から善福寺住職。 得意のIT技術を活かし、地域・年齢幅広く仏教を伝える。 奈良高校卒業、大阪府立大学卒業、ソニー株式会社ではパソコンのサポート部門に従事。 退職後の平成19年、総本山知恩院で伝宗伝戒道場を満行。総本山知恩院布教師。

皆さまこんにちは。善福寺住職の桂浄薫と申します。この度はぜひとも皆さまに知っていただきたい、善福寺のイチオシをご紹介します。皆さまが仏教に触れる際にまず入口となる仏像とお経についてのオススメですので、ぜひご一読ください。そして奈良県天理市にお越しの際は、どうぞ善福寺にお立ち寄りくださいね!

善福寺の名物は「和文のお経」

先代住職のライフワークは、漢文のお経をわかりやすく翻訳した「和文のお経」をつくることでした。善福寺では法要・葬儀・墓回向などすべての読経が和文で勤められます。檀家さんにはもうすっかりお馴染みですが、葬儀などで初めて見聞きする方には珍しく、興味を持ってもらえているようです。

お経の現代語訳はいろんなお寺や各宗派でさまざまに行われていますが、やはりスタンダードは伝統的な漢文。漢文のリズムに慣れ親しんでいる方も多くいます。

一方、善福寺のお経は「現代語訳」でも「和訳」でもありません。「和文」のお経として、訳しすぎずにそのままリズム良く読めることを大切にしています。正しい訳を重視するあまり冗長になってしまうよりも、漢文の格調を残しつつ文字数をおさえて、お経らしく読めるように試行錯誤しています。

お経を受け止めてくださる「丈六の阿弥陀さま」


善福寺のもう一つの名物は、ご本尊の「丈六(じょうろく)の阿弥陀さま」(座っておられますが、立ち上がれば一丈六尺=約4.8mの大仏さま)です。その大きな出で立ちは、私たちを包み込むような優しさで溢れています。

お経は呪文ではありません。それを聞いてくださる仏さまがいるからこそ、こちらからの一方的な投げかけに終わらず、私たちの気持ちを受け止めてもらえる有り難さを感じることができます。呼べば応えてもらえる嬉しさ、必ずすくい取ってくださる心強さ。そのような、信仰を土台とした信頼関係が仏さまと私たちの間にはあります。

お経は仏さまのお言葉。その言葉の意味を「和文」でしっかり味わいながら、自分のこととして受け止める。仏さまの思いを確かめるように声に出して読み、その声を自分自身で聞きつつ仏さまにも聞いていただく。そうして本堂が仏さまと私たちの交流の場所、あたたかな信仰空間となります。

ぜひ善福寺の「和文のお経」を、一緒に声に出して読みましょう。

新たな経本を制作しようと企画中です。アイデア募集!

現在の経本は、パラパラと折りたたまれた折本(おりほん)という形式ですが、若い方はなかなか馴染みがなく扱いづらいようです。読経中にバサっと手から落としてしまうこともしばしば。より扱いやすく、読経に集中することができるように、通常の本のような形にしようかと検討中です。

より皆さまの手に取ってもらいやすく、読みやすい経本にアップデートしていきますので、ぜひ経本についてアイデアお聞かせください。

和文のお経を一緒に唱えたい!という方へ

ご興味を持たれた方は、まいてらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。突然思い立って善福寺を訪ねていただいても構いません。住職不在の場合でも先代住職などがおりますので、玄関にお越しいただければ本堂へご案内いたします。

また、ご希望の方にはお経本をお譲りいたしますので、遠慮なくお申し付けください。皆さまのご参詣お待ちしております!

お寺画像
奈良県天理市
佛性山 善福寺
和文のお経のお寺

寺院ページを見る

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