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まいてらからの商品開発提案『本当に美味しい甘露な甘茶』

2018.04.10

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まいてら編集長の遠藤卓也です。
2018年の花まつり、皆さんはどのように過ごしましたか?

まいてらでは『花まつりの過ごし方プラン2018』と題した特集を組みました。
私は毎年、埼玉県草加市のまいてら寺院 光明寺さんの花まつりをスタッフとしてお手伝いしていますが、特集した手前「カレー食べるぞー!」「サイダー飲むぞー!」と意気込んで参加しました。

光明寺さんでは今回「お寺マルシェ」を同時開催にしたこともあり、例年よりも多くの方がお参りに見えて大盛況。良い花まつりを過ごすことが出来ました。

花まつりの人気コンテンツは?

マルシェでは新鮮な野菜やお花、おいしいカレーやパンなど魅力的なものが沢山出ていましたが、私の目からみて一番人気だったのは「甘茶かけ」コーナーでした。

子ども・パパ・ママの世代は「やったことがないから」やってみたい。
おじいちゃん・おばあちゃん世代は「なつかしいから」久々にやりたい。
“せっかくの花まつりだから”、と必ず甘茶をかけていかれるのです。

マルシェ主催者さんも、チラシを渡すと「甘茶かけやってみたい!」という声をよく聞いたそうです。

そしてポイントは、甘茶をかけた後はこちらが言わずとも、皆さん手をあわせます。小さいお子さんでも、お兄ちゃんお姉ちゃんを見て真似します、お兄ちゃんお姉ちゃんはお父さん・お母さんの真似をしています。

普段お寺と縁のない方の場合、お寺に来てもなかなかすぐには「仏様に手をあわせたい」となりません。しかし「甘茶かけ」は「おまいり」がセットになっている点がお寺にとってうれしいのです。
老若男女が誕生仏に手をあわせていく光景を見ながら、私もうれしくなりました。

「甘茶ニアリーイコール甘露」のミスリードが呼ぶ悲劇

甘茶かけをしたあとに「甘茶ティーバッグ」を差し上げると「どんな味だろう?」と、多くの方にはよろこばれました。しかし実は、味を知っていると敬遠されがちという可哀想な甘茶、、、。決して不味いものではないのですが、名前に対する期待感とのギャップがすごいですよね。

そもそもはお釈迦様が生まれた際の産湯として天から注がれたという甘露をイメージしての甘茶です。甘露という言葉は“飲み物が美味であることの喩え”でもあります。もしや「甘茶ニアリーイコール甘露」の飛躍が、甘茶を貶めているのでは?

いっそのこと、ユキノシタ科の落葉低木落葉性の低木アジサイの変種であるアマチャの葉から離れて、甘露を具現化したような飲料を開発してはどうでしょうか?あくまで個人的な印象ですが、子どもの頃に初めて飲んだ『午後の紅茶ストレート』の感動が、甘露のイメージに近いです。『本当に美味しい甘露な甘茶』なるネーミングでKIRINさん、または無印良品さんにお願いできれば幸いです(笑)

冗談はさておき、花まつりのメインイベントは「甘茶かけ」に間違いありません。
12月31日にお寺へ鐘つきに行くように、4月8日はお寺へ甘茶かけをしにいくことが定番の行動様式となれば、花まつりもさらなるにぎわいとなりそうです。

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遠藤卓也

遠藤卓也

立教大学卒。2003年に『お寺の音楽会 誰そ彼』を立ち上げ、主催・運営。IT企業に勤務した後、2012年より未来の住職塾事務局を担当。現在は一般社団法人お寺の未来にて、まいてら編集長を務める他、お寺のHP・パンフレット制作や『お寺の広報セミナー』講師として活動する。

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